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機宜*30

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スパイクが走るのではない。走るのはあなたである。

オールウェザー専用タイプのスパイクの方が大会で好記録が出やすいなんて書くと、「それならやっぱりオールウェザー」なんていう心得違いする者がいるだろう。
また若者というのは往々にして刹那的。
「多少足に負担がかかってもいい。この大会に勝ちたいんだ!」という人がいるはずである。
しかし勘違いしないでほしい。
好記録がでると言ったって、100m13秒という記録がいきなり11秒や10秒に縮まるわけでは決してない。
スパイクの差というのは、上位でコンマ何秒を争っている人に意味あるものなのである。


「体罰で上手くなるなら全員プロになっている」と元有名プロ野球選手が言っていたようだが、これだって同じである。
「スパイクで速くなるなら世話がない」

スパイクにしろプロテインにしろ、あまりにも短絡的なのだ。
大人ならまだしも若い人たちにとってはむしろ弊害である。
低年齢化やクラブ化の怖さの一端が垣間見れる。



中学生の選択基準は何なのか?

次男が指名してきた陸上スパイクを調べてみると2万円位するもので、中学生にも人気のスパイクのようであった。

年頃ゆえにブランド性に惹かれるのだろうか。
皆が持っていることがそれを煽り、持っていないことを恥だと感じるのだろうか。
単なるお付き合いだろうか。
そのスパイクを履けば人並みに速くなると本当に思っているのか。


中学生が横並び年代であることは理解できなくはない。
親より先生より大事なのは友達なのだ。
だからといって親が子供の言いなりで良いわけがない。

皆が同じスパイクを履けば、スパイクによって人並み以上に速くなることはないということに、君は気付いているだろうか。


中学生陸上スパイクの値段が気になる親とその回答



第三者の介入

・陸上の大会は秋にほぼ終わり、次の大会は春となる。
 次男が欲しがった時期はオフシーズンに向かうところだった。
 オフシーズンに大会専用スパイクは必要ない。買うならばランニングシューズだ。

・成長期で足のサイズも変わりやすい。
 早ければ数カ月で小さくなってしまうこともある。
 本格的に大会シーズンを迎えた時にまた買う必要が出てくるようなら今回の買い物は全く無駄となる。 

・すると次男は「冬でも土曜の部活では競技場(オールウェザー)に練習に行くことがある」と言った。
 「部活で行かなくても友達と自主練に行くかもしれないし」とも言った。
 無駄ではないということを強調したかったようだ。
 しかしそれは大会用のスパイクを練習に使用するということである。
 使用方法を間違えている。

私は新しいスパイクの必要性の無さとスパイクを買うことよりもやるべきことがあるという話を次男にたっぷりとした。
しかし親の言葉が届かない世代である。
また彼は頑固でしつこい面があり、なかなか諦めてくれない。(反面かなり飽きっぽいところもあるのだが・・)
仕方なく私はスポーツ店に次男と行くことにした。
入部当初に顧問の斡旋でスパイクを購入した店に出向いたのである。


中学の陸上部で陸上をやっていることや種目の話などをした。顧問の名前も出てきた。
お店の人は好意的だった。
「商売ですから売りたいのは山々ですが、この時期に購入することはあまりお勧めしません」
理由は私が次男に言って聞かせたのとほぼ同じであった。
種目とスパイクが合っていないということも付け加えてくれた。
さらに春頃にモデルチェンジされるのですぐに新しいタイプを欲しくなる可能性も挙げてくれた。

それでも諦められない素振りの次男に「どうしても今日買いたいと言うならば、兼用タイプで価格ももう少し安い物を買っておいたほうがいいよ」と展示されていた商品の中から幾つか紹介してくれた。
しかし次男の欲しいスパイクはただ1つであり、他のものでは駄目な様子である。
「大会までにそのスパイクに慣れておきたいから」と次男。
「大会用の陸上スパイクに慣らしはそれほど必要なくて、極端な話、今日買って今日大会でも大丈夫なくらい」とお店の人。
「年が明けたらニューモデルのカタログが出ると思うから見に来れば」と言われ、「じゃあその時は予約してもいいんでしょう」と私に約束を取り付けてやっと諦めてくれた。
(その日はスパイクピンだけ購入した)

by yumimi61 | 2013-02-18 00:07