2016年 01月 07日
日本国憲法の秘密-153-
サミットは教団の総会?

皇室経済法にて皇室経済会議の構成員が定められている。

オウム真理教は教団内の教祖の絶対性が事件を引き起こすことになったと言われるけれども、天皇や首相の絶対性、それに付随している宗教家集団、気に入らなければポアパワハラ、この社会とオウム真理教の構造にはいったいどんな違いがあるというのだろうか?
オウム真理教には選ばれない人達(弱者)も多数いたが、こちらの教団は選ばれた人(強者)ばかりだということだろうか?
チェック機関か決定機関に身内や仲間や舎弟を配し、そのうえ権力を利用した恐怖政治・恐怖支配を行うならば、冷静公平に決定することもないだろうし、チェック機能が正常に働くとも思えない。

第八条  皇室経済会議は、議員八人でこれを組織する。
○2  議員は、衆議院及び参議院の議長及び副議長、内閣総理大臣、財務大臣、宮内庁の長並びに会計検査院の長をもつて、これに充てる。

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・衆議院議長:大島理森(69歳)
 青森県出身、慶應義塾大学卒、青森県議、自民党
 尾崎行雄記念財団会長
 国務大臣環境庁長官(第32代)、文部大臣(第128代)、科学技術庁長官(第61代)、
 農林水産大臣(第34代)、自由民主党幹事長(第44代)、自由民主党副総裁(第12代)などを歴任。

・衆議院副議長:川端達夫(70歳)
 滋賀県出身、京都大学卒、東レ(三井財閥の中核企業の1つ)、民主党
 2009年9月、鳩山由紀夫内閣で文部科学大臣に任命され、初入閣した。
 民主党国会対策委員長、民主党幹事長(第6代)、文部科学大臣(12・13代)、内閣府特命担当大臣(科学技術政策担当)、
 総務大臣(第15代)、内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策担当)、内閣府特命担当大臣(地域主権推進担当)などを歴任。

・参議院議長:山崎正昭 (73歳)
 福井県出身、日本大学卒業、福井県議、自民党
 保守主義団体日本会議の役員
 参議院議院運営委員長、参議院武力攻撃事態への対処に関する特別委員長、内閣官房副長官、
 参議院政府開発援助等に関する特別委員長、自由民主党参議院幹事長、参議院副議長(第29代)などを歴任。

・参議院副議長:輿石東(79歳)
 山梨県出身。都留市立都留短期大学(現:都留文科大学)卒、民主党
 参議院国土交通委員長、民主党参議院国会対策委員長、民主党参議院幹事長、民主党代表代行、
 民主党幹事長職務代行、民主党幹事長(第12代)、民主党参議院議員会長などを歴任。

・内閣総理大臣:安倍晋三(61歳)
・財務大臣:麻生太郎(75歳)

・宮内庁長官:風岡典之(69歳)
 新潟県出身、東京教育大学卒、官僚、元国土交通事務次官

・会計検査院長:河戸光彦(62歳)
 山口県出身、東京大学卒、会計検査院
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先日、世界連邦運動やそれに関連する尾崎行雄記念財団のことを書いたので、今日は「保守主義団体日本会議」について。

保守主義団体日本会議」は、1997年5月30日に「日本を守る会」と「日本を守る国民会議」とが統合して組織された。

「守る会」は、円覚寺貫主・朝比奈宗源が神道・仏教系の新宗教に呼びかけて1974年4月に結成、政治課題に対して様々な政治運動を行っていた。一方、「国民会議」は、最高裁判所長官を務めた石田和外らの呼びかけによって財界人・学者中心で、元号法制定を目的に1978年7月に結成された「元号法制化実現国民会議」をもとに、これを改組してつくられ、やはり政治運動を行っていた。

神社本庁*、解脱会、国柱会、霊友会、崇教真光、モラロジー研究所、倫理研究所、キリストの幕屋、仏所護念会、念法真教、新生佛教教団、オイスカ・インターナショナル、三五教等、宗教団体や宗教系財団法人等が「守る会」以来の繋がりで多数参加している。特に神社本庁とは、「建国記念の日奉祝式典」や皇室関連の問題への取り組み等、人的交流も盛んである。2015年の時点で、日本会議の役員62名のうち24名が宗教関係者である。


宗教団体ならば何でもござれといった様相を呈している。

*神社本庁
先日リンクした記事で「安倍のバックには神社本庁がある」と書いてあったが、その神社本庁である。
神社本庁は、神宮(伊勢神宮)を本宗とし、日本各地の神社を包括する宗教法人。
神社本庁自体が宗教法人であり「教団」なのだ。
・本部は東京都渋谷区代々木1-1-2。明治神宮のお隣というか敷地というか。
 地方機関として各都道府県に1つずつ神社庁を置いている。
・総裁は伊勢神宮祭主・池田厚子(旧名・厚子内親王 昭和天皇の四女)。
・統理は霞会館理事長で前・伊勢神宮大宮司の北白川道久。
・総長(宗教法人としての代表役員)は石清水八幡宮宮司で京都府神社庁長・田中恆清。
 田中は日本会議副会長も務める。
・神社本庁は神社本庁が包括する神社を定めている。→別表神社
・各種、関係、友好、指定団体あり。
 
指定団体の一例として全国神社スカウト協議会がある。
神社アイドルグループでも作るためのスカウトと思うかもしれないが、ボーイスカウトとガールスカウトなのである。
 全国神社スカウト協議会加盟団一覧
実はボーイスカウトは薩摩藩にルーツがあるという説があるのだ。
ボーイスカウトは、1900年代初頭、イギリスの退役軍人のロバート・ベーデン=パウエル卿(B-P)がイギリスの行く末を懸念し、将来を託すことの出来る青少年の健全育成を目指して創設したことにはじまるのだが・・・。
神社本庁の指定団体であるということは、この説も信憑性が高い。(とはいえ、薩摩藩というよりも元々は東にあったものだと思うけれども)

「B-Pは薩摩藩の伝統的な子弟教育法である郷中にならってボーイスカウトを創設した」という説がある。
戦前の一時期まで日本のボーイスカウト界において、および後藤新平による郷中教育の調査以降の郷中研究において主張されたものであるが、後述のとおりB-P本人は否定している。

1908年、英国ボーイスカウトを視察した北条時敬は講演で、ボーイスカウトと郷中がよく似ており、郷中にボーイスカウト起源があると推測されると述べている。
日本のボーイスカウト運動の草分けである深尾韶は『少年軍団教範』(1915年)のなかで「ボーイスカウトが英国に起ったのは、我が日本の鹿児島に於ける健児の杜の方限の組織に倣ったのだ」と言及している。
また、目黒栄は『新生少年団の運営』(1942年)の中でB-Pは日本の駐英武官から薩摩や会津の子弟訓練法を教わったと記述している。
少年団日本連盟総裁であった後藤新平は鹿児島で郷中に関する調査を行い、それを紹介する文章でボーイスカウトは「古武士の俤に芽生えた新武士道」である事が瞭然であると述べている。



前述の記事では安倍内閣19閣僚中16人が神社本庁を母体とする政治団体「神道政治連盟国会議員懇談会」のメンバーであると述べられていたが、保守主義団体日本会議にも多くの国会議員が参加している。
目的は同じとみていいだろう。

連携する国会議員の組織に日本会議国会議員懇談会、地方議員の組織として日本会議地方議員連盟があり、「国会議員懇談会」には国会議員が約289名、超党派で参加している(1997年5月29日発足。現在の会長は平沼赳夫)。財界で連携する組織に日本会議経済人同志会がある。
組織は都道府県を9区域にまとめ、県毎に県本部を置き、さらにその下に支部が置かれている。各都道府県本部には、専従で勤務する活動家が配置されている。月刊機関誌「日本の息吹」を「国民会議」から引継いで発行している。


専従活動家って・・・。

■政治姿勢に関する評価・報道■
・朝日新聞は、この団体について、「右派」「保守系」とされる団体では国内最大級の組織であり、安倍晋三と思想的にも近く、集団的自衛権の行使を認める閣議決定の際にも、支持する見解を出した、と報道した。

・東京新聞は、この団体を「日本最大の右派組織」である、と報じた。また、2012年に発足した第2次安倍内閣の閣僚19人のうち13人が懇談会のメンバーであり、また、日本会議地方議員連盟所属の議員が全体定員の40%を越える県議会が国に15に及ぶ。朝鮮人強制徴用犠牲者追悼碑撤去請願を採択した群馬県議会もそのうちのひとつ、と報じた。また、「日本会議の前身の『日本を守る会』は、過去の満州地域侵略を主導した将校らの思想的バックボーンになった宗教右派の流れとしたパートナーであり、(もう一つの母体である)『日本を守る国民会議』は右翼と結びついた組織」等の識者の批判を報じている。

・毎日新聞は、この団体が、「選択的夫婦別姓に反対するなど、復古的な家族観を持つ政治団体」であるとの識者の意見を報じている。

・アメリカのニューヨーク・タイムズは、日本会議を「ナショナリスト(国家主義者)組織」と評した。

・韓国の聯合ニュースや中央日報は、日本会議が“日本の右傾化の流れに相当な影響力を行使している”と報じ、“積極的な対処が必要だ”と論じている。



これが日本会議の役員だ!

==日本会議の役員(平成27年6月15日現在)==

[名誉会長]
三好達  元最高裁判所長官

[顧 問]
石井公一郎   ブリヂストンサイクル(株)元社長
北白川道久  神社本庁統理
鷹司尚武   神宮大宮司
服部貞弘  神道政治連盟常任顧問
渡邊惠進  前天台座主

[会 長]
田久保忠衛  杏林大学名誉教授

[副会長]
安西愛子  声楽家
小田村四郎  元拓殖大学総長
小堀桂一郎  東京大学名誉教授
田中恆清  神社本庁総長

[代表委員]
秋本協徳  新生佛教教団最高顧問
石原慎太郎  作家
板垣正  元参議院議員
市川晋松  前日本相撲協会相談役
伊藤憲一  青山学院大学名誉教授
稲山霊芳  念法眞教燈主
今林賢郁  (公社)国民文化研究会理事長
入江隆則  明治大学名誉教授
宇都宮鐵彦  株式会社日華代表取締役会長
大石泰彦  東京大学名誉教授
岡田光央  崇教真光教え主
岡野聖法  解脱会法主
小串和夫  熱田神宮宮司
尾辻秀久  日本遺族会会長
加瀬英明  外交評論家
城内康光  元ギリシャ大使
黒住宗晴  黒住教教主
慶野義雄  日本教師会会長
佐伯彰一  文芸評論家
佐藤和男  青山学院大学名誉教授
澁木正幸  日本会議経済人同志会会長
志摩篤  (公財)偕行社理事長
志摩淑子 (株)朝日写真ニュース社会長
住母家岩夫  日本会議経済人同志会相談役
関口慶一  佛所護念会教団会長
千玄室  茶道裏千家前家元
髙城治延  神宮少宮司
武覚超  比叡山延暦寺代表役員
竹本忠雄  筑波大学名誉教授
長曽我部延昭  神道政治連盟会長
寺島泰三  (社)日本郷友連盟会長
德川康久  靖國神社宮司
中島精太郎  明治神宮宮司
中野良子  オイスカインターナショナル総裁
長谷川三千子  埼玉大学名誉教授
廣池幹堂  (公財)モラロジー研究所理事長
保積秀胤  大和教団教主
松山文彦  東京都神社庁庁長
丸山敏秋  (社)倫理研究所理事長
村松英子  女優・詩人
横倉義武  日本医師会会長

[監 事]
加瀬英明  外交評論家
澁木正幸  日本会議経済人同志会会長

[理事長]
男成洋三  明治神宮崇敬会理事長

[事務総長]
椛島有三  日本協議会会長

[事務局長]
松村俊明  日本会議常任理事

以上の役員を始め本部理事、百人委員約400名、
47都道府県本部役員約3100名がご就任です。
日本会議役員名簿より>

加瀬英明氏は、オノ・ヨーコさんの従弟。
一頃盛んにニュースにもなった「新しい歴史教科書をつくる会」の顧問であり、「新しい歴史教科書」を出版している自由社の社長。
同名同所在地の別会社・自由社(石原萠記社長)の取締役でもある。
第二次世界大戦に関して日本は責めを受ける立場にないと主張しているそうだ。(日本がどこの誰を指すかによって違うのだろう)
オノ・ヨーコの父と加瀬英明の母が兄妹で、この兄妹の父が日本興業銀行総裁であった小野英二郎。
同志社で新島襄から洗礼を受けた。同志社事務→日本銀行→日本興業銀行。

加瀬英明の父は加瀬俊一。
第二次世界大戦前後に活躍し、国際連合加盟後初の国連大使や外務省顧問、内閣総理大臣顧問などを歴任した。
第二次世界大戦終結時の1945年(昭和20年)9月2日に連合国軍の戦艦ミズーリ上で行われた降伏文書調印には、重光葵外相、岡崎勝男条約局長らと共に全権団に随行した。

佐藤栄作と中曽根康弘の両内閣で首相顧問を務め、また晩年の吉田茂にも親しく仕えた。佐藤のノーベル平和賞受賞に向けて積極的なロビー活動を行い、受賞決定後に佐藤は「今回の受賞のかげに加瀬君の努力のある事を忘れるわけにはゆかぬ」と自らの日記で述べている。
名文家であり、松岡・東郷・重光といった第二次世界大戦前後の歴代外務大臣の知遇を得た加瀬の証言は、大戦前後の日本外交を知る上で貴重なものとなった。NHKや英米製作の現代史ドキュメンタリーのインタビューにも、たびたび出演している。また、保守系の国民運動・政治団体である日本を守る国民会議(現日本会議)議長も務めた。


安倍首相の祖父・岸信介首相の弟である佐藤栄作首相にノーベル平和賞をあげたのは、国連と関係が深い加瀬俊一だった。
オバマ大統領は誰から貰ったのかしら?
安倍首相は元国連職員だったらしい山本一太議員とも仲良しらしいから、そのうちノーベル平和賞が貰えるかも。
第3次世界大戦して世界連邦を設立してからかな。
「全ての戦争を終わらせるための戦争/The war to end all wars」。

上の記述の第二次世界大戦については、近くにいた人が都合の良いように証言したら人々は信じやすいので、簡単に事実が捻じ曲げられてしまうという側面もありますね。
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by yumimi61 | 2016-01-07 15:32


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