人気ブログランキング |

by and by yumimi61.exblog.jp

カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

甍(いらか)百八

e0126350_0371631.jpg


代々木公園発祥のデング熱の感染の広がりが伝えられている。
69年ぶりの感染と騒がれていたが、それほど驚くべきことではない。
これまでも海外で感染し国内で発症したケースは結構ある。
日本国内でもデング熱が流行したことがありますが、現在はすべて海外で感染して日本に持ち込んだ症例で、2010年度には245件の報告がありました。日本旅行業協会 添乗員のための旅行医学2012年3月

デング熱はアジアや中南米で流行している感染症である。(ブラジルW杯に行った人いるでしょうけれども流行していたのよ)
今回最初に感染確認された若者に渡航歴が無かったことから話題になったのだ。
海外で感染した人(不顕性感染含む)を刺した蚊がウイルス感染して、その蚊を通して感染拡大したと考えられているようだが、そうならばこれまでも渡航歴のない人が感染して然るべき、というか感染者が出なかったことが不思議である。

蚊を絶滅させるための「遺伝子組み換え蚊」
イギリスの企業がデング熱などを媒介する蚊を駆除するため、順調に行けば、3年後にマレーシアで遺伝子組み換え蚊を大規模に放つ計画という、2008年1月の記事である。






STAP細胞の続きです。

後述(1)~(3)まではこちらを参照
後述(4)はこちらを。
後述(5)はこちら
後述(6)はこちら
・決定的な捏造証拠として、マウスの種類と緑色蛍光、キメラマウスに関わる3種類のマウス
・墓穴を掘り、捏造をさらに裏付けることになった第三者機関による遺伝子解析と若山会見
言い訳にならなかったNHKスペシャルと戻し交雑の深い意味合い
論文共著者(理研CDB副センター長)の自殺という展開
毛の色にみるキメラマウスの怪しさ
GFP導入マウスとトランスジェニックマウス安定供給への疑義及び不可解さ
遺伝子導入の難しさとGFPのホモヘテロ・優性劣性問題
マウスの杜撰管理と遺伝子組換え生物の拡散防止措置について。

下記「STAP実験・STAP騒動で私が受けた主なる衝撃主なる衝撃」部分は重複しています。

STAP実験・STAP騒動で私が受けた主なる衝撃

●STAP細胞が幹細胞ではなかったこと。 
自己複製能が無く細胞分裂しないということであるから、STAP細胞には多分化能はない。胎児にも胎盤にもなれないのは明確。にも拘わらず「生殖細胞を含む全ての細胞に分化する能力を持っていると明確に示された」と報告されていた。


●幹細胞ではないSTAP細胞からキメラマウスを作製。STAP由来の胎仔と胎盤をできたこと。 
上記の理由でありえない。だからなのか、「単一細胞(トリプシンでバラバラにする)」から「小分けブロック」にすることで可能になった、その技術は若山氏ならではのものと語られた。この方法や文言には非常に強く作為的なものを感じる。


●全身グリーンマウスを喜んでいること。
Oct4-GFPマウス(分化した細胞は蛍光しない)とCAG-GFPマウス(最初から全ての細胞で蛍光するように操作されている)のどちらのマウスが使用されたとしても、全身が蛍光したことを喜ぶのはおかしい。喜ぶ意味がない。


●グリーンな胎仔と胎盤の画像撮影。拍動している画像もあった。
どうやって撮影したのか?またマウスは多胎妊娠があたりまえな生物なので、通常は着床成功率を上げるためにも複数の胚を移植すると思う。画像で指し示された胎仔・胎盤は1つだけであった。


●小保方氏が幹細胞樹立は苦手で全く関与していないと述べたこと。
培養が出来ないと言っているようなもので、世紀の科学者のごとく持ち上げられた報道も然ることながら筆頭著者であることへの疑問あり。前段階の実験に携わっており本当に実験が成功していたとしても彼女の貢献度は極めて低い。・・・※後述(1)


●Oct4-GFPマウスを使って実験を行ったと述べられていたのに、その後(検証実験やマウス解析報告など)にCAG-GFPマウスだったと語られていたこと。
実験が成立しない。


●STAP細胞から幹細胞樹立(増殖性獲得)に副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)が使用された。 
副腎皮質ホルモンはリンパ球の活性を抑制する。培養中のT細胞に添加すれば死滅に至る。STAP細胞の基になったのはT細胞である。T細胞の特性を残しているならば増殖ではなくて死滅するのではないだろうか。・・・※後述(2)


●TCR(T細胞受容体)の遺伝子再構成を調べることの意味。
初期化した細胞から元の細胞を断定することが可能だろうか。断定できるならば初期化したとは言わないのでは?元の細胞を断定するにはTCR再構成を利用する以外になかった、ゆえに元の細胞はT細胞にしたという恣意的なものを感じる。(しかしそれが命取りだった気も・・)・・・※後述(3)


●初期化(一度分化した細胞が多能性細胞・未分化細胞に戻ること)の意味が曖昧。
詳細は解明されていないが相同組換えなどの遺伝子組替えでは一旦一部分のDNAがほぐれると考えられている。強固な連鎖に新たなものは入りにくいということ。ほぐれた箇所に似たものが入り込むという考えが相同組換え。そうであるならば分化した細胞が初期化するということはすべてのDNAがほぐれるということを意味する。ほぐれた全てのDNAを人為的に再構成して臓器なり生物を作製することができるだろうか?今の知識や技術ではとてもじゃないが無理だろう。(組換えの発生は人間の我儘な期待に応えるレベルにない。そこでほぐしや耐性など人為的に働きかけるわけだが現段階では相同組換えでさえ、その成功は難しい状況である。)


●異なる種の細胞がいとも簡単に細胞接着したこと。
ありえない。(理研の著名な研究者が同意してくれるはず)・・・※後述(4)


●2つ目の論文の力尽きた観。
整合性のない実験を利用して証明していたりする。・・・※後述(5)


●最後は従来から可逆性があると言われている線維芽細胞の増殖因子を用いたこと。
辻褄合わせっぽい。STAP細胞初期化はありえないという間接的な証明をしているようにすら感じる。・・・※後述(6)


導入遺伝子の怪しい定義

成功率が一番高いと言われているマウスでさえ、遺伝子導入の成功率は1%ほど。さらには遺伝子継代の安定性も低い。
トランスジェニックマウスを維持することは容易ではない。
だからこそ理研も実験成功の条件の1つとして「トランスジェニックマウスの安定供給」と書き入れたのだと思う。

STAP細胞実験のためにマウスを提供した若山氏は1999年に129/SvマウスとB6マウスにそれぞれGFPを遺伝子導入した。
GFP遺伝子は野生マウスには存在しないので、少なくとも2匹に導入成功しないと交配による継代は在り得なくなる。
よって129/Svマウスで2匹(オスとメス)、B6マウスで2匹(オスとメス)の遺伝子導入成功が最低条件となる。
そしてそのマウスを実験で使っていこうとするならばホモで導入されたのかヘテロで導入されたのかを判別しておく必要がある。
その前には遺伝子の表現型(優性及び劣性の状態など)を知っていなければならない。
G(-)やg(-)といった導入は無いと言い切れるのだろうか?
そうしたことを考慮せずとも事足りる緑色蛍光は遺伝子由来ではないだろう。

若山会見資料より(下線は私が引いたもの)
本実験に用いられたGFPマウスは若山が1999年に作成し、129/SvマウスとB6マウスに戻し交雑したものであり、他に存在しない。本研究では、上記129/SvマウスとB6マウスを交配して生まれた129B6F1マウスの、生後1週間以内の産仔を用いた。
このマウスは雑種であり毛色などは遺伝子がヘテロになるが、GFP遺伝子は両親がホモで持っているため、産仔もGFP遺伝子がホモとなる。 


STAP細胞実験に用いられたマウス(129B6F1)の両親はGFP遺伝子がホモであったと記されている。
よってその子も遺伝法則によりGFP遺伝子ホモであったということのようだ。
おそらく緑色蛍光を優性と考えていて、ホモは優性遺伝(GG)のことを指しているのだと思うが、劣性遺伝子が並ぶ状態(gg)もホモと言う。
Gが優性であるならば、GG(ホモ)とGg(ヘテロ)は同じ性質である可能性があるが、GG(ホモ)とgg(ホモ)の性質の現れ方は同じではない。
またホモ同士の交配もGG×GGならば仔はGGであるが、GGとggというホモ同士ならば仔はGgのヘテロとなる。
従って「ホモで持っている」という表記の仕方はそのマウスの性質を表すものとしては不十分である。
遺伝情報(遺伝子)への認識がこんな曖昧なものであったとするならば、実験条件が整っていないことになるので実験は成立しようもないし、万一実験で期待通りの結果が出現したとしてもそこから結論を導き出すことは不可能である。


4匹のマウスの遺伝情報と生体環境

STAP細胞論文のキメラマウス作製には3匹のマウスが関与している。STAP細胞を作ったマウスは②に該当する。
①妊娠マウス(胚盤胞の持ち主)
②外来マウス(注入する細胞を作る基になったマウス) ⇒STAP細胞の基マウス
③偽妊娠マウス(胚盤胞を移植されて妊娠継続するマウス、代理母)

直接的に関与するのは3匹であるが、①のマウスは通常妊娠しているので交配相手(対遺伝子の片割れ)が存在する。
だから4匹のマウスが関与している。
厳密に言えばそれぞれのマウスの親(祖先)の遺伝情報なども必要である。


ここで述べたいことは、キメラマウスの緑色蛍光についてである。
STAP細胞を作ったマウス(②マウス)はGFPホモだということなので、STAP細胞はGFP遺伝子ホモ(GG)だと仮定する。
STAP細胞だけではマウスは生まれない。
STAP細胞を妊娠マウス(①マウス)から取り上げた胚盤胞に注入するのである。
要するに胚盤胞は土台や基礎となる。だからこの胚盤胞の遺伝子がかなり重要となってくる。
妊娠マウスにGFPが導入されていなければ、Gでもgでもなく(-)である。GFP遺伝子は存在しない。
また妊娠したということは交配相手(④マウス)がいるので、そのマウスにGFP遺伝子が導入されているかどうかも問題となってくる。

胚盤胞にSTAP細胞を注入した後、今度はそれを偽妊娠マウス(③マウス)に移植する。
妊娠が成立すれば母体の血液や血中物質が胎盤や胎児に移行する。
血液の細胞は移動するのだ。
人間の場合は胎盤完成後は胎盤を境界とし母と子の血液が行き交うことはなくなるが、胎盤完成前には血液も移行する。
また胎盤には母と子どちらの血液も存在する。
血中物質であれば胎盤完成後も移行する。だから妊婦は飲酒や喫煙、薬の服用などに注意する必要があるのだ。

従って胎盤の緑色蛍光が実際に起こったとしても、関与した全てのマウスのGFP遺伝子導入状態を提示しておかないと、それがSTAP細胞由来なのかは分からない。
なにせ4つのマウスが関与しているのだから。
STAP細胞以外のマウスにGFP遺伝子が導入されていないことがSTAP細胞由来だと見分ける最低条件となる。
しかしSTAP細胞以外のマウスにGFP遺伝子が導入されていないということになれば、細胞注入から個体発生の過程でGFP遺伝子は異物として排除(淘汰)され消滅する可能性がある。
もし残ったとしても表現型としては現れないか、他の遺伝子に悪影響を与えて奇形や異常などが生じると考えられる。







by yumimi61 | 2014-08-31 14:40