2017年 07月 14日
日本国憲法の秘密-516-
トランプ大統領!未定になっていた科学顧問はもう決まりましたか?それとも永遠の秘密ですか?

前記事にオバマ大統領就任時の経済顧問団のことを書いたけれど、トランプ大統領の科学顧問(アメリカ合衆国科学技術政策局の局長)が未定のままで分からない。
オバマ政権ではジョン・ホルドレン前ハーバード大教授(理論物理学・環境政策)であった。
ハーバード大を巻き込むSTAP細胞騒動はジョン・ホルドレン大統領科学顧問の下で起こった事件でしたね。



ブロンフマン家の3代目でユダヤ界のドンでもあったエドガー・ブロンフマンは2013年に亡くなった。

息子であるエドガー・ブロンフマン・ジュニアは若い頃は家業に反発し、音楽家・演劇プロデューサーとして身を立てていた。 
彼が1989年に社長に就任してからシーグラムがMCAやポリグラムを次々と買収したのはこのような背景からである。
エドガー・ジュニアはシーグラム売却後もヴィヴェンディ・ユニヴァーサルの副会長にとどまっていたが、同社をNBCが買収した際に退任。その後、2004年にタイム・ワーナーの音楽部門であるワーナー・ミュージック・グループを他の投資家たちと共同で買収し、現在はその会長となっている。


家業に反発したとあるが、エドガー・ブロンフマンという名をそのまま継いでエドガー・ブロンフマン・ジュニアと名乗り、シーグラムの社長にも就任しているので、反発とは言えないであろう。

直接の関係がない分野の会社を多数傘下に収めている企業グループのことをコングロマリットと言うが、メディアや娯楽産業ではメジャーな企業であっても関連ある会社を多数傘下にしているということが多く、全く関係ない畑違いの会社を所有しているということがほとんどない。
従ってシーグラムという酒造会社と娯楽産業の繋がりに一見違和感を感じるのだと思うが、一般的なコングロマリットではむしろ普通のことである。

映画産業であるハリウッドを築いたのはユダヤ人で、ユダヤ系ギャングが多額の投資をしていた。
1930年代に金融資本と結びついて8大映画会社(Hollywood majors)が成立した。
ユダヤ人が創業し経営していたので、ユダヤ系ではない企業がなかなか買収できなかったという背景があると考えられる。(買収などしようものなら反ユダヤ企業だと烙印を押されADLに猛烈に抗議されたり脅されたりしてしまうため)

1.パラマウント ・・・ハンガリー系ユダヤ人
2.MGM(メトロ・ゴールドウィン・メイヤー) ・・・ロシア系ユダヤ人
3.20世紀フォックス ・・・ハンガリー系ユダヤ人
4.ワーナー・ブラザース ・・・ポーランド系ユダヤ人
5.RKO ・・・前身会社にはケネディ大統領父が関係している。現存しない。版権はワーナーが保有。
6.ユニバーサル ・・・ドイツ系ユダヤ人
7.コロムビア ・・・ドイツ系ロシア系ユダヤ人
8.ユナイテッド・アーチスツ ・・・チャップリンなどが創立、創立者の1人がユダヤ系、現在はMGM傘下。
(1~5がビッグファイブ、6~8がリトルスリーと呼ばれる)

映画企業は当初からユダヤ人よって始められ、ユダヤギャングやユダヤ全融業者が支援し、ユダヤ政治家を背景に成長した。
第二次世界大戦前には作家、脚本家、演出家はほぼユダヤ人によって占められており、さらにユダヤ系の俳優や芸術家や音楽家なども抱え込み、アメリカの5大産業の1つになる。
とある調査によれば、戦後1965~1982年の間にメジャー映画会社の中で働いていたプロデューサー、ライター、ディレクターの62%がユダヤ教徒の家庭に育ったユダヤ人であったそうである。

上記のメジャーから現在は5のRKOと8のユナイテッド・アーチスツが抜けて、代わりにウォルト・ディズニーとソニーが入る。コロンビアもソニーの傘下となっている。
ウォルト・ディズニーはユダヤ人ではなく(一族はアイルランド移民で父はカナダ生まれ)、当初ユダヤ人は雇わないという主義であったが、1980年代初めに破綻危機に見舞われ、創業者の甥が経営立て直しのために招き入れたのがマイケル・アイズナーという東欧系(チェコ出身)ユダヤ人であった。
後にその創業者の甥とも意見が合わなくなり創業者一族との軋轢が表面化。ディズニー―はユダヤ人に乗っ取られたと言われるようになる。
1984年から2005年までCEOを務めた。その後は投資家に転身。投資の傍らスタジオを設立し司会業などもこなす。


上に書いたようにコングロマリットが異なる分野の会社を傘下に持つ企業グループであるが、メディアや娯楽産業ではそうではないので、「メディア・コングロマリット(media conglomerate)」とメディアを冠して呼ばれる。
映画、放送、新聞・出版、インターネットなど多様なマスメディアを傘下に収める巨大な複合企業・寡占企業のことである。
アメリカを本拠地とするメディア・コングロマリットのビッグファイブ。
・・・は傘下にある放送・出版の代表的企業。

1.コムキャスト(NBCユニバーサル)
  ・・・ユニバーサル・ピクチャーズ(映画)、NBC(放送)
2.ウォルト・ディズニー・カンパニー
  ・・・ウォルト・ディズニー・ピクチャー(映画)、ABC、ESPN、ディズニーチャンネル(放送)
3.21世紀フォックス・ニューズ・コープ 
  ・・・20世紀フォックス(映画)、フォックス(放送)
  ・・・ザ・サン、タイムズ、ニューヨーク・ポスト、ウォールストリート・ジャーナル(出版)
4.ナショナル アミューズメント(バイアコム・CBSコーポレーション)
   ・・・パラマウント(映画)、MTV、CBS(放送)
5.タイム・ワーナー 
   ・・・ワーナー・ブラザース(映画)、CNN、TBS(放送)、タイム、ピープル、フォーチュン(出版)


1.コムキャスト(NBCユニバーサル)  

1990年松下電器(MCA)→1995年シーグラム(ユニバーサル)→2000年ヴィヴェンディ(ヴィヴェンディ・ユニバーサル)→2004年GEと合併(NBCユニバーサル)→2009年コムキャスト(NBCユニバーサル)

MCAの大元はシカゴのタレント事務所。
この会社MCAがユニバーサルを買収したイギリスのデッカ・レコードアメリカ法人を買収した。
デッカ・レコードは1930年代にEMIと並んでイギリスの2大レコードであった。
MCAはその他にもモータウン・レコードや(カート・コバーンにギターを買ってくれなかったディビッド・ゲフィンの)ゲフィン・レコードなどを次々と買収。
そのMCAを日本の松下電器が買収したのが1990年。しかし5年後にブロンフマン家のシーグラムに売却した。
ブロンフマン家は大手総合化学メーカーデュポン社の大株主でもあったが、MCAを買収するためにデュポンの株を手放している。それほど手に入れたかった。
というのも、MCAにはユニバーサルが含まれていたからだ。
ドイツ系ユダヤ人が創業した上記の8大映画会社の1つにも含まれていたユニバーサルである。
ユダヤの手に再び取り戻さなければならないという使命感があったに違いない。

2004年、シーグラムのユニバーサルはフランスのヴィヴェンディと合併した。
ヴィヴェンディ
ヴィヴェンディ(Vivendi)はフランスの企業。前身は水道事業を中心とするジェネラル・デ・ゾー社。1990年代からメディア事業や電気通信事業に進出し、2000年にカナル・プリュス、シーグラムとの合併によってヴィヴェンディ・ユニバーサルとなった。
ヴィヴェンディの前身のジェネラル・デ・ゾーは1853年に水道会社として設立された。
設立者はフランスのロスチャイルド家。もちろん大株主。

ただどこでもそうらしいが、音楽など娯楽部門はなかなか利益が上がらない。
はっきり言って儲けに繋がらない商売である。
儲けの基本は何でしたか?
安く買って高く売る。無料で得て高額で売る。投資しないで(経費を注ぎ込まないで)作り上げて売る。
娯楽部門はこの基本に則れない商売ということだ。
ミイラ取りがミイラになる、ロスチャイルド家にしてもそうだった。
赤字の膨らんだエンタテインメント事業(ヴィヴェンディ・ユニバーサル・エンタテインメント)の大半をGE(ゼネラル・エレクトリックに売却し、GE傘下のNBCとヴィヴェンディ・ユニバーサルを合併しNBCユニバーサル(GE 80%、ヴィヴェンディ・ユニバーサル20%)を設立した。

GEというとエジソンを思い出すかもしれないが、エジソンだけでは現在のような大企業になることは無理であったろう。
エジソンの会社は前身会社の1つではあるが、ライバルも多く(電流戦争)、実質的にGEを設立したのはドレクセル・モルガン&カンパニーであった。
ドレクセル・モルガン&カンパニーはJ.P. モルガン&カンパニーの前身であり、1871年にJ・P・モルガンとアンソニー・ジョセフ・ドレクセルが共同で設立した会社。
1895年にドレクセルという名を外した。
鉄鋼会社を買収して巨大化していく。タイタニック号の実質的なオーナーでもあった。
2000年にチェース・マンハッタンと経営統合してJPモルガン・チェースとなっている。アメリカ最大の資産を有する銀行。

ドレクセルという名に聞き覚えはありませんか?そう、先日出てきましたね。
1975年、ロスチャイルド系のランベール銀行がブリュッセル銀行(1871年ジャック・エレラが創業)と合併してGBL となった。
GBLは翌1976年にフランシス・マーティン・ドレクセルが創業したアメリカの銀行の支配権を得る。
フランシス・マーティン・ドレクセルはオーストリア生まれで、イタリアのカトリック教会でイタリア語と絵画を学ぶ。
1817年にアメリカに移住。
1837年に永住権を取得した後、アメリカ大手金融会社の1つとなるDrexel&Co.を設立。
メキシコ・アメリカ戦争とアメリカ内戦で連邦政府との金融取引に携わる。
創業者が1860年に死去し息子が事業を継承。
1868年にパリの会社Drexel、Harjes&Co.が設立され、1871年にはJ. P. モルガンと提携してニューヨークにDrexel、Morgan&Co.を設立。
だがその後、会社は傾いて行く。
幾つかの合併や改称を経て、1976年にベルギーに本拠を置くグループ・ブリュッセル・ランバート(Groupe Bruxelles Lambert、GBL)に吸収され、ドレクセル・バーナム・ランベール(Drexel Burnham Lambert)という社名になった。
1980年代の企業乗っ取りの中心にいたのがこの会社。ブロンフマン×ランベール一族の賜物のような銀行。
ランバートに吸収合併される前からドレクセルにいて、1980年代にジャンクボンドの帝王"Junk Bond King"として名を馳せたのがマイケル・ミルケン。
傾いていた会社はアメリカ5位の投資銀行となりウォール街に欠かせない会社へと変貌を遂げた。


モルガンもドレクセルもロスチャイルド系。
結局NBCユニバーサルはコムキャストの傘下に入るが、コムキャストの創業者はロシア系ユダヤ人である。

先日も書いた通り、ユニバーサル・ミュージックはGEとの合併の対象外であり、GE→コムキャストに移らず、フランスのヴィヴェンディが所有している。


5.タイム・ワーナー 
シーグラムのエドガー・ブロンフマン・ジュニアはMCAとポリグラムを買収して世界最大のレコード会社を所有することになったわけだが、それをフランスのヴィヴェンディに売却。さらにGEに売却されると役職も退任した。
ブロンフマン家はタイム・ワーナーの株主でもあった。
タイム・ワーナーも業績低迷悪化を改善するために音楽部門を切り離すことにした。
これを買ったのがエドガー・ブロンフマン・ジュニアを含む投資家グループである。
完全に売却したので、ワーナーという同じ名称を依然使用しているものの、タイム・ワーナーとワーナー・ミュージック・グループに資本関係はない。
エドガー・ブロンフマン・ジュニア取締役会長兼CEOである。
要するに彼はユニバーサル・ミュージックではなく、ワーナー・ミュージックを選んだということになる。
世界はひとつ~♪ではないけれども、ユニバーサルとワーナーもいずれ合併するんですかね?


アメリカ本拠地以外
本社が日本のソニー、フランスのヴィヴェンディ、ドイツのベルテルスマンが世界的な巨大メディア・コングロマリットとして挙げられることがある。
しかしソニー全体で言えばメディアだけでなく一般的なコングロマリットでもある。そのため単純に企業グループの売上高を比較すれば他のメディア・コングロマリットよりも桁違いに高い。
いずれソニーも合併するんですかね?

でも、世界はひとつ~♪ の世界で、映画を作ったり、歌を歌う理由って何ですか?
世界はひとつの世界で、映画や歌ってどこまで響くんでしょうか?
すれ違いや重なり合わない隙間に生まれる感情を描くものなのではないでしょうか?
それとも何か麻薬みたいなものですか?






                   








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by yumimi61 | 2017-07-14 11:53


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