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日本国憲法の秘密-768- (外貨準備と貿易について)

世界人口は爆発的な増加を続けているが、幾つかの国では人口が減少している。
ロシアも人口が減少していた時代があり、ロシアの人口減少は日本より格段に速く進むであろうと予測されていた。

日経ビジネスONLINE
門倉貴史の「BRICsの素顔」 ロシアの人口減少は日本より深刻 ー2006年6月26日
 より
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だがロシアは一旦持ち直して増加に転じた。
但し近年再び人口が減少に向かうのではないかと憂慮されている。

ロシアの人口減少、国連が予測  ー2018年05月17日 スプートニク日本

国連経済社会局は、ロシアの人口が2050年までに1億3200万人に減るとの見通しを出した。

一方で、都市部人口は300万人増え1億1060万人となり、総人口の83.3%となる。
農村部の人口は現在の3680万人から2210万人に減る。国連が統計を取り始めた1950年には、農村部に5740万人が住んでいた。

ロシア連邦統計局は1月末、2017年の出生率が前年比10.9%下がったとする報告書を発表した。
(でも国連予測は一度外れているからなあ・・と思われてしまいますね)

ロシアの人口は2010年頃から僅かに増加に転じた。

世界経済のネタ帳 人口の推移(1980~2018年)(ロシア・日本) 
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ソ連が崩壊したのは1991年のこと。
ソ連は15の共和国が集まった連邦国だった。
ソ連崩壊に伴って15共和国全てが独立した。

ロシア、ウクライナ、 ウズベキスタン、カザフスタン、ベラルーシ、アゼルバイジャン、ジョージア、タジキスタン、モルドバ、キルギス、リトアニア トルクメニスタン、アルメニア、エストニア、ラトビア、

現ロシアはその中の1つであるが、大きな面積を占める。
ただ1つ言えることは、ソ連と現ロシアはまるで同じ規模ではないということ。
ロシアの人口減少が始まったのはソ連崩壊以降である。


ロシアにおける移民政策の変容(上智大学助教 ムヒナ・ヴァルヴァラ)(PDF)より
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出生数よりも死亡数が上回った、要するに自然減が始まったのは、ソ連崩壊(1991年12月)の翌年から。
「自然増加数」で赤枠で囲った部分がマイナスとなっているところ。
しかしながらロシアはアメリカとドイツに次いで移民が多い国である。
すなわち移民が人口に与える影響が大きい国。
ソ連崩壊後の1992~1994年は倍倍と移民が急増した。
1994年には自然減を移民が全て埋めて余った状況となった(総合増加数がプラス)。
その年以外は自然減を完全に埋めるほどの移民増加はないが、それでもかなりの部分を移民がカバーしている現実が見て取れる。
移民が流入しなければ国連予測も外れることはなかったかもしれない。

さらに上記データの「移民」には不法移民は含まれていない。
上記データに限らず、不法移民は人口にはカウントされない。
ロシアには正規の移民の2~3倍の不法移民がいると見られている。
そうした不法移民は労働力にはなるかもしれないが、賃金や人権などが保障されない可能性は高く、当然税金などには繋がらない。
但しその国に居るということは、少ないながらもその国の紙幣を使うということになるので、不法移民も数が多くなって来れば紙幣量にも影響を与えることも考えられる。


ロシアへの移民は旧ソ連でロシア以外の共和国だった国からがほとんどである。
またそういう国からのロシアへの移住の場合、「同胞」として6ヶ月ロシアに住みさえすれば国籍が取得できる制度があったりもするらしい。
国の人口をどのように数えているかによるが、上記の表のように出生数と死亡数と移民局で管理している正規の移民の増加から毎年の人口を弾き出しているとすると、途中で国籍を取得した人などは数に含まれない可能性がある。
帰化する人が少なければよいが、かなりの人数がいるとすれば人口も変わってくる。


そのようにロシアには流入移民が多いが、ロシアから出ていく人もいる。
行き先はアメリカであったりイギリスなどヨーロッパだったり。

ソ連崩壊後にはロシア人科学者などのアメリカへの頭脳流出も起こった。全米科学財団によると、2003年にはアメリカ合衆国では20,000人のロシア人科学者がおり、2002年の発表では、マイクロソフト製品の30%はロシアのソフトウェアエンジニアによるものである。

ソ連解体以降は専門職の育成制度が廃止されたため,専門職の労働者が不足している。ソ連時代は,工場付属専門学校の制度があり,それぞれの工場がそこで要求される人材を育成していた。さらに,当時は,地方労働力の余剰があり,専門職および非熟練労働に就く動機づけを高める制度もあった。地方出身で都市の工場に就職した者は都市の登録(戸籍)を与えられ,宿舎が提供された。街路清浄労働者に対しては公営アパートが提供された。
しかしながら,ソ連の解体後はこういった専門職の育成制度が廃止されたため,専門職および非熟練労働者の不足の問題が顕著となった。現在のロシアにおける外国人労働者に対しては,安い労働力という側面だけではなく,専門職の労働力不足を補う人材としてのニーズも高まっているとされる(外国人人材派遣と移民手続支援センター長のインタビューより,2014 年3月)。


また日本と同じように一極集中、国内でもモスクワへ移住する人が多いらしい。
モスクワのような都市は人口が増加している。
著しく減った地域は、シベリア連邦管区(-8.7%)、北西連邦管区(- 10.8%)、極東連邦管区(- 22.1%)。
極東極東連邦管区は日本に近い所。北海道の上の方。
その西側隣がシベリア。
北西連邦管区はヨーロッパ側の北の方。ロシア帝国の首都だったサンクトペテルブルクはここに含まれる。



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by yumimi61 | 2018-07-10 22:47