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日本国憲法の秘密-745- (外貨準備と貿易について)

ロックフェラーをはじめアメリカが得意としたのは幾つかの企業を合併して1つの企業にしてしまうトラスト(企業合同)。
ロスチャイルド家は各地に代理人や代理店を置いて任せる方式、提携などで協力関係を結ぶというやり方で事業を展開してきた。これが発展したのがカルテル(企業連合)。シンジケートはカルテルとなる。


とある国で生まれ育った大企業が海外進出する。外国ではその会社は外資となる。
一般的に各国は自分の国の企業なり産業を守るために外資には様々な規制を掛けていることが多い。
(植民地との貿易ならばその心配はないだろうけれども。だから植民地を持つ権力者の貿易は上手くいく)
(植民地の人がそれを自由と感じるか不自由と感じるかは人それぞれかもしれないけれども、だからこそ自由を守るための規制というものもあるのだと思います)
(動物でも植物でも外来種を目の敵にすることがありますね?在来種を守れ!とか言って。企業だって貿易だって同じことが言えてしまうわけで。それなのに自由貿易が素晴らしく保護貿易を悪だと決めつけるところが胡散臭い。外来種がみんな悪いのか、在来種がみんな良い物なのか、何を基準にそれを決めるのか、難しいところですね)

例えばロックフェラーのスタンダート・オイルが外国に法人を作って事業を展開しようとすれば、外国での規制を受けることになる。
ところが現地の人や現地会社を代理人や代理店にしたり、協力関係を結ぶというロスチャイルドの手法はその規制を受けにくい。
事業は任せてもロスチャイルドが資本参加するということは多々あり、また外資の資本比率が定められていることもある。
しかしもともとの提携者らが資本を分担して持てばよいわけだからさほど問題なくクリアできたりする。
さらに事業のためのお金でなく、お金のための事業ならば、その資本はいつでも引き上げることが出来る。資本自体が商売であったりするのだ(マネーゲームと言ったりもする)。
ここぞという時に株式を売り払って儲けたり、損をしないところで売り払ってリスク回避したりする。


日本では江戸末期に不平等条約を結ばされたという被害者意識が強いが、別にそうでもなかったということを前にも書いた気がするが、外資にも規制が掛けられていた。
その規制が1890年代に外されてきた。規制を外すとともに治外法権も撤廃した。
要するに日本で自由に商売できる代わりに、日本で処罰も受けましょうということになる。自由と責任は相和しない。


この規制緩和の動きを受けて、1900年、サミュエル商会は日本にライジングサン石油株式会社を設立した。
サミュエル商会は様々な物品を輸出入していたが、ライジングサン石油株式会社はその名の通り、石油部門を独立させた会社。
もともとマーカス・サミュエルがロスチャイルドから得たロシア産灯油のアジアでの独占的販売権は1900年を期限としていた。
独占販売権は飴で、期限は鞭といったところだろうか。
サミュエルはその間に一定の成果を上げる必要があったし、それを示してみせる必要もあっただろう。
同じ年、ロスチャイルドはオランダのロイヤルダッチの支援を始める。
ライジングサン石油会社が出来る前のサミュエル商会は、日本に届いた石油を日本国内に展開するのには国内に従来からある会社などを代理店にして利用していたが、直営での展開に乗り出すことになる。


1903年、シェルとロイヤルダッチはロスチャイルド家の仲介により合弁会社Asiatic Petroleum Company(アジアティック石油会社)を設立し、本社を中国上海に置いた。
これは日露戦争(1904-1905年)前年のことである。
そして1907年に両社が統合し、ロイヤルダッチ・シェルの設立と相成った。


シェルとは1897年にタンクシンジケートが改組して出来たシェル・トランスポート・アンド・トレーデイング・カンパニー (Shell Transport and Trading Company)のこと。
アジアティック石油会社はシェルとロイヤルダッチとロスチャイルドの3者(3社)が3分の1ずつ資本を出して設立された。
ライジングサン石油会社はシェルの子会社というポジションである。


トレードマークは、サミュエルが財を成す事が出来たのは、湘南の浜の貝殻であることから、それを忘れ無いために貝殻の「貝」印とした。(前出の桐蔭横浜大学客員教授コラムより)
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1897年にシェル・トランスポート&トレーディング・カンパニーを設立した。社名は、貝殻を販売していたことと、出資者の家紋がヨーロッパホタテ(Pecten maximus、ホタテガイに近縁なホタテガイ属の1種)であったことにちなむ。
トレードマークは当初ムール貝であったが、1904年に現在のマークの原型となるホタテ貝に変更した。ヨーロッパホタテの貝殻をモチーフにしたペクテンマークの起源はここにある。


Pecten maximus
Pecten maximus, common names the great scallop, king scallop, St James shell or escallop, is a northeast Atlantic species of scallop, an edible saltwater clam, a marine bivalve mollusc in the family Pectinidae. This is the type species of the genus.
This species may be conspecific with Pecten jacobaeus, the pilgrim's scallop, which has a much more restricted distribution.



一番最初(1900年)に作ったマークは地中海原産のムール貝だったそうである。
当時日本には存在しておらず、後に外来種であったムール貝が大繁殖することになる。

ホタテガイは生物学的にはイタヤガイ類(scallop) の1種で、イタヤガイ=ホタテガイではないそうだが、日本ではそのあたりを区分けしないで似た形のものはほぼ「ホタテガイ」と呼んでいる。

キリスト教圏では英語で言うところの scallop (特にその一種であるイタヤガイ属)の貝殻は、中世以来、聖ヤコブの象徴物とされており、フランス語では「聖ヤコブの貝」を意味する "coquille Saint-Jacques [仮名転写例:コキーユ・サンジャック]" の名で呼ばれている。これは「ホタテガイ」とは異なる。 


St James shell
地中海産のジェームズホタテガイ(ジェームズイタヤガイ)は古くから図案や紋章にとり入れられ,十字軍の従軍記章にもなったことで名高く,エルサレムへいった兵士がこれを従軍の印として故国へもち帰ったので巡礼貝の名がある。


「聖ヤコブの貝」
9世紀初頭に遺骨が発見されたというスペインのサンチアゴ・デ・コンポステラ(サンチアゴは,スペイン語で〈聖ヤコブ〉の意)は,今日なお巡礼地として名高い。同地は中世には,帽子などにホタテガイの殻をつけた巡礼が西欧各地から集まり,キリスト教三大巡礼地の一つとして栄えた(なお,今日でもフランス語でホタテガイをcoquille Saint‐Jacques(聖ヤコブの貝)と呼ぶ)。ヤコブはイスラム勢力と戦うキリスト教徒を守護すると信じられ,崇敬された。

スペインでは黄色い貝が巡礼の目印になっている。
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http://labarum.ocnk.net/
アンティーク&ヴィンテージ聖品専門店Labarum(ラバルム)より
(イタリア在住店主がイタリア、ヨーロッパで集めたメダイ/クロス/ロザリオ/ご絵/聖像/その他多種多様な聖品類/コレクションボックス等をご紹介しています)

ヨーロッパで実際に使われていたアンティーク・ヴィンテージメダイです。
永い年月を経て味わいのあるお品となっております。

【図柄・刻印・フレーズ解説】
三大巡礼地のひとつ、スペインのサンティアゴ・デ・コンポステラ巡礼記念のホタテ貝型スライドメダイです。
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*ちなみにフランス語ではホタテ貝を「聖ヤコブの貝」(coquille Saint-Jacques、コキーユ・サンジャック)と呼びます。
聖ヤコブの姿は往々にして巡礼者の姿で描かれる事が多く、巡礼の格好はつばの広い帽子にマントを着て巡礼杖を持ち、肩に合財袋か瓢箪をさげています。そして貝殻をマントなどにつけて描かれます。
その為彼が埋葬されている世界的にも有名な三大巡礼地のひとつ、スペインのサンティアゴ・デ・コンポステラへの巡礼者は、この貝殻をつける慣わしがあります。
*聖ヤコブはスペイン語でSantiagoサンティアゴ そして聖ヤコブはスペインの守護聖人で、そのシンボルのホタテ貝自体がスペイン人キリスト教徒にとって非常に重要なモチーフです。


メダイ(キンメダイ・・・)
メダイはポルトガル語です。英語ではメダル、フランス語ではメダイユと呼ばれています。
つまり物として金メダルや記念コインのようなものと同じです。
キリスト教の聖品として聖母マリア様やイエス・キリストをはじめ、聖人・聖女の方々などが彫られた様々な種類のメダイが存在します。


ちなみに「ホタテガイ」は寒海性の貝なので、暖かい海にはいない。
日本のホタテガイの産地は北海道や青森県である。
湘南の海では・・・

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by yumimi61 | 2018-05-29 15:05