人気ブログランキング |

by and by yumimi61.exblog.jp

カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

甍(いらか)百十三

e0126350_22153594.jpg

e0126350_22172229.jpg

e0126350_2238388.jpg

e0126350_22383716.jpg

e0126350_22391424.jpg




STAP細胞の続きです。

後述(1)~(3)まではこちらを参照
後述(4)はこちらを。
後述(5)はこちら
後述(6)はこちら
・決定的な捏造証拠として、マウスの種類と緑色蛍光、キメラマウスに関わる3種類のマウス
・墓穴を掘り、捏造をさらに裏付けることになった第三者機関による遺伝子解析と若山会見
言い訳にならなかったNHKスペシャルと戻し交雑の深い意味合い
論文共著者(理研CDB副センター長)の自殺という展開
毛の色にみるキメラマウスの怪しさ
GFP導入マウスとトランスジェニックマウス安定供給への疑義及び不可解さ
遺伝子導入の難しさとGFPのホモヘテロ・優性劣性問題
マウスの杜撰管理と遺伝子組換え生物の拡散防止措置について。
導入遺伝子の怪しい定義と4匹のマウス(無視された3匹のマウス)。
鍵は胎盤~評価法自体が在り得ないという事態~
iPS細胞・STAP細胞と体細胞クローンの深い関係
iPS細胞とSTAP細胞はライバルに非ず
言葉のすり替え~遺伝子もタンパク質も化学物質、アジアも欧米も世界~
生殖細胞の減数分裂からみるSTAP論文ひいては生命科学への不信

下記「STAP実験・STAP騒動で私が受けた主なる衝撃主なる衝撃」部分は重複しています。

STAP実験・STAP騒動で私が受けた主なる衝撃

●STAP細胞が幹細胞ではなかったこと。 
自己複製能が無く細胞分裂しないということであるから、STAP細胞には多分化能はない。胎児にも胎盤にもなれないのは明確。にも拘わらず「生殖細胞を含む全ての細胞に分化する能力を持っていると明確に示された」と報告されていた。


●幹細胞ではないSTAP細胞からキメラマウスを作製。STAP由来の胎仔と胎盤をできたこと。 
上記の理由でありえない。だからなのか、「単一細胞(トリプシンでバラバラにする)」から「小分けブロック」にすることで可能になった、その技術は若山氏ならではのものと語られた。この方法や文言には非常に強く作為的なものを感じる。


●全身グリーンマウスを喜んでいること。
Oct4-GFPマウス(分化した細胞は蛍光しない)とCAG-GFPマウス(最初から全ての細胞で蛍光するように操作されている)のどちらのマウスが使用されたとしても、全身が蛍光したことを喜ぶのはおかしい。喜ぶ意味がない。


●グリーンな胎仔と胎盤の画像撮影。拍動している画像もあった。
どうやって撮影したのか?またマウスは多胎妊娠があたりまえな生物なので、通常は着床成功率を上げるためにも複数の胚を移植すると思う。画像で指し示された胎仔・胎盤は1つだけであった。


●小保方氏が幹細胞樹立は苦手で全く関与していないと述べたこと。
培養が出来ないと言っているようなもので、世紀の科学者のごとく持ち上げられた報道も然ることながら筆頭著者であることへの疑問あり。前段階の実験に携わっており本当に実験が成功していたとしても彼女の貢献度は極めて低い。・・・※後述(1)


●Oct4-GFPマウスを使って実験を行ったと述べられていたのに、その後(検証実験やマウス解析報告など)にCAG-GFPマウスだったと語られていたこと。
実験が成立しない。


●STAP細胞から幹細胞樹立(増殖性獲得)に副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)が使用された。 
副腎皮質ホルモンはリンパ球の活性を抑制する。培養中のT細胞に添加すれば死滅に至る。STAP細胞の基になったのはT細胞である。T細胞の特性を残しているならば増殖ではなくて死滅するのではないだろうか。・・・※後述(2)


●TCR(T細胞受容体)の遺伝子再構成を調べることの意味。
初期化した細胞から元の細胞を断定することが可能だろうか。断定できるならば初期化したとは言わないのでは?元の細胞を断定するにはTCR再構成を利用する以外になかった、ゆえに元の細胞はT細胞にしたという恣意的なものを感じる。(しかしそれが命取りだった気も・・)・・・※後述(3)


●初期化(一度分化した細胞が多能性細胞・未分化細胞に戻ること)の意味が曖昧。
詳細は解明されていないが相同組換えなどの遺伝子組替えでは一旦一部分のDNAがほぐれると考えられている。強固な連鎖に新たなものは入りにくいということ。ほぐれた箇所に似たものが入り込むという考えが相同組換え。そうであるならば分化した細胞が初期化するということはすべてのDNAがほぐれるということを意味する。ほぐれた全てのDNAを人為的に再構成して臓器なり生物を作製することができるだろうか?今の知識や技術ではとてもじゃないが無理だろう。(組換えの発生は人間の我儘な期待に応えるレベルにない。そこでほぐしや耐性など人為的に働きかけるわけだが現段階では相同組換えでさえ、その成功は難しい状況である。)


●異なる種の細胞がいとも簡単に細胞接着したこと。
ありえない。(理研の著名な研究者が同意してくれるはず)・・・※後述(4)


●2つ目の論文の力尽きた観。
整合性のない実験を利用して証明していたりする。・・・※後述(5)


●最後は従来から可逆性があると言われている線維芽細胞の増殖因子を用いたこと。
辻褄合わせっぽい。STAP細胞初期化はありえないという間接的な証明をしているようにすら感じる。・・・※後述(6)




神戸モザイクあたり?

受精卵(胚盤胞)にSTAP細胞を注入して代理母に移植したらキメラマウスが生まれたという。

受精卵は2nである。体細胞由来のSTAP細胞も2nであろう。
これを電気刺激などで人工的に融合させてしまえば4nとなってしまい、個体発生には繋がらない。
そこで考え出されたのが混合である。
異なった種類の細胞を接着させるが、それが合一して1個体になったりはしない。
また接着した細胞間で核(DNA)の一部が交換される接合とも考えていないようだ。
2nを維持したままの2種の細胞が共同で胎盤やら仔を発生させるという考えに基づくのがキメラマウスである。

STAP論文に限らないがキメラマウスの特徴して毛色のまだらを挙げている。
黒マウスと白マウスから作製したキメラマウスの毛色は黒白のまだら模様になるというのだ。
毛色を担当したのが一方のマウスという考えではなく、黒マウスも白マウスも毛色に関与しているということになる。
これがどうしても解せない。
キメラマウスと言っているものはキメラではなくてモザイクではないだろうか?
キメラとモザイクは違う。こちらも参考にどうぞ。

モザイクとは遺伝情報(DNA)の異なる細胞を同一個体に混在している状態であるので、STAP論文で作られたキメラマウスにはこちらが相応しいはず。
キメラよりもずっと頻度が高い。
ヒトにも見られる異常である。
受精卵の分割時(細胞分裂時)の染色体異常や変異が原因となっていることが多い。
具体的には染色体(DNA)が離れなかったり、一部分だけ欠落してしまい、正常にコピーされないことで生じる。(異常細胞)
染色体異常と通常の細胞が混在する状態をモザイク型の遺伝病として扱っている。混合率は一様ではない。
8トリソミーモザイク症候群(45+XX; Warkany症候群)、モザイク型ダウン症候群(45+XY;21番染色体の過剰・21トリソミー)、ターナー症候群(44+X)などが知られている。


植物にはウイルス病(別名:モザイク病)があるということをこちらに書いたが、タバコの葉などにこれを引き起こすウイルスはタバコモザイクウイルスと呼ばれている。
このウイルスはタンパク質から出来ているそうだ。


両方あればいいものではない

STAP細胞はオスのマウスからのほうが効率よく出来るということだったので、STAP細胞の性染色体はXYとする。
STAP細胞を注入する受精卵(胚盤胞)のほうの性別は精子と卵子の組み合わせ次第であるから、メスXXであることもある。
キメラマウスの毛色は黒と白でまだらになるということだったが、メスXXとオスXYのキメラマウスはどうだろうか。

このあたりはES細胞の研究によってすでに語られているところなのだが、ES細胞(注入細胞)の寄与率に依るらしい。確か毛色もそういう見解であったはず。
受精卵(胚)XXにXYのES細胞を注入して、ES細胞の寄与率が高ければオスか性分化疾患(別呼称:両性具有半陰陽、インターセックス、間性など)マウスとなるとのこと。
逆に寄与率が低ければ、メスかやはり性分化疾患を引き起こす。
受精卵(胚)がオスXYで注入細胞もオスXYの場合はキメラマウスもオスとなる。
この場合、精子は受精卵由来と注入ES細胞由来と2種類できるそうだ。これは毛色のまだら状のように考えているのだろう。
またSryという遺伝子やメチル化修飾を操作することによって、性転換させることも出来ると言われている。

これらもキメラではなくてモザイクと考えるべきだろう。寄与率とは異常細胞の混合率。モザイク度と言える。
現実にヒトにも存在する疾患である。
キメラマウスという大層立派なものを作っているのではなくて疾患を引き起こしているのである。
その発現パターンもコントロールできない。
人間が生殖や遺伝子を操作した結果であるからして、故意に疾患を引き起こしていると言っても過言ではないのだ。
ほとんどの場合、生まれてくる生命体には生殖能力は無い。


ねえ・・知ってる?

蛇を飼っている人は餌にマウスを使う。冷凍マウスである。
成長が早く(寿命が短く)、早くに仔を産めるようになって、しかも1回に10匹程度産むという多産である。
小さいから餌や使用薬剤が少なくて済み、扱いやすいという利点もある。
マウスは実験だけでなく餌としても重宝されているのだった。

冷凍マウス
群馬県から愛を込めて
医療用マウスの転用

医療用マウスの転用は一つ間違うとなかなか怖いものがあるような気がするが、資源を有効活用しようと考えるのは商売人にとっては当たり前の事だろう。

しかし個人で蛇を飼育しているような人は、冷凍マウスを大量に保存しておく大型冷凍庫を持っていなかったり、冷凍マウスを買うにはお金がかかったり、どこにでも売っているわけではないので、マウスやハムスターの自家繁殖を考える人も少なくない。
上述のとおり、マウスは小さくて簡単に沢山の仔を産んでくれるから個人でも行いやすいのだ。
自家繁殖させ生まれたマウスを生きたまま・・・自宅の冷凍庫に入れて凍らせるらしい・・・。
考えるだけでクラクラしてくるが、あらゆる生物は何かしらを食べて生きているという事実がある。
冷凍マウスと冷凍豚肉や冷凍鶏肉の何が違うのかと問われれば、答えに詰まってしまうのだ。
私はいなごを取って(丁寧にする場合は手足をもぎ取る)、生きたまま湯に掘り込む場面に何度も立ち会ったことがあるし、冷蔵庫に生きた釣り餌が入っていたこともある(ちなみに私は練り餌しか付けられません!)。
何か事件があると小動物を虐待していたと騒ぐのが好きだが、事件が無くとも同じようなことは行われていたりする。
一部分だけを抜き出せば、それはいつも残酷である。

大前提として人間は動物や魚を捕獲したり飼育養殖したりして食べている。
自然界でも同じように弱肉強食の捕食が行われている。それが生態系を維持しているとも言える。
生態系の頂点にいるのは人間だろうから、もしも自然災害が生態系維持のために必要不可欠なものであったとするならば・・。
考え出すと、何が良くて何が悪いのか、本気で分からなくなる。
目の前の事しか見たくないというのが人間の本音だろうし、現に目の前のことや抜き出した一部分だけで全体が語られることが多いだろう。
生きていくって残酷だし、簡単なようで難しいし、難しいようで実は簡単なことなのかもしれないと、小さな胸を痛めてみたり、悲しみで出来ている世界に温もりを求めてみたりする。





by yumimi61 | 2014-09-08 01:06