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抗議*19

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『Leak/あなただけに』
Lady/Gaga & Perez Hilton
Photo:Noel Vasquez/Getty Images








技術者よ立ち上がれ~ノーザンといえば「Northern Songs」よりも「ノー残デー」を思い出すというあなたへ~


かつて、青色発光ダイオードの発明を巡って、技術者が会社を相手取って起こした訴訟があったことを覚えているだろうか。
当時大々的に報道されたので技術者と会社の関係を一般の人にも知らしめることにもなった。
この一件には、技術者(開発者)側の立場で賛同する者、会社側に付くもの、その他一般の社員側の意見、全くの第三者の感想など賛否両論あった。
しかし裁判が終われば人々はそんなことはすぐに忘れ、平穏な日常がやってくる。


訴訟を起こしたのは中村修二氏。
訴訟を起こされたのは日亜化学工業。
中村氏が在籍していた会社で、訴訟は退職後に起こした。(経緯など


中村氏の気持ちはよく分かる。
私も昔から常々不平等だと思ってきたからだ。

勉強もしない中学生や高校生の芸能人が高額の所得を得られるのに、大学や大学院に通い専門知識を学んだ人達が大した給与しかもらえないというのはおかしくないだろうか?
その挙句、多くの場合スターになるための経費は会社(事務所)が負担している。
一般人は違う。
大学にかかる費用も、研鑽のために買う書籍なども、自分で負担している。
(大企業だと所定の通信教育や資格取得などの金銭を一部負担するところもある)
よくよく考えると本当に馬鹿馬鹿しい。


特に私が危惧したのは、「おバカキャラ」芸能人が幅を利かせたことである。
テレビでバカを晒して高給が取れるなら、子供達は勉強する意欲など持たなくなる。
「勉強したり努力して何になるの?」そう思っても全然不思議はない。

子供達の心の声はたぶんこんな感じだろう。
「いつも仕事仕事で親は家にいない。それでも貰える給料は大したことなさそう。
友達のお父さんはリストラされていつも家にいる。うちもそのうちそうなるかもね。
親や先生は勉強しろっていうけど、それって何のため?
世間が批判している悪徳政治家や商売人になるため?
親も先生も現実見てないね。そんなの誰にでもなれるわけじゃないよ。
あーテレビはいいな。バカで楽しそうで。
あんなことしているだけで結構お金貰えるらしいし。
だけどまぁ、テレビに出るっていう柄でもないから、将来はバイトかなんかすればいいや。
社員になるよりいいんじゃね?」


芸能人は自由業だから明日どうなるか分からないし、将来の保証もないし、年金や保険や税制上の優遇もないという言い訳も聞くが、そんなのは屁理屈である。
芸能人だって多くは会社(事務所)に所属しているのだから、いわば社員である。
一般企業では、社員がヒット商品を生み出そうが、重要な開発をしようが、高額な報酬をもらえるわけではない。
僅かばかりの寸志金や昇給や昇級が人より多少いいといった程度であろう。
一方、音楽業界はどうかといえば、ヒットを出せば大金が転がり込むのである。
権利についても事細かく分かれていて、会社だけでなく著作者や実演者などにも分配されている。
著作物だけが異常に保護されている状況だ。

世界はエンターテインメントに支配されてしまったのだ。
エンターテインメントに合わせて法律さえ書き換えられる。
日本の高度成長を支えた製造業が力を失った要因になっていると思う。
エンターテインメントが主となっている世界では、英語が母国語ではない日本には勝ち目がないことは目に見えている。
2011年9月7日のエントリーのMore部分に、「私たちは皆、エンターテインメントの世界に生き、そして、死んでいく。 」と書いたのはそういう意味もある。


ここでもう一度、中村修二氏起こした訴訟を振り返ってみよう

私は個人的には、成果に対して多額の報酬を与えても、給料の範疇でやるのでもどちらでもいいと思っている。
ただどちらにしても馬鹿馬鹿しいと思わせたら駄目だ。
そんなところから素晴らしい物は生まれにくい。
社会の崩壊に繋がる。


ノーザンといえば「Northern Songs」よりも「ノー残デー」よりも、残金ゼロの「ノー残」を思い出すという人が増えているかもしれない。

さあ目指せ奇跡の青い島! 




kinds of Robin

先日家に一本の電話があった。
電話をかけてきたのはきたのは証券会社で、復興支援ファンドの案内だった。
「すみません、余裕がないので」と言ったら、相手はすぐに引き下がった。
先日というのは3月12日。
震災から1周年で震災のことがメディアや人々に多く取り上げられた翌日のことである。
心根が透けて見えるようでよい気持ちはしなかった。
そもそも私には震災と投資がどうしても結びつかない。
説明書きはどこも素晴らしいが、要するに金儲けではないのか?
証券会社が商品として扱っている以上、慈善事業ではないはず。



ロビンフッド財団というのを知っているだろうか?
ニューヨークの貧困問題に取り組むために設立されたアメリカの慈善団体。(1988年設立)
ヘッジファンド·マネージャー、ポール·ジョーンズの発案によるものだった。
Robin Hood Foundation
日本版のWikipediaには掲載されていないので、こちらをどうぞ
悪いことは書いていない。なにせ慈善団体だ。素晴らしいものらしい。
詳しいことは私も知らない。
しかしこれがどこから考え出されたかといえば、ヘッジファンドである。
桁が違う。ヘッジファンドは庶民に手が届くファンド(資金運用)ではないことは分かる。


この財団は設立当初は理事からの寄付で賄っていたという。(これも投資だろうか?)


上記リンク先に書いてあることを引用すると、今では理事の寄附の割合は45%となり、半分以上が理事以外の方々からの寄附となったそうだ。

現在の寄附者は、次の3つのタイプに分けることができます。
■理事とその知り合い
■貧困問題解決に関心を抱く真のフィランソロピスト(慈善家)
■ロビンフッドのイベント(著名人を招くディナーパーティーやオークションなど)に参加したい人たち

最近は3つ目のグループが増えてきています。
ディナーパーティーは米国では一般的ですが、ここには企業からの協力もいただいています。
オークションは、スピルバーグの映画への出演券など、魅力的なものを揃えるようにしています。
イベント収入は1500億ドル(約18億円)くらいですね。


かなりデータが古いが2000年の収入はおよそ3400万ドル(41億円)だったそうだ。



ダグラス・モリス&レディー・ガガ


この財団の理事会のメンバーには、ダグラス・モリスがいる。
ユニバーサル・ミュージックのCEOを退任し、ソニー・ミュージックエンタテインメントのCEOになったあの方である。

昨年5月、こんな記事を見つけた。

イベントにヘッジファンドの幹部らを集めるための目玉になる大物アーティストを探していた。
ここはレディー・ガガしかいない!
そう思ってレディー・ガガに電話をしたのがダグラス・モリス。
ガガは無償出演に快諾したそうだ。


ウォール街の一晩の資金集めイベントとしては最大規模で、ニューヨーク市の貧困撲滅に向けた募金のため、金融や投資銀行、不動産、芸能界などさまざまな分野から著名人を集める。
昨年(2010年)の募金額は過去最高の8780万ドル(約71億円)に上った。


一晩で71億円を集める! やはり桁違いだ。

2011年は如何ほどだったのだろうか。
金額が書いてある記事が見つからなかったので、計算してみた。


同財団は先月、4100枚のチケットを完売。
価格は1人3000ドルからで、10人テーブルが3万-25万ドルだった。
(上記記事より引用)
これはガガの出演するイベントのことである。
価格は1人3000ドルからとあるが、10人テーブルで3万-25万ドルと書いてある。
富裕層が集まるイベントで3000ぽっきりなんてことはありえないから、25万ドルを採用しよう。
チケットは4100枚完売。
ということは10人テーブルに換算すれば、410テーブル。
25万ドル×410=10250万ドル(約86億)  うひゃー。合ってる?

一晩ですでに2000年の収入を超えている。爆発的に収入が増えていることが予想される。


たとえば東日本大震災の義援金はどれくらいだったのか?
総額3485億円。海外からは175億円超。
175億が総額に含まれているのか別なのか記事ではよく分からないが、総額だから含んでいるのだろうか。
それとも「一方」と書いてあるから別だろうか?
とにかくこちらも桁が違う。被害も甚大だったからまぁそうなのだろうけれど、こちらは一晩ではなく一年。


厚生労働省によると、99.4%の3466億円が15都道県に送金され、2857億円が各市町村を通じて被災者に配られた。


夜も遅いので「へーそうなのかぁ」というただの感想で終わります。


そうえいば、こちらのガガ様のサイト


右側にスケジュールがあるのですが、香港公演が凄いですよ。5日もあります。
チケットの売れ行きがよくて追加公演が決定したそうです。
親日なはずのガガ様ですが、日本公演は1日。
チケットの売れ行きが芳しくなかったのでしょうか?
みんな募金とかしちゃったからね。





*2月27日分の「抗議*1」より目次を作りました。




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by yumimi61 | 2012-03-14 12:57