2017年 09月 11日 ( 1 )

2017年 09月 11日
日本国憲法の秘密-554- (森友・加計学園問題について)
国立公衆衛生院で学位を出していたが、国民に開かれた学院ではなかったので完全紹介制の一見さんお断りシステムなんだろうかと疑問を呈した。
森友学園の小学校の設計業者は京都のキアラ建築研究機関だそうだが、日本の観光地の代表のような京都は景観に煩いことも有名。
言い方を変えると、中味(現実の生活に即しているとか合理性や効率性、安全性など)よりも箱が大事。イメージの維持が重要。
神社仏閣とともに京都のイメージを形作っている祇園であるが、祇園と言えば花街。祇園と言えば舞妓・芸妓。
舞妓・芸妓のルーツは祇園社(八坂神社)に参拝する人をもてなす水茶屋の茶立女にある。
ちょっと昔風に言えば茶屋、甘味処、近代風に言えば喫茶店、今風に言えばカフェ。
そうしたお店で働く店員は、お店で歌を歌ったり踊ったり、三味線(ギターでもピアノでも良いけれど)弾いたりは致しません!(いい迷惑です。ねぇ?)
ギターやアコーディオン持参で「酒場」などを回り、客のリクエストに応じて演奏したり歌ったりするのは流しと呼ばれる方々です。

京都の花街で舞妓や芸妓がいるお店もお茶屋と言う。
こうしたお店は一見さんお断りで、馴染みの方の紹介がなければお店に入ることも出来ない。
つまり開かれていない。その開かれていなさを格式だとか言ってしまえばそれまでだが、一般に開かれていない場所なのだから「いったい中で何をやっているのか」と思われても仕方ない。
昔は舞妓というのは年端もいかない幼い女の子(処女)が入門して、旦那さん(夫ではなくパトロン)が付く際に性行為をすることが慣わしだった。それを水揚げと言った。
現代ではそういう風習は残っていないと言われていて、うっかり関東の人間がそんなことを言おうものなら猛反論されて「遊郭や花魁(娼婦)とは違う!」とかなんとか言われるだろうと思う。
でも京都にそういう歴史があったことは誰も否定していない。
歴史を重んじる京都での歴史・・・。
外国人には遊郭も祇園も花魁も舞妓も芸妓も芸者も細かい区別なんかつかない。まごまごすれば娼婦(売春婦)や慰安婦だって同じになっている。そのうちコスプレイヤーだって同類になるかもしれない。「コスプレ」だからいいものの「コスチュームプレイ」とか言うと怪しさが漂ってくる。

舞妓というのは近代のアイドルのような存在で、男を感じさせない初々しさが売りで色恋はご法度だった。
そうして何も知らない少女に大人のイロハを仕込んでいくわけである。
その醍醐味というかなんというか?
高く売るための「恋よりも芸」である。
昔は口減らしや借金のかたに祇園や遊郭へ少女が身売りされたことがあった。子を身売りしたのは親や親戚などだった。 一種の人身売買である。
近現代のアイドルというか芸能人というかタレントというかグラドルというか(このあたりの区別も明確ではありませんよね)だって、枕営業があるという噂は後を絶たない。
舞妓や芸妓が枕営業しないなんて言っても説得力がない。
そういうところにお偉いさんが足しげく通うのは問題ないのだろうか?

なんでこんな話をしたかと言うと、森友学園の小学校の外観が京都の祇園の「一力亭」に似ていたから。
祇園商店街のお店 一力亭


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法務局で登記事項証明書をとると登記してある内容が分かる。
他人の所有する不動産であっても住所(地番)が分かれば調べられる。
どこの法務局でもいいし身分証なども別にいらない。若干(数百円)お金がかかるだけ。
また法務局に出向かなくてもインターネットで登記事項を得ることもできる。
不動産の情報は丸見えで、借金なんていう個人情報もオープンになっているということなのだ。
本来は他人の借金を覗き見るのが目的ではないと思うが、不動産を抵当に融資する人にとっては大事な情報である。

上の見本は登記事項証明書の下半分。
権利部(乙区)と書いてあるところが抵当権設定で、どこから幾ら借りているか、利息はいかほどかなどの情報が記されている。
その下の共同担保目録というのは、セットになっている抵当(担保)。
例えばA銀行から3000万円の融資をしてもらうのに、土地と建物の両方を抵当に入れた場合にはここにその両方が記される。
一般庶民の新築住宅ローンの抵当では土地建物セットが多いが、抵当は住宅ローンだけとは限らず、建物と他の建物、この土地とあの土地という組み合わせもある。


マスメディアの方々はまず森友学園や籠池夫妻が使用している土地建物の登記事項を調べてみるべき。(普通に考えればそんなことはすでに行っていると思うが、それについての情報が出てこない)
建設業者である藤原工業が売却についての署名活動をしていたところをみると、小学校建物はまだ引渡しや登記がされていない状態かもしれないが、土地はすでに売買されたのだから登記(移転)されているはず。未だ国有地ではおかしい。
9億5600万円の土地が値引きされて1億3400万円になったということだけれども、1億でも大金は大金である。森友学園(籠池理事長)が支払ったはずのその資金は融資によるものだったのか否か。
この土地に抵当権が設定されているのか、森友学園の他の不動産や自宅はどうなのか。
もし融資ならば債権者は誰なのか。
とりあえずそれを調べるだけでも価値があるのではないかと思う。


上記の登記事項証明書の抵当権設定に記されている債権額というのが最初の借入額であり、返済が進んで残高が減っていってもこの額の記述は変わらない。(利息から計算すれば残額は分かる)
利息の下に記載されている損害金は返済が遅れた時に上乗せされる額である。
一般住宅を新築するため土地建物を購入する時は(土地の購入と建設がほぼ同時期に行われる時には)、土地を売った人と建物を建設する人が違っても、融資してくれる銀行などが調整して一緒に手続きをしてくれるので、業者への支払いが急に出来なくなるというようなことは考えにくいし、抵当権の設定は上記のように土地建物共同であることが多い。

なぜ森友学園は藤原工業に5億しか支払っていないのだろうか?
なぜ藤原工業は5億しか受け取らずに21億かかる工事を進めて行ったのだろうか。
なんだかとてもおかしい、怪しい。


抵当には根抵当権という種類の抵当権もある。
根という字から何となく想像できると思うが、どっしりと根を張ってしまい深い関係になってしまうのだ。
誰と深い関係になるかと言うと銀行である。
どういうことかと言うと、枠を決めてしまうのだ。
例えば銀行から1億融資してもらった。普通の抵当権では返済を続ければ残高が8000万円になったり5000万円になったりする時が来る。
根抵当権はならない。不動産担保に基づく枠だから1億のまま。
その代わり、減った2000万円だったり5000万円をまた融資してくれる。
融資限度額は借入額の1.2倍が設定されるので、実際はもう少し借入できる。
簡単に言えば銀行の抱え込みである。借りる側は穴が空いたところをまた融資で埋めるのだから自転車操業と言ってもいいだろう。
一度根抵当権をつけると銀行がなかなか外してくれない。「枠」は顧客確保という意味の枠でもあるのだ。
1つの銀行と深い関係になり融資残高が減らないから、この不動産を担保にして他の金融機関からお金を借りることは出来なくなる(審査に通らない)。


森友学園の小学校の土地は埋設物があったがため国が値引きしてくれて1億3400万円になった。
その埋設物のせいで土地の価値がかなり下がるようならばダメだが、そうでなければ土地の価値は元の売価9億5600万円に近いものであるはずである。
払った金額と価値の差額は8億1900万円。
もしも校舎建設費が大阪府に報告した7億5000万円が正しければ、土地を抵当に入れるだけで土地建物をカバーできる計算となる。
(一般的には融資される額は評価額よりも少し少な目、だから自己資金も必要)
建物は完成しないと抵当権設定できないけれども、土地はすぐに出来るので9億の融資にすぐに対応してもらえる。
森友学園(籠池理事長)は建設業者に8億円ほどすぐに支払える状況となる。
8億円を自己資金と考えて欲が出た(とする)。
最初に土地9.5億、校舎7.5億と計画していたが、土地が8億円も値引きされたので、その8億を校舎建設に回すことが出来る。15.5億。
藤原工業と森友学園が最初に契約したという額が15億だったと言われている。
23億の契約書もあったということだけれども15億に8億足すと23億である。
「建設費は8億円を足しておいて」という指示がこんがらがって、15億円と23億円が生じた。一番最初に予定していたのが7億。
そう考えると3つの契約書があったことも辻褄が合う。














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by yumimi61 | 2017-09-11 14:46