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日本国憲法の秘密-421-

爆弾を爆発させるためには急激な膨張(体積増大)が必要である。

これを書くと混同して誤解に繋がりやすそうな気がするが、「爆発」も「燃焼(燃える)」も物質が酸素と化合する酸化現象である。
燃焼とは、一般に熱と光の発生を伴う酸化反応のこと。
酸化反応という括りで爆発も燃焼の一種である。

燃焼に必要なものは、
①可燃性物質(酸化される物質)
②酸素(酸素原子を供給する物質)
③熱源(点火に必要な熱エネルギー) 静電気や衝撃による火花、摩擦熱、酸化熱など

爆弾には火薬が用いられることが多いが、火薬の燃焼は通常の燃焼とは違って空気中の酸素を必要としない。

そのうえで爆発と燃焼の違い。
・爆発は急激な膨張(体積増大)があり衝撃を伴う。急激な酸化反応。破裂。
・燃焼(燃える)は発熱や発光などを伴う急速な酸化反応。

一般的に体積に変化を与えるのは気圧と温度である。
燃焼によって化学エネルギーが熱エネルギー(酸化熱)に変換され放出される。
爆弾内の火薬が熱(温度変化)によりガスに変化し急激に膨張することで、大きな運動エネルギーが発生する。
密閉されている中に運動エネルギーが充満し(高圧高温状態)破裂する。



火薬による爆弾は酸化反応(燃焼)による温度変化を利用して体積を増大させる。
原子爆弾は違う、核分裂を利用している。核分裂連鎖反応を利用した爆発だから核爆弾(核兵器)という名称なのだ。
核分裂に温度は関係ないはずである。
点火ではなく中性子を取り込ませることによって反応は始まる。


固体→液体→気体という変化は原子や分子を壊すわけではない。結合間が伸びただけ。
結合間が伸びたので、それだけ原子は振動や運動が可能となる。固体<液体<気体の順で振動・運動量が多くなる。
核分裂の時に放出されるエネルギーの主なるものは結合エネルギーである。
それは結合していたものを分離させたからである。必要でなくなった結合エネルギーが結果として放出される。
エネルギーという単体の物体(物質)があるわけではないのだから、エネルギーは核分裂生成物に乗って放出されると考えられる。要するに核分裂生成物の運動エネルギーとなる。
急激な核分裂連鎖反応が起これば、大きな運動エネルギーが発生する。

火薬による爆発は燃焼でありながら火は出ない。
爆弾自体には火災を起こす能力はない。むしろ爆弾は消火に利用できる。
それは熱エネルギーが運動エネルギーに変換されてしまったからだ。
核分裂反応を用いた原子爆弾では、結合エネルギーが運動エネルギーに変換される。
だから熱なんか持たない。


これも誤解に繋がりやすい気がするが、動いているものの終わりには熱がある。
車は運動エネルギーで走っているが、ブレーキをかけると運動エネルギーが熱エネルギーに変わることで止まる。
転がっているボールの運動エネルギーは徐々に熱エネルギーに変換され、運動エネルギーが尽きれば止まる。
動いている物が何かに衝突すれば、そこには熱エネルギーが生じる。動いている物は止まる。
運動エネルギーは熱エネルギーに変換されて運動を終える。
人間も細胞レベルでは常に入れ替えを行っておりエネルギーを消費しているため熱を生じている。それが体温である。
人が死ぬと体温を失い、やがては環境温度と同じくらいになる。
原子レベルではまだ物体(物質)を分解するという大事な役割が残っている。分解時にも熱を生じる。分解には長い年月を要する。
火葬は燃料を用いて熱エネルギーを作り出し、人間の身体の大部分を短時間で気化させてしまうもの。
放射性物質の崩壊に伴って発生する崩壊熱も結合エネルギーが運動エネルギーに変わって最終的に熱となるものだが、バラバラな場所でマイペースに進む。


発電とは何か?
水力、火力、原子力などいろいろな発電所がありますが、実は、発電機を回して電気をつくるという「原理」は基本的には同じです。そのうち、火力と原子力は、水を温めて作った蒸気で、タービンと呼ばれる大きな羽車を回して、発電機を動かしています。
火力発電は、石炭や石油、ガスなどをボイラーで燃やして発生する熱を利用して、水を温めています。原子力発電は、原子炉の中でウラン燃料の核分裂を起こし、それによって発生した熱エネルギーを利用して、水を温めています。
日本原子力発電株式会社ホームページより>
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核分裂で熱エネルギーは発生しないはずのに、熱エネルギーを利用して水を温めているのが原子力発電だと言うのだ。そんなのおかしい。
by yumimi61 | 2016-11-23 17:25