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抗議*33

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Lady Gaga & Michael Bloomberg
『Class Struggles/大富豪』
Times square countdown 2012

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おねだり


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別角度から



ガガ様の今度のキスのお相手はニューヨーク市長さま。
ガガ様の2012年のファーストキスだと思われ。
ニューヨーク市長のブルームバーグは大富豪として知られている。
2011年の寄付金額は3億1130万ドル(約256億円)。全米第5位。
前にこちらでリンクしたジョンズ・ホプキンス大学にも多額の寄附をしています。
だけど年金払っていくには256億円の寄附でも足りないわ。





日本の人口と年金被保険者数

日本の20歳~60歳の人口は約6463万人ほどである。(2010年4月に総務省が発表した人口推計より・外国人を除く)
昨日掲載した年金データの被保険者の総数は6431万人。(21年度末・2010年3月末)
公的年金は強制皆保険であるためこの人数が同じはずである。
30万人ほどの違いはあるが大きくみると近い数字である。(30万人は年金未加入者だろうか?)



年金保険料を計算してみた


上記の通り、人口と被保険者がほぼ同じだということは、昨日示した1号被保険者の数には未納者や免除者が含まれていると考えられる。
では未納や免除がまったくない場合の保険料収入はどれくらいになるだろうか?


■国民年金

 1号被保険者(国民年金) 1985万人 
 21年度の国民年金保険料は14,660円/月だった。(175,920円/年)


 ・全員納付の場合の保険料 1985万人×175,920円=3兆4920億円 
 ・全額免除者(所得・学生・法定)    535万人(27%)⇒ -9412億円
 ・一部免除者(3/4・1/2・1/4免除)   47万人(2.4%)⇒ -502億円    
 ・免除申請者を除いた時の保険料(納入されるべき保険料)2兆5006億円
 ・保険料収入実績                          1兆6950億円


  免除申請者を除いた被保険者数は1403万人。うち440万人(31.4%)が未納。  
  被保険者全体でみれば22.3%にあたる。
  これに免除申請者も加えると被保険者全体の51.7%となる。
  
             
  収入実績は、納入されるべき保険料の68%にあたる。
  被保険者全員が納付した場合の金額のおよそ49%である。



当初、未納者が4割で免除者が3割ほどいると言われていたので、7割近くの人が保険料を納付していないと考えていた。
しかし21年度実績ではそれよりはよかったようだ。
実質的に保険料回収できたのは被保険者の約半分である。

一般に流布されている情報は「未納」と「免除」という言葉が厳密に区別されていないのかもしれない。
(年金局の概況では当年度の納付率は60%と記されている。)

今後納付率が上がっても免除対象に該当する人が多いので、保険料収入が今より格段に上がることは考えにくい。
受給資格期間を短縮したことからも今よりさらに収入よりも支出が増大するのは必至である。



■厚生年金

 2号被保険者(厚生年金・共済年金) 3425万人 

 厚生年金保険料は国民年金保険料と違い保険料が一律ではない。
 月収(標準報酬月収)や賞与の金額によって決まる。
 厚生労働省年金局がまとめた年金概況では平均金額のみで、各々の標準報酬月収の人数までは記載されていない。
 そのためこちらは平均月収(標準報酬月収)、平均賞与をもとに計算した。(20~60歳全世代の給料の平均)

 男性 2219万人  標準報酬月収 345,077円  平均賞与(年間) 485,945万円
 女性 1205万人  標準報酬月収 228,710円  平均賞与(年間) 285,032万円


 ・上記から計算した厚生年金保険料。


 (月収からの保険料) 
 男性 55,800円/月(本人負担 27,900円/月) → 669,600円/年(本人負担 334,800円/年)
 女性 36,106円/月(本人負担 18,053円/月) → 433,272円/年(本人負担 216,636円/年)


 (賞与からの保険料)
 男性 79,753円/年(本人負担 39,876円/年)
 女性 46,779円/年(本人負担 23,389円/年)


 (保険料合計―月収より納付されたもの)
 男性 14兆8584億円(うち本人負担分 7兆4292億円)
 女性  5兆2209億円(うち本人負担分 2兆6570億円)
 -----------------------------------------------------
合計  20兆793億円(うち本人負担分 10兆862億円)


 (保険料合計―賞与より納付されたもの)
 男性  1兆7697億円(うち本人負担分 8848億円)
 女性     5636億円(うち本人負担分 2818億円)
 -----------------------------------------------------
合計  2兆3333億円(うち本人負担分 1兆1666億円)

 

 
 ・厚生年金保険料の総合計 22兆4126億円
 厚生年金保険料の金額の半分は事業主負担であるため、自己負担分はこの半分となる。11兆2528億円。

 ・年金局のまとめた概況の「実質的な収支状況」では保険料収入が22兆2409億円と記載されている。
 1700億円ほど違いがあるが大きくみれば近い金額となる。(違いは平均値と実績の違いだろうか。)




これは余談(余談だけど大事なこと)


社会保険料の標準報酬月額からみた日本のサラリーマン(公務員も含む)男性の平均年収は463万円ほどであった。
女性の平均年収は303万円。(厚生年金・共済年金に加入している人の平均なので正社員や公務員が多いと思われる)
夫婦ともに正社員としてフルに働いても平均766万円ほどの年収であるということ。
年収とは税金や社会保険料などを控除する前の金額のことである。





給付負担額を実績に基づき再計算


先日こちらでした計算は推測に基づくものだったので、今度は実績に基づいて計算してみよう。
計算方法に則り免除者や未納者の数を抜いた。


給付総額(50兆2554億円)÷被保険者数(5465万人)≒92億円

 ・国民年金 92×1010万人=9兆2920億円を負担する  
 ・厚生年金 92×4446万人=40兆9032億円を負担する

 このうちの半分が国庫負担金になる。

 
 ・国民年金負担分の半分  4兆6460億円  (実績)2兆554億円
 ・厚生年金負担分の半分 20兆4516億円  (実績)7兆7983億円
 --------------------------------------------------------------
                  25兆0976億円  (実績)9兆8537億円


 上記は国庫負担金が1/2の場合。参考までに1/3の場合も記載しておく。

 
 ・国民年金負担分の1/3  3兆973億円   (実績)2兆554億円
 ・厚生年金負担分の1/3 13兆6344億円  (実績)7兆7983億円
 --------------------------------------------------------------
                 16兆7317億円  (実績)9兆8537億円




国庫負担金は何故こんなにも違うのか


厚生労働省年金局のまとめた年金概要にある収支では、国庫負担金は1/2どころか1/3も負担されていない。
21年度の年金給付金に対する国庫負担金の割合は20%で、1/5である。これが実績となる。


あまりに金額が違うので、最初は私の思い違いなのではないかと思った。
年金の国庫負担の適応に誤解があるのかもしれないと思ったのだ。
もしかすると1/2の国庫負担というのは、厚生年金のいうところの事業主負担であり、国民年金にしか該当しないのだろうかとも考えた。
しかし収支報告では、厚生年金のほうへも金額が少ないとはいえ国庫負担金からの収入がある。
また給付負担額を計算する方法のところにも、各制度の負担金の半分が国庫負担と書いてあったと思う。(これは以前に確認したもの)


そこで年金の国庫負担金について明記してある文書を探した。こちら(PDF)より
やはり国庫負担金は各年金制度に同率で拠出されるもので間違いないようだ。


国民年金においては、昭和61 年の年金制度改正による全国民共通の基礎年金制度の創設に伴い、これまで公的年金制度ごとに異なっていた国庫負担が、原則として基礎年金部分の3分の1に集中一元化された。

基礎年金国庫負担割合の引上げについては、従来、公的年金制度を持続可能とするものであるとしてその実現が課題とされてきたが、平成16 年の年金制度改正により、平成21年度までのいずれかの年度に基礎年金の国庫負担割合を2分の1へ引き上げることが法律上明記され、国庫負担割合が段階的に引き上げられた。

さらに、平成21 年の改正により、平成21 年度及び平成22 年度においては、臨時財源の活用による国庫負担割合2分の1への引上げが行われたが、平成23 年度以降の安定的な財源について、見通しは立っていなかった。




基礎年金という分かりにくさ


前にも書いたが、年金は厚生年金と国民年金とに分かれているが、基礎部分は共通になっている。(基礎年金・一階部分)
上記文章を読むと国庫負担金はこの基礎年金部分に出ているようだ。

上で計算した厚生年金保険料というのは、基礎部分だけでなく加算部分も含めたもの。
厚生年金保険料を集める際には基礎と加算とは分けていない。保険料体系が分かれていない。
本人の希望に関係なく加算部分も天引きされる。
しかも事業主と折半しているために実質的な保険料が少々分かりにくくなっている。


現在、年金給付を受けている人の平均給付額は、国民年金だった人(基礎部分のみ)が56,000円/月で、厚生年金だった人(基礎+加算)は157,000円/月である。
平均では厚生年金は国民年金のおよそ3倍の給付となる。
ということは、厚生年金の基礎年金部分というのは給付額の1/3とみなすことができる。
実際に幾らだったか?

厚生年金・共済年金だった人への年金給付総額 32兆2133億円

この1/3が基礎年金部分といえる。10兆7377億円。


●21年度の基礎年金給付額(厚生年金のほうは推測額)

 国民年金        18兆421億円
 厚生年金・共済年金  10兆7377億円
--------------------------------------
  合計          28兆7798億円

この数字を出さないと各年金の負担金と国庫負担金が計算できない。




給付負担額を基礎年金給付額(推測)に基づき再計算


給付総額(28兆7798億円)÷被保険者数(5465万人)≒52.7億円

 ・国民年金 52.7×1010万人=5兆3227億円を負担する  
 ・厚生年金 52.7×4446万人=23兆4304億円を負担する。

 このうちの半分が国庫負担金になる。

 
 ・国民年金負担分の半分  2兆6614億円  (実績)2兆554億円
 ・厚生年金負担分の半分 11兆7152億円  (実績)7兆7983億円
 --------------------------------------------------------------
                  14兆3766億円  (実績)9兆8537億円


 上記は国庫負担金が1/2の場合。参考までに1/3の場合も記載しておく。

 
 ・国民年金負担分の1/3  1兆7742億円   (実績)2兆554億円
 ・厚生年金負担分の1/3  7兆8101億円   (実績)7兆7983億円
 --------------------------------------------------------------
                   9兆5843億円   (実績)9兆8537億円


1/3の場合が実績に近い金額となることが分かる。
しかし21年度は国庫負担金が1/2に引き上げられたはず。

平成21 年の改正により、平成21 年度及び平成22 年度においては、臨時財源の活用による国庫負担割合2分の1への引上げが行われた。

引き上げたとは口ばかりで、実績を見るかぎり引き上げてはいない。




厚生年金の実質収入額が不可解


厚生労働省年金局のまとめた年金概要の「実質的な収支状況」という項目に注目してみた。
実質収入合計と内訳が書いてある。
赤字は私が内訳を足してみた金額。

☆国民年金
   ・実質収入合計  3兆7813億円
     (内訳)保険料収入:1兆6950億円、国庫負担金:2兆554億円=3兆7504億円



☆厚生年金

   ・実質収入合計  32兆483億円
      (内訳)保険料収入:22兆2409億円、国庫負担金:7兆7983億円=30兆392億円
             

国民年金のほうは309億円ほどの差額。
一方、厚生年金のほうは2兆910億円ほどの差額となる。
簡単に2兆と言うけれど、2兆という金額は大きい。
この差はいったいなんだろうか?

収支状況の表にはこのような注意書きがある。
注 収入(支出)合計は、決算における収入(支出)から基礎年金交付金等及び積立金からの受入を控除した額である。

受け入れ金ではないとすると水増しか?

「水増しした数字を私が渡して、(うその運用報告書を)つくった。」
これは年金基金の運用を任され、1500億円近くを消失させたAIJ投資顧問の社長の参考人質疑の弁。

こんなのを聞くと、公的年金の積立金は本当に言われている額が残っているのか不安になる。
国庫負担金も違っていることだし・・・。
こちらのほうがもっと重大案件のような気がする。

ちなみに年金基金は公的年金ではない。
企業年金と言われているもので、基礎年金が1階、厚生年金などの加算部分が2階なら、年金基金は3階にあたる。

収入の差額2兆が水増しでないならば、いったいどこからの収入なのか?








*2月27日分の「抗議*1」より目次を作りました。



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by yumimi61 | 2012-04-01 11:10