2017年 05月 07日 ( 1 )

2017年 05月 07日
日本国憲法の秘密-467-
インナーサークルという言葉を知っているだろうか?
かつてヘヴィメタ(ヘビだと~~~~蛇っぽいのでここはあえてヘヴィにしておく)(ベビメタでもない)に陶酔していた彼なら知っているかもしれない。

ヘヴィメタという言葉を聞いたことはあるが実際何を指すのか分からないという人もいるかと思うのでまずはヘヴィメタ。
1960年代の終わりから1970年代の初頭にかけてイギリスやアメリカなどで広く発展したロックのスタイルのひとつである。
日本での発展はそれより遅れている。
そしてヘヴィメタととヴィジュアル系が混同されていることがよくある。
見た目が派手と言うか独特と言うか何というかのヴィジュアル系バンドをヘヴィメタと思っている人も少なくないのだが基本的には見た目は関係ない。
ただ長髪とか上半身裸とか革パンとか、全体的には黒色チックがとても好きかもしれない。
でも音楽だけに特徴は音と歌詞。
音がその名の通りヘヴィ。

ヘヴィメタルは比較的古くから、アリーナ向けの商業ロックとアンダーグラウンドにシーンが分かれていて、また時代が下るごとにシーンも細分化が進んできた。シーンの分化はすなわち音楽性の多様化といえ、ヘヴィメタルは様々なサブジャンルを内包している。
とはいうものの、このジャンルに分類されるバンドのサウンドはハードロック同様、エレクトリック・ギターの歪んだ音を強調した、過激なものであるのが基本的である。それはヘヴィメタルが、ハードロックが限界点を迎えた後、パンク・ロックムーブメントの中で新たな音楽性を求め発展した末に生まれたジャンルであることによる。従って、ハードロックとヘヴィメタルの間に厳密な境界線は無く、ハードロックとヘヴィメタルとをひとくくりにしてHR/HM(HM/HR)と呼ぶこともある。


歌詞が独特。

攻撃的な音楽性に合わせ、歌詞もやはり攻撃的なものが目立つ。 一般社会(特に日本)では悪魔崇拝やオカルト、猟奇的な犯罪、麻薬についてなど、退廃的で過激な歌詞の印象、ないし偏見をもって語られることがあり、PTAなどから批判の矛先になることがある。これは、このジャンルの始祖的存在であるブラック・サバスとそのヴォーカルで放送禁止用語を多用するオジー・オズボーンなどのイメージから、ある程度は仕方の無いものと言える。

しかしメタルのメインストリームはアイアン・メイデンに代表されるように、メロディの美しさやリズムの格好良さに重きを置いており、歌詞の過激さはあくまでもギミックとしてのものである。そうしたものだけではなくポピュラー音楽として普遍的なラヴソングも存在し、他にはスラッシュメタル以降に多く見られるよう政治・社会問題を訴えるもの、移民の歌のように歴史的事象を取り上げたもの、人生観や個人的感情について唄ったもの、ドラゴンフォースに代表されるようなファンタジーもの様々なものが歌詞のテーマにされている。

過激な内容の歌詞も、単に注目を引くためのもので、作詞者の実生活や、メディアの取材やコンサートでのファンとの交流で見せるメンタリティとはかけ離れていることもままある。だが、ブラックメタルやマリリン・マンソンのように、本格的に反キリスト思想などの主張を歌詞に取り入れ、音楽活動全体の指針にしているバンドが存在するのも事実であるが、その一方でストライパーのようなクリスチャン・メタルという分野もある。これらも上記の政治・社会問題や歴史的事象を取り上げたものの派生とも取れる。


メタルとかロックとかパンクとかいう音楽は反体制・反権力であると思っている人も多いし、そうでなければならないと当事者たちが思い込んでいるふしもある。
でも人気者になる、つまり音楽家が職業として成功するということは、反体制や反権力とは相容れないところがある。
だって政治家は選挙で勝利した人達、つまり大衆に支持された人達なのだから、同じ土台(ステージ)に立ってしまう。
大衆に支持された時点で反体制・反権力であることはかなり怪しくなってくる。
これは当事者たちのジレンマにもなり、ストイックであるほど耐え難いものとなる。

でもそもそもメタルやロックやパンクって反体制・反権力なのかという疑問も生じる。
反キリスト思想を持つ者もいるが、その一方ではキリストを熱烈信仰する者もいる。
悪魔崇拝の象徴とされるデビルスター(反五芒星)や聖ペテロ十字(逆十字)を身に着けたり掲げたりする者がある一方で、ローマカトリックという世界的権威・権力の象徴である十字架をこよなく愛する者もいる。
宗教の権威権力は絶大である。
例えばロックバンドが大統領を支持をする。大統領なんて誰がなっても権力者であることに変わりない。
反体制・反権力を謳うならば大統領なんて支持できない。
ちなみに聖ペテロ十字(逆十字)は、ペテロが「私がキリストと同じ磔ではおこがましい」と言ったので逆にされたわけだから、対峙した悪魔ではなく謙虚なバリバリのキリスト信奉者である。
反体制・反権力ではなく、「自分の都合の悪いものには反対する」、これが多くの人間に共通することなのだ。
それにもし権力者も悪魔崇拝者だったら、反体制・反権力で悪魔崇拝しても同類になってしまうわけだし。


さてインナーサークル。
インナーサークル (Black Metal Inner Circle または Black Circle) は、90年代初期のノルウェーのブラック・メタルバンドとその関係者らを指して使われた言葉である。「誰が一番邪悪か」を競うかのように、教会の放火から殺人に至るまで様々な事件を起こしてヨーロッパ中を震撼させ、後のブラック・メタル・シーンにも多大な影響を与えている。
マスコミや音楽ジャーナリズムによって「悪魔崇拝集団」としてセンセーショナルに報道されたが、全ての事件に悪魔崇拝が関係しているとは限らない。中には Emperor の Samoth や Faust のように悪魔主義者ではない者も多数おり、ひとつの宗教的、思想的信条によって括れる性格のものではないと言える。


1991年4月8日、ノルウェーのヘヴィメタ、ブラックメタルバンドのバンドマンが死んだ。
ブラックメタルは反キリストであることが多い。
銃で頭を撃ちぬいたという。彼は同じバンドのメンバーと同居していた。
同居人が何より先にしたことは死体写真を撮ったこと。
その死体写真はアルバムジャケットに利用された。

ノルウェーの首都オスロにとあるレコードショップが開店。オーナーは死体写真を撮ったバンドマンであった。
このショップに集う若者達がショップの地下室で秘密結社(インナーサークル)を作った。
「誰が一番悪魔を崇拝しているか」、悪魔崇拝に囚われ、武勇伝を獲得するために、彼らは悪事に手を染めていく。
教会や礼拝堂を放火、メンバーの自宅を放火、同性愛者の殺人、暴行、不法侵入など・・・。
そしてついにはレコードショップオーナーであるバンドマンも殺害された。
社会を震撼させ、罪を犯した者は当然刑務所送りになったわけだが、懲りることなく刑務所内から作品を発表した。



inner circle(インナーサークル)とは、権力中枢部の側近、あるいは組織内で実権を握る少数の人々、そのグループのことである。
本来ヘヴィメタやブラックメタルバンドには関係ない。
インナーサークルは経済界全般、また政界にも影響力を発揮しうるビジネスリーダーのグループのことである。
いわばビジネス界のトップエリート。ではどうしたらビジネス界のトップエリートになれるのか。

 ・大企業の最高経営責任者(CEO)や経営幹部
 ・大企業の外部取締役や諮問委員会メンバー
 ・経済団体やシンクタンクの理事
 ・大学や慈善団体の理事
 ・政府高官や政府機関の諮問委員会メンバー

上記のどれか1つに該当しているということではなく、あれもこれもやっておいたほうがいい。ネットワークは増えパイぷは太くなり、箔が付き評価が高まるから。


ところで政府高官。
日本の報道で聞く政府高官はかなりの確率で官房長官のことなんだとか。
でも一般的には省庁の役職者。
日本の場合、省のトップは大臣で、庁のトップが長官と呼ばれている模様。組閣の時に決まる人達で多くは国会議員だけれども民間人でもよい。首相が決めている。
一方、省庁の役職者は国家公務員(と言っても広義には国会議員も国家公務員に含まれるけれど)。官僚と呼ばれたりもする。

アメリカの仕組みは日本のそれとは違う。政治任用制度。
各省庁の長官(アメリカに大臣はいない)のみならず、多くの政府高官を大統領が指名する(上院が承認)。
その数3000人ほど。この人達は議員や公務員である必要はない。
但しホワイトハウスの主が変われば、長官をはじめ政府高官、その下にいる補佐官や秘書さんなどごっそり入れ替わる。
だから回転ドア(revolving door)」とも呼ばれる。(まさにサークル!)

ジャパンハンドラーとして有名なアーミテージさん(カトリック信者らしい!)も政治任用制度で政府高官となった人物である(レーガン大統領とブッシュ大統領の時に政府高官だった)。
政治家と言われるが日本のような議員ではない。
経済界出身ではなく元軍人。だから安全保障分野に強い。
いろいろな団体や会社があるので政府高官を辞めても別に苦労はしない。天下りと非難されることもまずない。



1969年、ソニーの盛田昭夫はJPモルガンの国際諮問委員会の役員に就任した。
アメリカに渡って5~6年、48歳の時である。
子供達の学校のお付き合いの中で紹介されたというロックフェラーの力が大きかったであろう。
当時はまだロックフェラー3世(1906-1978)が存命だった。
ロスチャイルド→ロックフェラーのモルガンの国際諮問委員会である。
当然大企業のお偉いさんなどがいるわけである。その上、アメリカの企業の国際諮問委員会は取締役会にも匹敵するほど大きな権限を持っていたという。
ここで培った人脈がトップエリートの道を開いた。








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by yumimi61 | 2017-05-07 17:23