2014年 05月 03日
甍(いらか)二十四
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昔の名前で出ています!?



●先日のオバマ大統領来日で非公式夕食会が催された鮨店「すきやばし次郎」は塚本素山ビルのB1Fにある。(看板はプリマハム)
塚本素山」というのは人の名前である(本名ではない)。
千葉県出身。旧制佐倉中学校(現:千葉県立佐倉高校!)→陸軍士官→陸軍→→塚本総業代表取締役・創価学会初代顧問など。三菱とも関わりがある。
塚本総業本社は塚本素山ビル内にある。
塚本総業の現在の社長は塚本清士郎氏。慶應義塾大学卒業。
塚本素山ビルの入居構成
以前は児玉誉士夫氏(故人)の事務所もこのビルに入っていたとのこと。
アメリカと日本の首脳がこのビルで非公式の会食を持つということは、かなり意味のあることだったのだ。


●塚本素山ビルは不二家の看板と本店があるビル(銀座クリスタルビル)のお隣と言ってもいい場所にある。
その昔、『その場所に女ありて』という映画にビル屋上シーンがあり、塚本素山ビルが映っていた。
このブログで詳細が述べられている。
そこにある当時の朝日新聞社は、現在の有楽町マリオン。

映画は広告代理店で働くキャリアウーマンを主人公として、業績低迷気味な難波製薬の新薬広告費をめぐる広告会社の熾烈な裏面工作を描いている。
映画内容の詳細はこちらをどうぞ
そこから一部抜粋。
社歴7年目となる矢部律子(司葉子)は、クライアントであるスカルノ製薬の目薬のポスター案を顧客に却下され、制作部の倉井(山崎努)にデザインとキャッチコピーの変更を指示する。

スカルノ大統領・・・・。
グリコ・森永事件では1984年4月2日(誘拐後のこと)にグリコの江崎社長宅に現金を要求する脅迫状が届いた。
脅迫状には録音テープと目薬容器が同封されており、テープには監禁中に録音した社長の声、目薬容器には塩酸が入っていた。
脅迫状にはさらに「写真ばらすぞ」とも書かれていた。
現金受け渡し日として指定してきた日付は4月8日だったが犯人は現れず、その日に大阪の毎日新聞とサンケイ新聞へ手紙が届いた。
これが一連の事件で犯人グループからの報道機関に届いた最初の手紙(挑戦状)であった。
封筒の差出人名は江崎グリコ社長名になっていた。


●1980年代にリクルートも多くの不動産を所有していた。
リクルートGINZA7は1Q841984年から。
リクルートはバブル景気真っ只中の1988年に戦後最大級と言われた贈収賄事件(リクルート事件)でメディアを賑わした。
尾崎豊さんも手紙でこの事件に触れている
リクルート社の江副会長が自社の政治的財界的地位を高める目的で、政治家、労働省や文部省の官僚、NTT役員などに子会社の未公開株を譲渡した上で店頭公開し、利益を供与した(賄賂)。
かなり多くの有力政治家が譲渡されていたが起訴は免れた人が多かった
しかしこの事件によって総理大臣の座が遠のいた人もいた。
こちらにも書いたが渡辺善美氏の御父上(渡辺美智雄)や安倍総理の御父上(安倍晋太郎)など。
リクルートはこの事件によって経営難に陥り、バブル景気の終焉も重なって、所有していた不動産を手放していった。
こちらには「新橋のリクルートには私も行ったことがある」と書いたが、看護職として行ったのだった。1990年代のことだ。

リクルートGINZA7ビル(G7!)を100億円で購入したのはヒューリック。(G8はまだ自社ビルらしい)
芙蓉グループ(旧安田財閥)の中核企業であり、その流れでみずほフィナンシャルグループと関係が深い。
みずほフィナンシャルグループは「みずほFG」と略されるが、「FはFinancialではなくてFuyoだったりしてね」疑惑がある。


●「すきやばし次郎」が入居する塚本素山ビルのお隣にGAPが入居するビルがある。
このビルもヒューリックが所有している(ヒューリック銀座数寄屋橋ビル)。
GAPは1~4Fに入居。日本最大級の売り場面積を誇る旗艦店を2011年(あなたに出会うため)3月3日にオープンさせた。(こんな形で出会うとは
もともとGAPは数寄屋橋交差点の西側にあった銀座TSビル(東芝→東急)に入居していた。
そのビルが建て替えをするので移転したらしい。
現在持ち主である東急不動産は、理研の創設者でもある渋沢栄一らが設立した田園都市株式会社が前身。


黒船来航、御来光

銀座には海外のブランド店が数多く出店している。
土地を買い自社ビルを建てる者あれば、ビルスペースを賃貸している者もある。
借りるにしても銀座の人気通りの1階フロアーはお安くないと思われ、よほどのコネでもない限り、それを払える企業でなければ借りられない。
かくして世界的に有名なブランドが顔を揃え(借りていただけるならお安くしますよ?)、日本発のブランドは見る影もない。
日本人の海外有名ブランド好きがこうした街を作ることを支えていると思われる。
扱うブランドは若干違うがイオンモールは銀座化によって成功した。
地方においては大型ショッピングセンターの中にプチ銀座があるわけである。
これは軽井沢銀座や軽井沢プリンスショッピングプラザ(軽井沢アウトレットモール)にヒントを得たと思われる。
百貨店も古くからその手法を取り入れているかもしれない。特に百貨店1階。
(1階フロアに漂うあの独特な化粧品香水臭に酔いますよね?でもまあ惣菜の匂いが充満していても困りますね。その点、ショッピングモールのフロアーはだだっ広く何かに特化しないせいか匂いは気にならない)
プチプチ銀座の老舗は群馬ではサントノーレである。
ところで日本の有名ブランドって何だっけ? ユニクロ? 出店してるじゃん?

のっぺりとした顔のない街、銀座
それは地方の幹線道路沿いの景観にも言えることである。



いま、会いにゆきます。いま、愛に生きます。

顔のないビルという批判に一矢報いようと立ち上がったのがスパイダーマン。
なんと銀座のソニービルを“占拠”したというのだ。
高さ約7メートル付近の壁面に全長約2.5メートルのスパイダーマンの人形が設置されの姿が!
スパイダーマンが発したウェブ(蜘蛛の糸)でビル全体が張り巡らされているという。
銀座ソニービルにこんな大がかりな立体装飾が施されるのは初めて。さすがスパイダーマン!
折しもGW、ぜひとも銀座ソニービルへ出かけてみてほしい。(え?もうそれは終わったの?

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by yumimi61 | 2014-05-03 15:10


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