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案内

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I guided it one day.




昨日の続きの、ちょっとしたことの話です。

数日前の桜の写真を撮った公園から出て少し行ったところで、反対側から歩いてきたパンの紙袋を抱えたおじいさんに声を掛けられました。
パンの紙袋は私も知っている昔からあるパン屋さんのものでした。
そして、駅の裏にある〇〇病院へはどの道を行ったらいいのかと訊かれたのです。

残念ながら私はその病院の場所も名前も知りませんでした。
ただ、その病院が駅の裏だとすると、おじいさんの歩いている道は明らかに逆を行っている。
私はちょうどその時、駅に向かって歩いていたので、反対側から来たおじいさんは駅の方向とは反対に歩いていたことになるのです。
町は、昨日の写真のような坂を挟んで上と下に分かれているわけですが、駅は下側で、道を訊かれた場所は坂の上側。

駅の位置を説明して、一つ目の信号の少し先に、下に下りる歩行者用の階段があるので、そこを行くのが駅へは一番近いと案内したのです。
おじいさんはその道なら知っているというそぶりで「その道なら〇〇のところにあるね」と言うのですが、そのわりにはその道に納得していないような感じで、「こっちにはないの?」と反対側を指差します。
もしかしたら、足が悪くて、あの階段や急坂は通りたくないのかもしれないと思いました。

反対側にも下に通じる道がひとつあるのですが、そこはやはり細く急な坂で距離もちょっとある。
一般的に駅に徒歩で向かう場合にはあの階段の道を使う人が多いのです。
だから、そこがダメとなると、後はもうぐるっと大回りの車の通る道。
それを説明すると「行けないことはないんだろう?」と言うので、
「かなり遠回りになりますけど、駅のほうへ出ます。その一つ目の信号を右折してください」と教えると、
やっとおじいさんは納得したようで、「ありがとう」と言って向きを変えました。

私も駅に向かっていたので、一緒に駅まで案内してあげるべきなのかと一瞬悩んだのですが、なんだかとっても時間がかかっちゃいそうだったので、私も駅に行くということは言わずにそこで別れました。
私は一つ目の信号を過ぎてから、やっぱりちょっと気になって振り返って見てみたのです。
おじいさんはかなり後ろを歩いていました。
これであの道を行ったら駅まで結構時間かかっちゃうだろうなぁ・・とちょっと可哀想な気持ちになり、車だったら送ってあげてもよかったのにと思ったのですが、車でびゅんと通り過ぎたら道を尋ねられることもなかっただろうから、まあ仕方ないなぁと思い直して、私は階段の道から駅のほうへと下っていきました。
途中ちょっと写真を撮ったりしましたが、道沿いで数枚撮っただけだからそんなにロスタイムはなかったはずです。


駅の駐車場に車を置いていたので、そこから車に乗って、駅の裏の国道に出ました。
そこで、びっくり!
なんとそのおじいさんが駅の裏の国道沿いを歩いていたのです。しかもすでに反対側から。
病院を探しているようでちょっとキョロキョロしていました。
パンの袋はやはり抱えていました。服の色も感じも同じでした。
車の中から見かけただけではありますが、間違いないと思うのです。
振り返った時にかなり後ろにいたはずのおじいさんが・・・
相当な遠回りのはずなのに・・・
なぜ・・・

大回りの道へ行っても、途中何箇所か近道になるような細い脇道はあります。
だけど当然そういう道は坂が急。だったら最初から階段の道でよかったような気もするし・・・
そういう道を来たのか、途中誰かに車にでも乗せてもらったのか?

病院を探しているような素振りに見えたので、戻って声を掛けてあげるべきかとまた一瞬悩んだのですが、結局そのまま進んでしまいました。



尋ねよ、さらば見出さん?

狭き門より入れ?


こんなのはどうかしら? くま。
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by yumimi61 | 2010-05-02 23:59