2018年 05月 11日
日本国憲法の秘密-733- (外貨準備と貿易について)
大麻の有効成分というか問題成分というかは、テトラヒドロカンナビノール(THC)。
何十種類とあるカンナビノイドという化学物質の1種である。
中枢神経系に作用し精神活動に何らかの影響を与える。
精神活動は複雑なものであり、またアルコールに強い人弱い人がいるように、大麻の効果にも個人差があるので、一概に何がどの程度起きるとは言い難いところがある。
独特の匂いもあるらしいので、匂いに酔うというようなこともあるかもしれない。
毒性はあるが致死量といった見方で見れば、大麻を吸うくらいの量ではどこにも死ねない。

大麻草の種類、育て方、大麻草の部位(葉・花穂)、乾燥具合、形態などによってTHCが含まれる量(濃度)は大きく変わる。
乾燥大麻では1%程度の濃度しかないものもあれば30%もある物もある。
液体、ペースト、ワックスなど形態が変わると70%にもなる物があるという。それは濃縮するからである。


通常は乾燥大麻をタバコに混ぜて(あるいはそっくり入れ替えて)吸う。
濃縮して固体にしたものを削って粉状にし、タバコに混ぜて吸うというような方法もある。
液体では電子タバコみたいな感じになるだろう。
いずれにしてもTHCが肺に入り血液中に入り血流に乗って巡る。精神への影響は数分で効果が出ると言う。


大麻からTHCを抽出するには有機溶剤(溶媒)を使用する。THCは水に溶けず有機溶剤に溶ける性質を持っているため。
THCが溶け出したと思われる液体を蒸留(蒸発させ凝縮)させることで分離濃縮する。
溶媒は化学的に安定していて溶質と化学反応しないことが最も重要となる。
溶剤には比較的安定している物質ブタンなどが用いられるが、ブタンは可燃性や引火性が非常に高いため製造自体が危険にさらされる。
そこで不燃性のクロロホルムや四塩化炭素が用いられたりするらしい。クロロホルムはやや不安定。
上手く分離できなければ有機溶剤が混ざってしまうことになるが、有機溶剤はそれ自体が毒性を持ち、ほとんどのものが非常に揮発性が高いので簡単に気体になってしまう。可燃性ガスならば吸う時に燃えてしまう可能性が高いが不燃性であるガスは燃えない。
従って濃縮加工した大麻は溶媒として使った有機溶剤の影響も受ける可能性がある。
有機溶剤は麻酔性も依存性も高く慢性中毒に陥りやすいので注意が必要。有機溶剤乱用者は脳機能障害を起こしてしまう。
有機溶剤は脂溶性であり、脳の構成物質も脂肪の一種であるリン脂質であることから、そこに入りこみ脳を委縮させてしまうのだ。脂溶性が高いということは皮膚からも吸収するということ。



今度は電子タバコについて。

電子たばこ(Electronic cigarette, e-cigarette, e-cig)
乾燥葉や、液体を電熱線の発熱によりエアロゾル(霧状)化する装置である。英語圏では、装置はヴェポライザーとも呼ばれ、電子たばこによる吸入を俗にVape(発音:veip:ヴェイプ)と呼ぶ。専門用語では電子ニコチン送達システム (Electronic nicotine delivery systems, ENDS)。

用いられる液体は、プロピレングリコール、グリセロール、水、香料からなり、ニコチンを追加することもできる。
2008年頃から日本においてもメディアなどで取り上げられている。
日本ではニコチンを含有する電子たばこ用の液体は、薬事法にて医薬品とされるため主に日本国外から個人輸入が可能で、国内では販売されていない。
そのため日本ではタバコ葉の成分を摂取するプルームや、iQOS(アイコス)といった製品が販売され電子たばことして取り上げられているが、こちらは主に加熱式たばこにて記載する。日本での路上での使用の可否は自治体によって異なる。
たばこの規制に関する世界保健機関枠組条約がその第1条で、たばこ製品として対象にしているのは、葉タバコを原料とした製品であることからも、この両者は異なる。

有害性については議論がある。燃焼させた従来のたばこよりも毒性物質に曝露されない可能性が高い。2015年英国公衆衛生庁はたばこの喫煙よりも害が95%少ないと報告し、英首相はこのことを国民に周知させていくとしている。



(続きは明日)



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by yumimi61 | 2018-05-11 00:09


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