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O2

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袋に棒が突き刺さったように見えるよね?
(写真はWikipediaより)
こちらは私の地下鉄サリン検証実験(アバウト)










ジョン・レノンやギャラガー兄弟、アメリカ大統領らもルーツを持つアイルランド。
マイケル・ジャクソンもアイルランドに身を寄せていたことがありますね。バカンス?ホリデー?逃亡?移住?
そのマイケルが2009年夏からイギリスロンドンで行う予定だった"This Is It"の公演の会場はO2アリーナ(The O2)。
アイルランドにもO2があります。ダブリンO2(The O2)
ドイツにもあります。O2ワールド(O2 World)とO2ワールド・ハンブルグ(O2 World Hamburg)。

ロンドンのO2とドイツのO2を運営しているのはAEGAnschutz Entertainment Group)。

O2という名前はイギリスの携帯電話会社から。
AEGが携帯電話会社のO2に命名権を取得させている。


●AEG

AEGはフィリップ・アンシュッツというアメリカでも屈指の大富豪が作った会社の子会社の1つ。

フィリップ・アンシュッツ氏は、石油、鉄道、不動産などで財を成した。
光ファイバーケーブルの王様にもなった。
エンターテインメント事業やメディア事業にも進出。

AEGは世界有数のイベントプロモーターになった。
マイケルのロンドン公演のプロモーターであった。
ハード面にも強く、AEGは世界中に40以上の「ハコ」を保有、運営している。

またアメリカのスポーツ業界を牛耳る。(というのは言いすぎか)
フィリップ・アンシュッツ氏は、ロサンゼルスに本拠地を置プロくバスケットボールチーム「ロサンゼルス・レイカーズ」、プロアイスホッケーチーム「ロサンゼルス・キングス」、サッカークラブ「ロサンゼルス・ギャラクシー」など複数のプロチームを所有している。
2007年、「ロサンゼルス・ギャラクシー」にはデビッド・ベッカムが加入して話題になったが、ベッカムを呼び寄せたのはアンシュッツ氏だと言われている。

ところがここへきて、アンシュッツ社はAEGを売却する方向にあることを発表したそうだ。
ふむふむ。

 

●The O2(ロンドン)

「The O2」の元の名称は「ミレニアム・ドーム」。
イギリスのミレニアム記念事業の一環で「ミレニアム・エクスペリエンス」という大規模な展覧会を行うために開発された。
廃墟と化していた町をドーム建設を中心にして、「ミレニアム・ビレッジ」というウォーターフロントニュータウンに再開発する計画だった。
イギリスでは計画当初から無駄遣いだという声も高く、チャールズ皇太子も「私は行かない」とご立腹だったご様子。
2000年1月1日に「ミレニアム・ドーム」という名でオープンし、同年12月31日まで展覧会が催され一般公開された。
しかし予想来場者数を誘致できず採算などに大きな問題を抱え、展覧会終了と同時に一時閉鎖となった。
2005年、ミレニアム・ドームの命名権を取得し、再開発に請け負ったのがAEG。
2007年6月に大規模娯楽施設「The O2」として再開業する。
2009年夏にマイケルが公演予定だったO2アリーナというのはThe O2の中の最大施設である。

イギリス政府はメリディアン・デルタ社(Meridian Delta)社にミレニアム・ドームの再開発を委託。
メリディアン・デルタ社はフィリップ·アンシュッツ氏が所有する会社。
999年間のリース契約を結んだそうだ。
それをさらにAEGにサブリース。(又貸し)
O2アリーナについてはAEGと直接リース契約を結んでいるようだ。
「The David Beckham Academy」というベッカムの設立したサッカースクールもこの再開発の一環。



●Sprint Center

2007年にオープンしたアメリカ合衆国ミズーリ州カンザスシティにあるアリーナ。
所有者は一応カンザスシティ。運営者はAEG。
こけら落としはエルトン・ジョンのコンサート。

Sprint Center(スプリント・センター)という名前は、アメリカの携帯電話会社であるSprint Nextel( スプリント・ネクステル)が命名権を取得し、同社に因んだもの。


スプリント・ネクステル社というのは、昨日ソフトバンクが買収を発表した会社である。
AEGも視野に入れてたりしてね。



●Colony Capital

Colony Capital(コロニー・キャピタル)は、ロサンゼルスの不動産投資会社。
創業者及びCEOはトーマス・バラック氏。

マイケル・ジャクソンが所有していたネバーランドを購入したお方。
隣接する場所にバラック氏も牧場を所有していたため、以前から投資や債務など金銭面の相談に乗っていた模様。
ロンドン公演はバラック氏とアンシュッツ氏の連携によって企画された。ソニーもかな。

マイケル・ジャクソンをつぶしたのは結局のところ「ビートルズの版権」だろう。
マイケルが所持していたビートルズの版権が多くの人を魅了した。
飴と鞭作戦でマイケルを陥れていったのだと思う。


トーマス・バラック氏は、レーガン政権時代に金融危機に陥った金融機関や不動産会社から不良債権を買い漁って証券化するという仕組みを作り上げ、巨万の富を築いた。
韓国の第一銀行や日本のあおぞら銀行の再建計画にも深く関わった。



つづく(予定)。

by yumimi61 | 2012-10-16 17:48