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ソナタ

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あなたに届くとき


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1枚目は2008年6月4日撮影、2枚目は2008年7月4日撮影の写真。

昨日の続き。

「山のあなた」の詩のことを思い出した時、実は私はすぐに題名が出てこなかったのです。
そこで次男に尋ねました。
「去年国語で習った、先生のお父さんが、、、(かれこれしかじか)、、、あの詩、なんていったっけ?」
「えーっとなんだったっけかな。そうだ、山のソナタとか、確かそんな感じだったなぁ」
「山のソナタねぇ」

確かに外国の詩ではあるけど、訳はかなり日本的だったのに、題名に「ソナタ」かぁとちょっと不思議に思ったのですが
すっかり「山のソナタ」になっていた私は、「山のそなた」とは露ほども思わなかったのでした。
少ししてからそのことに気がつきひとりでウケて、さらに題名が「山のあなた」だったというオチまであったので、とても可笑しくなってしまったのでした。

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今日しようと思っていた「青い鳥」の話は、それにちょっと似たような、いい話です。


ここに載せた『風に乗った青い鳥』というつくり話の中で、

「青い鳥は自分自身」そう誰かが言っていたのを聞いたから。

と書いたのですが、この誰かというのは実は私です。
その話を書いた前日にメーテルリンクの「青い鳥」について書いていたのです。



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*青い鳥*   2006年8月3日

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いつもそれを見ていた。
そこから見える空、手を広げてちょうど掴めるくらいの。
過不足なくその青さを伝える、相応の空。

その話はどこか、この空に似てる気がした。

メーテルリンク作 「青い鳥」
チルチルとミチルという2人の子供が、
何でも叶えてくれるという幸せのシンボル青い鳥を探すために旅にでるお話。
けれど旅先では結局見つからず。がっかりして帰ってくると
実は青い鳥は自分達の部屋の鳥かごにいたというラスト。

あまりに有名なお話だけれど、この話がとても好きだった。
幸せは遠くを探しても見つからない。
本当の幸せは、日々の、ありふれた日々の小さくてささやかな喜びの中にある、
そういう結論。

ちょっとだけ退屈な毎日も、
時々起こるハプニングも、
生温い幸せも、
不思議に思うことなんてなかった。
平穏に生きていくために、それ以上のことは知らなくてもよかったし
知ろうとは思わなかった。


なのに。
唐突に出会ってしまった。
なぜ、その時だったのか、
なぜ、今になってそれを知らなくちゃいけなかったのか、
分からないけれど。

メーテルリンク作 「青い鳥」原作。
原作は、お芝居のシナリオ(戯曲)として書かれている。
そして童話とは決定的に違うのがそのラストだ。

部屋に戻った2人が青い鳥を見つけるところまではほぼ同じ。
しかしその後、青い鳥は羽音を響かせ、高く遠く飛び去ってしまうのだ。
そしてシナリオの最後はこの言葉で締めくくられる。
「どなたかあの鳥を見つけた方は、どうぞ僕たちに返してください。
僕たち、幸福に暮らすために、
いつかきっとあの鳥が入り用になるでしょうから。」

結局、人は、青い鳥なんてつかまえることは出来ないのだろうか。
一瞬つかまえたかのように見えた青い鳥は、するりとその手を抜けてゆく。
けれどそれでも、人は生きていくために青い鳥が必要。


(略)


青い鳥は‥ そうきっと自分自身。

ひとりひとりがみんな、青い鳥。

青い鳥に‥ なれるかな。
青い鳥に‥ ならなくちゃ・・


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翌日に書いたつくり話は、このエントリーにつなげて書いたものだったのです。


今回、(略)とした部分は、当時の私が、作者の言いたかったであろうことを予測した部分。


今でもそれはそう思うのですが、今はもうちょっといろんな側面が見えるような気がしています。
この戯曲の簡単には解りにくいラスト、そのことこそが、この話にとっては重要だったのかもしれないと思うようになりました。

どこか「山のあなた」にも通じるものがあるような気がしてなりません。


そうそう、それで、私が新たに思いついたということ。
それは、「青い鳥」の主人公の名前のことです。
チルチル、ミチル。

原作はフランス語で書かれたものなので、日本で目にするものは誰かが翻訳したもののはずですが
「チルチル」と「ミチル」という名前は原作ではどういう表記だったのだろうという興味が最初でした。
結局それはわからずじまいですが、違う意味ではっとしたのです。

チルチルとミチル、この名前には、とっても大切な意味が隠れているんじゃないかと。
この物語を紐解く鍵にもなりそうなくらいの。

日本人が書いたものではないので原作者がその意味を乗せたわけではないでしょう。
ならば翻訳者が?と考えてみましたが、どうかしら。
そんなのこじつけと言われれば、まったくそのとおりです。
でも、私はこれを見つけたとき、かなり嬉しかったのです。ねっいい話でしょ?

あっ、だめだめ、やっぱり違う。嬉しくないの。いちばん悲しい。
あっ、でも。見つけたからやっぱり嬉しいでいいんだった。



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今日着てた服、青い鳥でした。




【2019年11月13日追記】

天飛ぶや領巾を纏ひて蒼に舞ひ あなたの胸に抱かれる夢


手を洗ったら、手を拭きなさい!?
「領巾」は布巾でも雑巾でもありません!!

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上の写真はゾウさんタオル。手拭きタオル。
100円でも300円でもなくタダです!
ご挨拶や粗品で白いタオルを頂くことがありますよね。(今はタオルを配るのもだいぶ減ったのかなぁ)
子供が幼稚園・小学校・中学校に通っていた時には新学期に雑巾を持って行く必要がありましたから、そういうもらい物の白いタオルにミシンをかけて雑巾を作ったりしました。
かつて雑巾は使い古しのタオルで作ったほうが良いと言われていた時代もあったのですが(ミシンではなくて手縫いのほうが良いという時代もあったっけ?)、昨今では「使い古しのタオル利用ではなく新品のタオルで」という注文が学校からも出るようになっているみたいですね。
その前は、使い古しタオルで作った雑巾がくると床拭き雑巾になり、新品雑巾は台(机)拭き雑巾になっていたらしい。
もっとも百均やホームセンターで買ってしまうという人が一番多いのかもしれませんが。
粗品の白いタオルはわりと薄めなのでミシンがかけやすく、その意味からも雑巾作りに向いていたのですが、タオルとして使うにはちょっと薄いかなぁという感じですよね。
そんなわけで何か使い道はないかということで、ゾウさんの手拭きタオルになりました。子どもが幼稚園時代のバザーの手作り商品のたたき台みたいな感じで作ったものです。







by yumimi61 | 2009-07-04 00:33 | photo