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枝垂桜

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しだれる桜のような人、になりたかった









遊園地でゴーカートに乗るのが好きだった。
けれど、私が思い出すゴーカートの遊園地の空はいつだって曇り空。
空だけじゃなく、ゴーカート乗り場が纏う雰囲気は、森の奥のような薄暗いちょっと湿ったもの。
そんなことはないのだろうけれど、いつだってそれはさびれた遊園地だったのではないかと思うほどに。

理由はおそらくこれだ。
その日もいい調子で私はゴーカートに乗っていた。
私の前に車があって、その車には子供が乗っていて、その横を少し足の調子がよくないらしいおじさんが歩いていた。
私の車はそのままおじさんの足にぶつかった。
母が驚き慌てて飛んできて、ひたすら謝っていた。
おじさんはほとんど声を発しなかったが、明らかに気分を害しているようで、子供を連れて行ってしまった。
私はそのあと母にこっぴどく叱られ、ゴーカートにはもう乗ってはいけないと言われた。
とても悲しかった。
その悲しさは叱られたことではなかった。
去っていくおじさんの後姿と謝る母、ゴーカート乗り場に並べられたタイヤ、色とりどりのゴーカート、、、
何かが、何もかもが、悲しかった。


私の抱く大人な女のイメージといったら「しだれる桜」。
それは「柳」にも通じるものがあるかもしれない。(幽霊のイメージではないです)
もしかしたらそれは、私にないものなのか。


「成人式の着物はいらないから車を買ってほしい」と言った私を、
養蚕を家業としていた家に生まれた母は、幼い頃わたしに着物を作ってくれた天国の祖母は、なんと思っていたのだろう。
ゴーカートを禁止した母がそれを許したことを思うと、胸がチクリと痛む。


そんな私も今ではすっかり大人。ちゃんとあの約束守っています。(うふっ)



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*危険、入るな*  2006年3月2日

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人には恐らく防衛本能というものが
生まれつき備わっている
いや
備わっていなければならないのだ

けれど

本能とは全く別に
ある衝動に襲われる

入るなと言われたら入ってみたい
触るなと言われたら触りたい
するなと言われたらしたくなる

恐れを抱きつつも
あの一瞬解き放たれる感じが
私たちのココロを揺さぶる

それはひどく愚かしいことなんだろうか



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森へようこそ。(森の奥は危ないから入っちゃいけませんって言われなかった?笑)

防衛本能は大事です。(大人な私より)

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*花の雨*  2006年4月18日

たくさんの言葉と
たくさんの気持ちが
花の雨のように溢れてる

けれどひとつとして
カタチに出来ないまま
また飲み込んでいく

誰かを思うことのあたたかさと
現実を生きることの儚さが
花の雨のように溢れてる


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by yumimi61 | 2010-04-05 23:56