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いじめ

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あなたにおまかせ


今日は時事ネタです。
先日こんな記事を見ました。


GLAYのTERUも「衝撃受けた」小6子役・春名風花のメッセージ

記事を読んでもどんな衝撃を受けたのかが分からなかったので、ブログも確認してみました。
そのブログはこちらです。

「衝撃を受けました」というタイトルがあまりに小さいために私は見過ごしてしまい、「《いじめている君へ》春名風花さん」がタイトルだと勘違い。
もう一度読み直してタイトルが見つかったのですが、やはりどんな衝撃を受けたのかは分からず。
「このページを見て、子を育ててる、お父さんや、お母さん達に何かを感じて欲しいと心から思いました。」
家庭内解決希望とも思われる一文。投げっぱなし状態。


ブログでの紹介やTwitterのRTなどは意図を理解するのが難しいですね。
ネットで言うところの「晒し」なのか。
事実をありのままに提示した「問題提起」なのか。
共感や称賛による「紹介」なのか。
問題を大きくするための「煽り」なのか。
自分を取り上げてもらうための「話題作り」なのか。
アクセス数を稼ぐための「宣伝」なのか。
大した意味はない「習慣」なのか。
想像力にも限界がありますよね?


少しネットで検索してみたら、春名さんのこの文章に関して称賛の嵐。
大人がこぞって感心したり推奨したりしていました。

長い物には巻かれろ。
その文を読んでみましょう




僕が僕であるためには


春名風花さんという方を私は全く知りませんでした。
名前のイメージから女の子と想像したのですが、文章では「ぼく」と言っています。
文頭には「ふつうの女の子」とキャンディーズばりの一文もあります。
文章も大人が子供を装って書いたような文です。
難しい単語や漢字も所々に使っています。
ただ小学生にこんな文は書けないとは思いません。
感想文や作文の全国入選作品集などを読むと、小学生でも立派な文章を書く子は沢山います。


春名さんの文中の登場人物はこんな感じです。
「僕」「タレント」「ふつうの女の子」「ツイッターで悪口を言われる僕」「いじめゲームをしている君」「パパとママ」「お父さんとお母さん」
この関係性が最初はよく理解できませんでした。
女の子の役をやって有名になった男の子なんだろうか。
それともこの子自身が性同一性障害を持っている子なのだろうか。
写真を見ると髪も長いし女の子に見えるけれど、今の時代はよく分からない。
髪を伸ばしている男の子も現実的にいるし、大人の世界でも女装をしたりするのだから子供がしたとしても不思議はありません。
男の子と言われれば男の子の顔立ちに見えなくもない。
いじめている君というのはだれか特定の子のことを言っているのだろうか。一般論だろうか。
文末には「連載は今回で終わり」とあるので、ひょっとするとこの回だけ読んだのでは分からないのかもしれない。
そこで前の回も読んでみようかと思い、リンク先を探してみました。
関連リンクに「いじめと君」というそれらしきものがあったのでクリック
どうやら春名さんが連載していたわけではないようです。
何か嫌な予感がしました。
有名人らしいので、Wikipediaで春名さんを調査。
なんとなく背景が見えてきました。



試験前に大学生協のコピー機に出来る長蛇の列


実は私も衝撃を受けました。
多くの大人が春名さんの文章を一様に称賛していたことにです。
文章だけでは飽き足らず春名さんの素晴らしい人間性にまで言及されている方もおりました。


こうなれば航平公平に登場してもらうしかありません。
ノート貸してくれる?いーよ。

肯定派と否定派双方の意見が公平に取り上げられています。
しかし私がネットで見たところ、肯定と否定の割合は9:1にも満たなかったと思います。
9.99:0.01くらいな感じでした。
肯定派と否定派、派閥代表として取り上げられる確率は大違いです。
そういう意味では公平ではないかもしれません。
これぞまさしく一票の格差。



パラドックスという大きな問題


パラドックスというのはご存知でしょうか。
分からない方は下記を参照してください、どちらでもお好きなほうをどうぞ。
Wikipediaニコニコ大百科

春名さんの文章を読んで最初に思ったのが「パラドックス」でした。
気になったのがこの一文です。

今から書く言葉は君には届かないかもしれない。
だって、いじめてる子は、自分がいじめっ子だなんて思っていないから。


いじめている子は、自分がいじめっ子だと思っていないと断言していますから、春名さんの言葉を借りれば、春名さん自身もいじめっ子である可能性がありうるということになるのです。
そのことに自分が気付いていないだけかもしれません。


春名さんのこの視点に感心していた人がすごく多かったのですが、大人達はこんなことも知らずにいじめ問題を語っていたのかと驚きました。
いじめ問題が解決するはずがありません。


パラドックスに陥っていますが、彼女の言っていることは間違ってはいないと思います。
「いじめ」だとはっきり認識している人は案外少ないのです。
何を持って「いじめ」と言うのかもとても難しいところです。
それは子供の世界も大人の世界も同じです。


「いじめ」を「無視」「悪口」「暴言」「非難」「仲間外れ」「差別」「人権侵害」「暴力」「体罰」などといった言葉に置き換えてみるといいでしょう。

非難は悪口になります。
そっとしておくことや見守ることが無視になるかもしれません。
誰かに同調することは誰かを裏切ることになるかもしれません。
反対派は仲間外れにされるでしょう。
弱者保護は差別とも言えます。
教育という名のもとで行われる体罰があります。
心身に問題があってふるう暴力があります。

「いじめ」を全くしたことがないなんていう人はいないのではないでしょうか。
この認識を多くの人が持っていないことが怖いのです。
人間を含め生き物はみな弱肉強食の世界に生きています。



つ・づ・く・・・・





2012年2月27日より目次を作りました。2012年2月~7月分の目次、 8月からの目次


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by yumimi61 | 2012-08-18 23:36