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日本国憲法の秘密-412-

熱線による被害
爆発と同時に爆発点の温度は摂氏100万度を超え、空中に発生した火球は、1秒後には最大直径280メートルの大きさとなりました。この火球から四方に放出された熱線は、爆発後100分の1秒から約3秒間、地上に強い影響を与え、爆心地周辺の地表面の温度は摂氏3,000~4,000度にも達しました。(鉄の溶ける温度は摂氏1,536度)
強烈な熱線によって焼かれた人々は重度の火傷を負い、多くの人が亡くなりました。火傷は熱線に直接面していた部分にのみ生じており、爆心地から3.5キロメートル離れたところでも、素肌の部分は火傷を負いました。また、爆心地から600メートル以内の屋根瓦は、表面が溶けてぶつぶつの泡状になりました。樹木への着火も多く、約3キロメートル以内では、電柱、樹木、木材などが黒焦げになりました


高熱火災による被害
原子爆弾の炸裂と同時に、放射された高温の熱線により市内中心部の家屋が自然発火し、続いて市内のいたるところで、倒れた家屋の台所で使われていた火気などを原因とする火の手があがり、午前10時頃から午後2~3時頃を頂点に、終日、天を焦がす勢いで燃え続けました。爆心地から半径2キロメートル以内の地域はことごとく焼失し、焼け跡は、すべてのものが異常な高熱火災により溶けて、まるで溶岩のようにあたりを埋め尽くしました。
倒壊した建物の下敷きになって、生きながら焼かれ、亡くなった人も数知れません。



爆風による被害
原子爆弾の爆発の瞬間、爆発点は数十万気圧という超高圧となり、まわりの空気が急激に膨張して衝撃波が発生し、その後を追って強烈な爆風が吹き抜けました。
衝撃波は、爆発の約10秒後には約3.7キロメートル先まで達し、その圧力は爆心地で1平方メートルあたり35トン、最大風速は秒速440メートルに達するという強大なものでした。爆風がおさまると、中心部の空気が希薄になり、周辺部から爆発点に向かって強烈な吹き戻しがありました。
爆心地から半径2キロメートルまでの地域では、爆風により木造家屋はほとんどが倒壊し、鉄筋コンクリート造の建物も、崩壊はしないものの、窓は全部吹き飛ばされ、内部はことごとく焼失するなどの大きな被害が生じました。
爆風により人々は吹き飛ばされ、即死した人、負傷した人、倒壊した建物の下敷きになって圧死した人が相次ぎました。

<以上広島市ホームページより>


原爆被害の話でよく「熱線」という言葉が出てくる。
熱線とは何かと言うと「赤外線」のことである。
赤外線は電磁波。
光としての性質を備える電磁波のうち最も周波数の低いものが赤外線である。
「周波数が低い」を言い換えれば「波長が長い」ということになる。
光より周波数が低いものを電波(マイクロ波やラジオ波など)と言う。
周波数の低い(波長が長い)順だと、電波、赤外線、可視光線、紫外線、エックス線、ガンマ線となる。(アルファ線やベータ線は電磁波ではなく粒子線)
宇宙にある全てがその表面温度に対応した電磁波を放射している。
ということはそう、地球上の物体全てが温度に応じた電磁波を発している。人間の身体も。
物体からの放射は温度が高いほど強い。
温度ということで察するかもしれないが、これも振動に関係している。原子や分子を構成する電子の振動が関係している。

常温の物体からは必ず赤外線が放射されている。高い温度の物体ほど赤外線を強く放射し、放射のピークの波長は温度に反比例する。室温20 ℃の物体が放射する赤外線のピーク波長は10 μm程度である。熱線とも呼ばれる。
なお、科学用語としての遠赤外線とは全く関係のない商品等で「遠赤外線の効能」を謳うものが多数存在するが、それらは科学的な根拠のない疑似科学的なものであり、注意が必要である。

「遠赤外線は体の内部まで浸透し内側から温める」と言われることがあるが、間違いである。遠赤外線はマイクロ波に近い波長を持つが、物質の内部まで浸透する効果は、当然ながらマイクロ波のほうが顕著である。そしてマイクロ波のこの効果は、むしろ人体に有害である可能性が指摘されている。

赤外線は気候にも重大な影響を与えている。地表からは大量の赤外線が放出されるが、この赤外線を二酸化炭素などの温室効果ガスが吸収し赤外線を再度放射する。この働きによって地表の気温は上がる。この一連の動きは温室効果と呼ばれ、地球の気温を大きく上げる役割を果たしている。温室効果による赤外線放射は太陽から直接受け取る熱量を大きく上回っており、もし温室効果が存在しなかった場合は地球は氷点下の凍てついた惑星となる


全ての物体は赤外線エネルギーを「放射」しているが、同時に外部からの赤外線エネルギーも「吸収」「反射(撥ね返し)」「透過(すり抜け)」をしている。
外部からの赤外線エネルギーを入射とすると、入射= 反射+吸収+透過が成り立つ。(エネルギー保存則)
物体が赤外線を吸収すると物体の温度は上昇し、放射すると物体の温度は低下する。
温度が一定の「熱平衡状態」(地球は宇宙空間と同じ温度にはならないので孤立系と考える。孤立系では熱平衡状態となる)では、赤外線の放射と吸収は同じ量となる。「放射」=「吸収」(キルヒホッフの放射法則)
エネルギーは増えも減りもしないのである。

温暖化の原因とされている温室効果ガス(二酸化炭素など)。
これは地表が放射した赤外線を大気中の二酸化炭素が吸収して大気中に熱を封じ込めているから温暖化するという説である。
しかし二酸化炭素が再放射している以上、二酸化炭素が必要以上の温暖化を招いてるとは思えないのだが。

熱の伝わり方には、「伝導」と「対流」と「放射(輻射)」がある。
伝導:物質を通して熱が伝わる。
対流:空気や液体などの流れによって熱が伝わる。
放射:赤外線などによって熱が伝わる。

熱は高い方から低い方へ移動する。
この法則を利用して気象用語の「放射冷却」が説明されていることが多いが、それは対流による熱の移動ではないだろうか?
by yumimi61 | 2016-11-13 17:10