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抗議 *11

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アンディ・ウォーホルの日記


『アンディ・ウォーホルの日記』という著書がある。
日本では1995年12月に大型本として発売され、文庫本(上下巻)は1997年1月に発売された。

アマゾンの商品説明にはこう書いてある。

アンディ・ウォーホルが世界のどこにいようと欠かさず毎日口述した日記(1976.11.24~1987.2.17)。
凶器のごとく時代を撃った鬼才最後の傑作。

自分を謎に包むことでますます神秘性・カルト性を高めた芸術家が珍しく自己を正直にさらけだした。
突然の死に至る十年間の毒舌日録。


アメリカで発表されたのは1989年。
1991年にペーバーバックになっている。


この本(日記)はアンディ・ウォーホルが自ら記したものではない。
これを書いたのは秘書のパット・ハケット(Pat Hackett)。
アンディは世界のどこにいようと毎日自分のオフィスに電話して前日の出来事を伝えたのだという。
これはなかなか根気のいる作業だ。
こんな恋人がいたらどんなにいいだろう。(全然よくない?)


しかし本当にあのアンディ・ウォーホルが10年以上もそんなことを続けたのだろうか?
一体何のために?
死後、または晩年に日記化することを目論んでいたんだろうか。


彼の繰り返しの作品を考えると、これもまた1つの作品ではないかという気がしてくる。
もし彼が本当に口述していたのであるならば、述べられた日々の出来事は資本主義社会の象徴であったのだと思う。
彼のテーマはそこにあったからだ。
本当の日記はおそらく人には見せないであろう。
「私を知りたいのならば、私の絵の表面を見ればいい。裏には何もない」
彼はそう言ったのだ。
人に書かせた「日記」は「作品」に近いと思う。。
アンディ・ウォーホルだということを加味すれば「作品」と言い切っていいかもしれない。



前の記事では作品と体験談の違いを書いたが、日記や体験談・自叙伝も「作品」である可能性があるのだ。
本人が意図して作っているもの、他人が成りすまして書いた類、元文を大幅に加筆修正したもの。
様々なケースが考えられる。
2ちゃんねるに載せられた「ジョン・レノンの日記」も作品だったわけだ。
たとえ全くの嘘や出鱈目であっても、本人の日記だと言われれば、ほとんどの人は真偽を確かめる術がない。
非常に難しい問題である。



アップル&アップル

その日記にこんな記述がある。(記述内容はこちらでどうぞ

ジョン・レノンの死後、1984年10月9日。
ショーン・レノン9歳の誕生日に呼ばれてダコタハウスを訪ねた日の事である。
あちらのアップルのスティーヴ・ジョブズが誕生日プレゼントにマックを持ってきていたという。(マクドナルドではもちろんない)

1978年~1981年、イギリスのアップル(ビートルズの会社)とアメリカのアップル(IT企業)は商標を巡って争っていた。
以降も度々訴訟を起こしている。ビートルズのアップル側が。
そんなアップルたちが手を組んだ。
2010年11月17日、iTunesでビートルズの楽曲配信が始まった。
世間の評判はよくなかった

(スティーブ・ジョブズのコメント)
「私たちはザ・ビートルズを愛しています。iTunesでザ・ビートルズの曲を提供できることを名誉に思い、興奮しています。」

翌年、2011年10月5日にジョブズは亡くなったという。(Love me do


ところで、オノ・ヨーコはアップルに対してどれくらいの力を持っているのだろうか?

ビートルズの楽曲配信開始はアメリカでもイギリスでもなく日本時間の0時に合わせられた。(トップ写真のアップル広告参照)
何故なんだろう。


It's a SONY

アップル・コア(ビートルズのアップル)は設立時から40年間、ニール・アスピノール(Neil Aspinall)が代表取締役を務めた。
アスピノールは2007年4月に引退し同社を去った。
その後、CEOに就任したのがジェフ・ジョーンズ(Jeff Jones)。
ソニーBMGの子会社レガシー・レコーディングスの副社長だった人物である。

ここでまたソニーのおさらいをしてみよう。
日本のソニー(株)のアメリカ法人がソニー・コーポレーション・オブ・アメリカ。いわば子会社である。
音楽事業を受け持つソニー・ミュージックエンタテインメント(SMEI)は、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカの子会社。
アメリカのニューヨークに本社を置いている。
レガシー・レコーディングスは、ソニー・ミュージックエンタテインメント(SMEI)の子会社の1つ。
(SMEIの社名変更前がソニーBMG)


日本のソニー ⇒ アメリカ法人 ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカ
                             ↓
                 ソニー・ミュージックエンタテインメント(SMEI)
                             ↓
                       レガシー・レコーディングス 


*SMEIは日本のソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)とは資本も経営も別。

by yumimi61 | 2012-03-08 00:42