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日本国憲法の秘密-420-

「この食品にセシウムが含まれているか調べるために買っちゃおうかなぁ」
「ノー減るでしょう!」


前記事に昨晩下記のように追記しました。エネルギースペクトル測定の計測回路の構成例も掲載しています。
放射線ではなく、どんな核種が存在し拡散したのかを調べる核種同定(核種分析)となるともっと難しくなる。

核種を同定(確定)するには、原子の原子番号(陽子の数)に加えて質量数(陽子+中性子の数)を知る必要がある。化学的手段では通常元素(原子番号)しか分析できず、どの質量数の同位元素かわからない。化学的な手段に加えて、放射化分析や質量分析、ガンマ線やアルファ線のエネルギースペクトル分析などの核物理あるいは物理的な手段を駆使して初めて核種の同定が行える。このように放射性同位元素の同定を行う分析を核種分析という。

通常核種分析として行われているのは「ガンマ線エネルギースペクトル分析」である。
放射性物質から放出されるγ線のエネルギーは、それぞれの放射性物質(核種)ごとに違いがある。要するに固有のエネルギー(数値)を持っている。
その差でもって核種を突き止めようとするものである。
しかし拾えるエネルギー(測定器で捉えるられるエネルギー)は僅かなので増輻させて調べる。
元々のエネルギーにあまり差がない場合の確定は難しいらしい。
β線やα線は核種ごとの固有のエネルギーがなく(最大値のみ)、透過力も弱いので、これまた分析はとても難しい。
環境中で様々にエネルギーを失ったγ線から元のエネルギーが判明して、それを放射した放射性物質が分かるということが私にはいまひとつ理解が出来ない。

分析というだけあって全てオートで機械任せともいかない。
「セシウム137が出ました」とお知らせしてくれる測定器なんかない。(あったらあまりあてにならないと思え!?)
それだけの感度や精度やオールマイティさを持つ簡易測定器(検出器)などないのである。
高価な検出器と測定用モジュール一式揃えると、数百万~一千万越えにもなるそうだ。
「この食品にセシウムが含まれているか調べるために買っちゃおうかなぁ」という気軽さはない。
さらに言えば宝(?)の持ち腐れにならないように正しい分析を行える人材が必要である。




ぷるるるるる
「はい?」
「突然のお電話で失礼致します。わたくし怪しいものではございません。本日はロシア製の非常に優れた放射線測定器のご案内をさせていただきたくお電話さしあげました。奥様でいらっしゃいますか?」
「え?ええまあ」
「奥様でしたらやはり食品の安全性は気になりますね。福島原発事故に続いて最近では豊洲市場でもいろいろと言われていますが、こんな時代だからこそ自分やご家族の健康は奥様自身で守っていかなければならないのです」
「はあ」
「福島原発事故の時に海に大量に汚染水が漏れだしたことはご在知だと思いますけれど、あの汚染水には大量のストロンチウムを含んでいたんです。ストロンチウムですよ奥様。ストロンチウムはベータ線しか出さないため空間線量用の測定器では検知できないのです」
「でも原発事故は5年も前の話だし・・・」
「いえいえ奥様半減期という言葉は聞いたことありませんか?放射能というものはそんなに簡単に消えたりしないものなのですよ」
「う~ん、それはそうとしても」
「健康のためには煙草は吸ってはいけないと言いますでしょう?それに異を唱える人はいませんね?塩分は控えめに、糖分や脂肪分の取り過ぎには注意、そう言われてますでしょう?それと同じですよ。お塩やお砂糖は毒ですか?そうではないですね。むしろ体には必要なものです。でも取り過ぎたら命に係わることもあるわけです」
「確かにそう言われれば」
「そうでしょう奥様!そこでですね、私どもが扱っております優れものの放射線測定器をぜひともご活用していただきたいのです。これはですね、ベラルーシやロシアを中心に業務用として販売されているものでして、ベラルーシ政府やロシア政府の品質基準に適合した製品として正式登録されています。チェルノブイリ原発事故は日本より先にありましたから、すでに十分な実績を重ねた製品でございます。ガンマ線の空間線量はもちろんのこと食品や土壌、建材などに含まれる放射線をベータ線も含めて測定できます。こういった製品はまだ日本には存在しません」
「へえそうなんですか・・それは凄いですね。でもそういうことだったら・・やはりお高いんですよね?」
「それが今回は特別に39,800円でご提供させていただいております。特別にです」
「さんきゅっぱ・・・サンキュウパパ・・・」

「だれじゃ!」

・・・・・・・・・プチン。




内部被爆から家族を守るために 食品や土壌の汚染を検知 ベルラーシ製放射能測定器 PK-107


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上記ページより
 「ガイガーカウンターで食品など測れるわけがない」と言われる方がいらっしゃいますが、実際にベラルーシで使われており、このページにも測定テストの結果を載せていますのでぜひご覧ください。 また、放射線に関してテレビなどでは報道されない情報や、PKC-107を使えば具体的に何ができるのかを紹介していますので、最初、少し文章が続きますが、ぜひお読みください。

ベラルーシの首都ミンスクの市場でPKC-107を使う検査員(2011年撮影)の写真あり。
(ベラルーシの首都ミンスクにある食料品市場にて(「NHK番組スタジオパーク「食の安全・ベラルーシから学ぶこと」2011年11月7日放映より)※スクリーニングとしてPKC-107で箱ごとの汚染度のばらつきを検査しています。この野生のベリーの基準値は、185Bq/kgです。


ガイガーカウンターで食品など測れるわけがない!
ガイガーカウンターとは前記事に掲載した測定器一覧の一番上にあったものである。
確かに他の測定器はγ線しか検出できないので、唯一β線が測定できる測定器ではあり、表面汚染に向いている。
測定器を近づけて土壌を計れるならば食品だって同じようにして測れるのではないかと思う気持ちは全く分からないわけではない。
しかしそもそも信頼度は高くない測定器である。たとえ数字が表示されても信頼できる数字ではないということ。
空中に浮かせて測定したらどう考えたってそれは空間線量を測っているということになる。
空気にだって放射線は存在するのだから、それを遮蔽しないで正確に食品のデータが取れるわけがない。
1つの食品からだってあちこちの方面に放射されているのに一か所でしか測定しなければ放射線量は少なくなって当然だし、透過力の弱いβ線なのだから中に留まって外には出てこない可能性もある。
外に出てこないものは検知できない。
γ線なども検知は困難である。
しかも食品の基準値はとても低い。それは言いかえれば内部被爆のリスクは高いということになるが(予防的な意味合いも含めて)、それでも食品に含まれる放射能(食品から発せられる放射線量)は含まれていたとしても(発せられていたとしても)測定器の限界という壁に容易にぶち当たる。食品レベルの数値では検出できない。

検出できるとされているのが、Ge(ゲルマニウム)半導体検出器。
昨日追記した部分でのエネルギースペクトル測定の計測回路の構成例の図にあるのも、Ge半導体検出器。
これは簡易なもので百万~数百万。
by yumimi61 | 2016-11-21 11:47