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2017年 06月 05日
日本国憲法の秘密-490-
ジョセフ・グルーは1908年から第一次世界大戦アメリカ参戦1917年までドイツにいた。

ジョセフ・グル―がドイツで何をやっていたかと言うと、ハーバート・フーヴァーがドイツで何をする気なのか見張っていた(見極めていた)のである。ちなみにジョセフ・グル―は華やかなドイツの社交界生活が結構気に入っていたらしい。

ハーバート・フーヴァー(共和党)は、1929-1933年のアメリカ大統領。
スタンフォード大学(2005年にスティーブ・ジョブスが卒業式でスピーチした大学)を卒業後、オーストラリアの鉱山で鉱山技師として働き始め、その後中国で鉱山の開発に従事し、億万長者になる。
1907年から1912年にかけてフーヴァーはドイツの鉱山学の父と呼ばれるゲオルク・アグリコラの古い技術論文を翻訳している。
次期大統領候補の呼び声も高かった。
人々がドイツの発展を脅威に思っている最中にドイツに近づいていったハーバート・フーヴァー(アメリカ)は、親ドイツなのか、それとも反ドイツなのか。
ヨーロッパロスチャイルド系からすれば、反旗を翻しそうなアメリカの動きは気になるところである。

ハーバート・フーヴァーはクェーカー教徒の一家に生まれて自身もクェーカー教徒であった。
クェーカー教徒と言えば、アメリカ建国に一役買ったトマス・ペイン、ジョンズ・ホプキンス(大学の初代学長はラッセル商会にいたダニエル・ギルマン)。GHQにも信者がいて現天皇の皇太子に家庭教師を務めたエリザベス・ヴァイニングもクェーカー教徒であった。


1901-1909年 セオドア・ルーズベルト(共和党)(フランクリン・ルーズベルトと親戚)
1909-1913年 ウィリアム・タフト(共和党)(イェール大学、ラッセル商会、スカル・アンド・ボーンズ)
1913-1921年 ウッドロウ・ウィルソン(民主党)(父がアメリカ長老教会創設者)(ジョンズ・ホプキンス大学から政治学のPh.D. を受けている)


1921-1923 共和党 ウォレン・ハーディング(在任中に急死)
1923-1929 共和党 カルビン・クーリッジ(ラッセル商会の取締役だった一族)
1929-1933 共和党 ハーバート・フーヴァー 
1933-1945 民主党 フランクリン・ルースベルト(ラッセル商会の取締役だった一族、在任中に急死1945年4月)
1945-1953 民主党 ハリー・トルーマン(ルーズベルト大統領死去により副大統領だった彼が昇格)
1953-1961 共和党 ドワイト・アイゼンハワー

ウィルソン大統領(民主党)の下で食糧庁長官、
ハーディング大統領(共和党)、クーリッジ大統領(共和党)の下で商務長官、
そして自身が大統領になる。
第二次世界大戦後はトルーマン大統領(民主党)、アイゼンハワー(共和党)の下で働いた。
ジョセフ・グル―が共和党政権から民主党政権になっても駐ドイツ外交官を留任したように、ハーバート・フーヴァーも共和党と民主党の垣根を超えている。
(なにしろロックフェラーが二大政党制を勧奨しており共和党と民主党のどちらも支援していたというのだから)
但しハーバート・フーヴァーは2期目の大統領選で、ラッセル商会でアジア担当役員だった一族のフランクリン・ルーズベルトに大敗を喫し、ルーズベルト政権にはお呼びがかからなかった。
フーヴァーはフランクリン・ルーズベルトを厳しく批判するようになる。
フランクリン・ルーズベルトは私が民主党っぽくない大統領だったと書いた人である。(原爆開発に消極的)
ハーバート・フーヴァーは大統領退任後にスタンフォード大学に政策シンクタンクである「フーヴァー戦争・革命・平和研究所(フーヴァー研究所)」を創設している。
またアメリカにおける原爆開発発祥の地であるコロンビア大学から、トーマス・エジソンと並んで「アメリカ史上2人の偉大な技術者」として表彰されている。


第一次世界大戦の終盤、ジョセフ・グル―とハーバート・フーヴァ―は一緒にフランスに入った。
彼らが日本の代理人として西園寺八郎と牧野伸顕、松平恆雄、吉田茂を育成した。
西園寺八郎は天皇の私的顧問、牧野伸顕は公式顧問、松平恆雄と吉田茂は私的相談役になった。

=天皇在位=
明治天皇 1852-1912
大正天皇 1912-1926(1921からは正式に皇太子に摂政任命)
昭和天皇 1926-1989

西園寺八郎(1881-1946)・・・長州藩の毛利一族・・・昭和天皇(1901年生まれ)の実父だという説あり
旧長州藩主・公爵毛利元徳の八男として誕生。1899年、伊藤博文、井上馨らの仲介により、公爵西園寺公望の養子となった。その後、ドイツのボン大学に留学した。1906年、養父公望の長女新と結婚した。
養父である西園寺公望が第一世界大戦後のパリ講和会議に首席全権特使として渡仏した際は妻と共に随行している。
西園寺(毛利)八郎の長男は、ゾルゲ事件にてスパイ容疑で逮捕されている。
ソルゲ事件―1933年から1941年にかけてソ連(スターリン時代)のゾルゲ諜報団(スパイ組織)が日本で諜報活動を行っていたことが発覚した事件。
近衛内閣のブレーンとして日中戦争を推進した元朝日新聞記者の尾崎秀実や含まれていた。
西園寺(毛利)八郎の長男も立場を利用して得た国家機密を流していた。


牧野伸顕(1861-1949)
薩摩藩士・大久保利通の息子(大久保伸顕→牧野伸顕)である。後に華族の称号を得る。
娘・雪子が吉田茂の妻となった。つまり吉田茂の義理の父親。
第一次世界大戦後のパリ講和会議には次席全権大使として参加。首席は西園寺公望であったが実質的には牧野が采配を振っており、随行員には近衛文麿や吉田茂などがいた。


アメリカも明治期以降の日本もヨーロッパ(ロスチャイルドなど)の影響下にあった。
ジョセフ・グル―とハーバート・フーヴァ―はどちらかと言うとロスチャイルドから独立して勢力拡大を狙うアメリカのロックフェラー寄りになっていったのではないだろうか。
それに追従したのが日本であった。
ロスチャイルドとロックフェラー、両者の影響下にいて、両者を上手く利用した。
両者の影響下にあったという点では中国も同じである。






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by yumimi61 | 2017-06-05 13:38