2011年 09月 09日
PSX






アソビが変わるぞ。










●奥田民生と大江慎也


奥田民生さんの奥様、佐野美由紀さん。(で、間違えなかったでしょうか?)


彼女はかつて、奥田さんではないあるミュージシャンとお付き合いしていたそうだ。

そのミュージシャンとは、大江慎也
1980年11月にデビューし、デビュー1年以内に3枚ものアルバムを作った、
福岡出身のバンド、ルースターズ(THE ROOSTERS)のボーカル(ギター)。

やがて彼は精神に失調をきたし、音楽から離れていく。


2005年に出版された『words for a book』*という彼の軌跡を辿る本の中で、彼はこう語った。切ない。
 

「『Good Dreams』に入っている『Hard Rain』は東北沢に住んでいる頃に作った曲だよ。
豪雨が降り注ぐ中、タクシーに乗って急いだ風景は今でも覚えている。
詞に出てくる“あの娘”っていうのは、僕が当時付き合っていた娘で、結局別れちゃったけど、
今では有名なロック・ミュージシャンの奥さんになっている」


 *出版社は、フジサンケイグループとも関係の深いシンコーミュージック・エンタテイメント。
  シンコーミュージックの初代社長は、訳詞者でもあり、音楽出版ビジネスの先駆者でもある。
  かつてはビートルズに関連するものを大量に出版していた。



●大江慎也と柏木昇三と石井聰互


柏木昇三は、ルースターズのプロデューサーだった。

大江は心身の不調で入退院を繰り返すようになる。

1985年春、大江はまた入院をする。
そしてルースターズを脱退する。(大江は発表前にはこのことを知らされていなかったという)

1986年ソロで活動再開。プロデュースは柏木昇三。
このあと数枚のソロ作品は、柏木の自己満足だというファンも多く、評判はすこぶる悪い。
自分の持っていた音源を本人の了承もなく発売していたりもする。
ライブでは誰の目にも異常と分かる痛々しい大江の姿があった。


アルバム制作に密接に関わったのが、「1984」**というユニットと、
福岡出身のバンド「デイト・オブ・バース(Date of Birth)」***


  **「1984」は、映画『爆裂都市 BURST CITY 』のサントラを作るために結成されたユニット。
  大江を抜いたルースターズのメンバー、 プロデューサーの柏木省三、安藤広一などがいた。
  後には映画監督までアルバムリリース

  監督石井もプロデューサー柏木も実験的作品が得意のようだ。

  映画は、福岡出身で「ザ・ロッカーズ(TH eROCKERS)」のボーカルであった陣内孝則が主演。
  原子力発電所建設や暴力団など昨今話題の内容が盛り込まれていて興味深い。
  「コント赤信号」も出演している。


  ***「Date of Birth」のメンバーの一人である重藤賢一は、CGクリエイターとしての顔を持ち、
   プレステのキャラクターを創作し、その音楽もDate of Birthが担当している。



●柏木昇三とサンハウスとゴダイゴ


もともと柏木昇三は、福岡出身のバンド「サンハウス(SONHOUSE)」のマネージャーだった。

その後、ゴダイゴのプロデューサーとしても名前を連ねるようになる。
ゴダイゴの解散前の最後のアルバムには、泥を塗りつけた怪しい人物の写真が使われているが、これは柏木だそうだ。

サンハウスとゴダイゴのプロデューサーをしていたのが、ジョニー野村



●ジョニー野村と柏木昇三とJohnny Marr


「ジョニー野村」は、もちろん本名ではない。本名は「野村威温」。(これは本当だろか?)

柏木昇三も別の氏名を持っている。(どれが本名かは分からない)

「Johnny Marr」も本名ではない。本名は「John Martin Maher」だという。


野村がなぜ「ジョニー」という名を使ったのか正確なところは分からないが、
なんと後に柏木も自らを「Marr」と名乗るのだ。
こうなれば当然思い浮かぶのは、「The Smith」のJohnny Marrである。

Johnny Marr
権力に反抗的で弱者に寄り添った音楽を作ったザ・スミス。
Johnny Marrもイギリス王室や政権に常に反対の姿勢を取っている。
ところが彼は、自分と同じ音楽の道へ進んだ子供達に、「Marr」という本名ではない名前をそのまま継承させている。
息子Nile Marr
娘Sonny Marr

本名なら仕方ないが(それだって変えようと思えば変えられる)、
有名になった自分の芸名を継承させるというのは、言っていることとやっていることが随分違うように思う。

彼はまた、クリストファー・ノーラン監督、レオナルド・ ディカプリオ主演の映画『Inception(インセプション)』の音楽にも参加
この映画は潜在意識に入り込む企業スパイの物語。
撮影が日本でも行われ、日本の俳優渡辺謙も出演している

[PR]

by yumimi61 | 2011-09-09 14:06


<< FES      ぎゅうぎゅう >>