by and by yumimi61.exblog.jp

やがてそこに。


by yumimi61
プロフィールを見る
画像一覧
カレンダー

器官112

e0126350_004469.jpg




選挙劇場 ~視聴率や投票率・開票率、テレビ局が出す当確のタブーにも触れよ~

池上彰氏の伊丹十三賞の受賞は2012年12月に行われた衆議院議員総選挙での開票特別番組「池上彰の総選挙ライブ」が評価されてのことらしいが、それよりもっと話題になったのは今年7月の参議院議員選挙での同特別番組であった。
何故注目されたかと言えば、番組内で池上氏が公明党と創価学会の関係に触れたから。
選挙特番の視聴率もトップだとかいうおまけも付いていた。
テレビ局は「テレビ東京」だった。
池上彰とテレビ東京が起こした、ちょっとした革命 だそうである。

その1ヵ月前に東京都議選があって、その時は「東京MXテレビ」で開票特別番組のメインキャスターを務めた。
その東京MXテレビの看板番組(?)の「5時に夢中」はテレビの常識をぶち壊したんだそうだ

時代は毒舌、KY(=空気を読まない)(ひょっとして死語になってる?)、傍若無人。
奇抜さや過激さが受ける時代!?
レディー・ガガが受けたり、ゲイが重宝されたり、あっけらかんと裸になり性を売ることを思えば、まあそうなんだろう。
しかしよくよく考えるとさほど新しいやり方ではなく、手法としては古典的。
それが評価されるか批判されるか、好感を持たれるか嫌悪されるかは、受け手側や業界の許容度如何にかかっている。
そこから何が言えるかと言えば、下記のようなことではないだろうか。

・時代は過激なものを求めている。過激思想に傾いている。

・タブーに触れることを許される人と許されない人がいる。
あいつが言うのはいいけど、あいつはダメみたいなこと。
あの人が脱ぐのはいいけど、あいつが脱ぐのは馬鹿、みたいなこと。
同じことをしてもする人によって評価が変わる。
単に個人での違いである場合もあるし、個人が属する政党、会社やプロダクション、支持者や支持団体、後ろ盾などの力関係に因るものがあると思われる。

・タブーなんて元々なかった。タブーなど存在しないにも関わらず、権威を高めるためにあえてそうした雰囲気を作り出す。
または、かつてはタブーだったが、すでに過去の産物であり、もはやタブーでもなんでもない。

・役割演技。
同じ仲間でありながらタブーに触れることや反対意見を言う役割を担っている。
情報攪乱や実態を隠ぺいする目的、また俗に言う「ガス抜き」のために行われる。

・人気と経済効果
タブーを作り出すことも、それを打ち破ることも、一定の経済効果を生むと考えられる。
それを狙って行われる。
「経済は生き物」とよく言われる。
この言葉は予測不可能や何があるか分からないといった意味で使われることもあるようだが、生き物はコントロール可能であり経済も然りということでもある。
でも生き物には寿命があって大抵は早晩死んじゃうから、生き物じゃないものをメンテナンスしたほうが長持ちするように思うけれど。
お金を生き物にして、生き物を製造するという、あべこべ時代も近いのかしら。



テレビ東京と日本経済新聞社の蜜月

池上氏を起用した選挙特番が大評判となったのはテレビ東京。
テレビ東京の起源は「財団法人日本科学技術振興財団」。
同財団テレビ事業本部の番組制作を目的として設立された。
その前の12チャンネルは在日米軍が使用していたチャンネルだった。

赤字が続いていた同局をNHKと合併させる話もあったがまとまらず、政財界からの要請により日本経済新聞社が引き受けた。(日経はそれまでテレビ朝日へ出資していた)
2010年にテレビ東京ホールディングスという持株会社を作ったため、テレビ東京はその時点で子会社となった。
テレビ東京は当初、日本経済新聞社の影響が強いこと、系列が全部で6社しかなくほとんどで株式を相互に持ち合っていることから、放送持株会社となる必要性は薄いとされてきた。
しかし日本で3番目の放送持株会社としての認定を受けた。
テレビ東京ホールディングスの筆頭株主は日本経済新聞社。
テレビ東京ホールディングスには、社長・副社長をはじめ、日本経済新聞社から送り込まれている役員が多い

テレビ東京の現会長の前任者である菅谷定彦氏も日本経済新聞社から送り込まれた人材で、マスメディア界のリーダーの1人だそうだ。(現在は相談役)
歯に衣着せぬ大胆発言をすることで有名だったらしいので、池上氏の選挙特番はその路線で行ったのでは?

株主2位の新日本観光というのは、何かと噂のある糸山英太郎氏(元政治家)の父親(佐々木真太郎)が創業した会社。
英太郎氏は愛人との間に出来た非嫡出子であるため父親と名字が違う。
また、これまた何かと噂のあった「人類皆兄弟」の笹川良一氏の姪と結婚し親戚になる。
糸山氏は日本航空の個人筆頭株主だった時があり、エグゼクティブ・アドバイザーを務めていたこともある。
余談だが笹川良一氏と聖路加国際病院の日野原重明氏もとても親しい関係にあった。
笹川氏は「右翼のドン」なんて言われていたけれど、この「右翼」もかなり怪しい感じがする。




早くしないと終わっちゃうよ

創価学会と公明党の関係なんてインターネットではごく当たり前に語られていて別に珍しくも何ともなく今更感が漂う。
私なんか民家に公明党のポスターが貼ってあれば、この家は創価学会なんだなぁと思う。(たぶんみんなそうだと思う)
インターネットは屑の集まりだけどテレビは格が違うということなんだろうか?
格が上のテレビでは滅多矢鱈なことは言えない。そのテレビで触れたから凄い。―ということはつまり、インターネットよりもテレビのほうが偉いというPR?
人や社会って新しい物にはすぐさま順応できても、新しい価値観にはなかなか順応できないのかもしれない。←これ結構いいこと言ってない?

それとも創価学会や公明党に所属する人に直接質問したことや意地悪な質問が素晴らしいということなんだろうか?
そうだとしても生放送のテレビ番組上の質問だから構成も台本もあると思うのだが。
開票しているそばからの選挙特番なんてそれはそれは大変なはず。
私は番組を観ていないので「まとめ」を調べてみたら、事前にいろいろと取材していることが分かった
私達は茶番劇を見せられているんでしょ?(あなた見てないんでしょ?そうでした)


============================================


子供の頃の大晦日は特別だった。
夕方早くお風呂に入ってテレビを観たり遅くまで食べたり飲んだりして。
夜9時や10時になると寝ていた子供にとって深夜0時過ぎまで起きている大晦日はそれだけで特別なものだった。
今や深夜0時なんて日常である。
あの頃も大晦日を特別だと思っていたのは子供達だけだったのだろうか。



[PR]
by yumimi61 | 2013-12-31 14:07