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混水摸魚(2)

ちっぽけな悩み

水害について思うことはあり、この間から書こう書こうと思っていたのだが、正直言って何から書いて良いのか分からないというか、どの視点で書いて良いのか分からなかったのである。
この世界は何でもあり得るのだから、何かを方向づけて考えたり書いたりすることが果たして良いことなのかと迷うことが多々ある。
数十年に1度レベルの台風に、100年に1度レベルの大雨に、何をどれくらい犠牲にして、どれほどの費用を投資して備えることが妥当なのか、その答えは難しい。
気候変動でどんな災害が起こっても驚かない世界で、今後1000年に1度レベルと形容される台風や大雨や地震がやってくるかもしれないが、せいぜい100年しか生きない人間はそれにどう対応すべきか、気候変動であり得ることだからと何でも当たりまえと受け止め見過ごすことが良いことなのか、という課題もある。
人間は忘れっぽい生き物だから、100年に1度が頻発されても驚かないという特技だか欠点も持っている。
誰かが「1000年に1度は1000年後ではない、明日かもしれない今日かもしれない」と言うだろう。
誰かは「未来を考えない者は人間の資格がない。人間は未来のための今を生きるべき」と言うだろう。
確かにそうかもしれないし、そうではないかもしれない。
想定外なことが起こるのだから、いつの日か、堤防どころか緑地が決壊して、県庁が傾くなんてことが起こるかもしれないし、とりあえずそれは科学によって否定されるかもしれない。
未来のためにと言うならば、今日までのおよそ2000年間に(本当はもっと長い歴史があるはずだけれども)生きてきた人達はいったい何をしてきたのかとも思う。
逆に先人たちがいたからこそ今日の幸せな未来(現代社会)が存在しているならば、そんなに難しく考える必要はないのではとも思う。


キノコについて

混水摸魚(2)_e0126350_13530405.jpg
先日の土曜か日曜日に庭にキノコが生えているのを見つけた。
写真を撮ったのは火曜日(10月21日)と今日(10月22日)。
夏にも載せたと思うけれど、花火の写真を撮ったらキノコみたいになっちゃったという写真も載せておきます(右端)。
混水摸魚(2)_e0126350_14024102.jpg
言わずとしれたキノコ雲。英語ではMushroom cloudで、核爆発などで出来る雲についてはRadioactive Cloudとも呼んだりする。
8月15日は玉音放送記念日(天皇ラジオ放送記念日)の方が相応しいと書いたこともあったけれど、’Radio’は放射能という単語の中にも入っている。
  放射線 radiation
  放射能 radioactivity(radio+activity)

信濃川(千曲川)が流れる長野県と新潟県の両県はキノコの二大産地と言っても良い。
但しシイタケは他県に譲る。
 シイタケ原木栽培での産地:静岡県、鹿児島県、群馬県など
 シイタケ菌床栽培での産地:徳島県、北海道、岩手県など
シイタケ以外で販売されているキノコの産地としては長野県と新潟県が抜きんでている。


↓これは今日たまたま目にした記事。
白人至上主義者の新たなシンボルが誕生「マッシュルームカット」が暴力を呼ぶ
Rolling Stone Japan   EJ Dickson |2019/10/20

白人至上主義者の中でも極右過激派の新たなシンボルが誕生した。可愛いはずの「マッシュルームカット」が、今アメリカで暴力のシンボルとなってしまったのはなぜなのか?
数年ほど前までは、マッシュルームカットといえば親に髪を切ってもらった幼児や、1990年代の子役スターの間でよくみられたダサいヘアスタイルだった。ところが名誉毀損防止同盟(ADL)の最新レポートによると、この数年でこの髪型は極右過激思想家から、人種差別や過激な暴力といった背筋の凍るシンボルと見なされるようになっている。
(略)
2015年にサウスキャロライナ州チャールストンのエマニュエル・アフリカン・メソジスト監督教会を襲撃し、9人を殺害した白人至上主義者、ディラン・ルーフの髪型だ(2017年、ルーフは州刑法殺人罪を認め、現在は9件の仮釈放なしの終身刑で服役中)。(略)
マッシュルームカット[英語でbowl cut]は、白人至上主義者の中でも過激な少数派たちの合言葉になっている。自分たちのことを“bowl gang”と呼んだり、他の言葉に挿入してbrotherをbowltherと呼んだりしているのだ。BowlCastと題した白人至上主義者のポッドキャストまである。もちろんルーフのトレードマークにちなんだ名前だ。

マッシュルームカットの台頭は、髪型そのものとは全く関係ない。あの髪型がクールで魅力的だから惹きつけられているわけでもない。実を言うと、多くの意味で、あの髪型がバカげているからこそ、白人至上主義者のシンボルとして人気を得たといえる。ADLの「過激派調査センター」の主席研究員マーク・ピットキャヴェッジ氏は、ルーフのマッシュルームカットをヒトラーの口ひげに例えている。はたから見れば滑稽だが、独特であるがゆえに模倣の対象となりやすい。だが、このシンボルの台頭は、ルーフを神格化しようという白人至上主義者の間で高まりつつある流れと密接に絡み合っている。
(後略)

ざっと読んでみると、英語ではマッシュルームカットとは呼ばず、ボウルカットと呼ぶらしい。日本語版だから「マッシュルームカット」としているけれど。
ところで、特定の髪型をダサいとか滑稽とか言うことはヘイトではないのでしょうか?
ヘイト最低とか言いながら、トランプ大統領なんかしょっちゅうヘイト攻撃にあっていると思うのだけれど。(素朴な疑問であり、どちらの肩を持つとかいうことではありません)
あと、天皇の場合などはまるで腫れ物に触るがごとく呼び方や言葉遣いに気を使っているみたいだけど、他国の国家元首つかまえてトランプだの呼び捨てで悪口を言い、ニュース原稿ですら「トランプさん」「トランプ氏」と言っていることがあって耳を疑ったことがある。アメリカ大統領だからこそニュースに取り上げるんだろうに。

◎マッシュルーム(mushroom)は、英語では「キノコ」一般を指す単語。
◎もうひとつ、ヨーロッパから導入された食用栽培種である担子菌門ハラタケ科のAgaricus bisporus (J. Lange) Imbach(英: common mushroom, White mushroom、仏: champignon de Paris)をマッシュルームと呼ぶ。このキノコの和名はツクリタケやセイヨウマツタケ。
日本ではもっぱら後者を「マッシュルーム」と呼んでいる。
食用栽培種のマッシュルームは小さい。よくレトルトのカレーやパスタソースに入っている。そういうものに入っているマッシュルームの味は大してないように思うが、うちの息子はマッシュルームが嫌いでいちいち出して食べていた時期があった。

私が写真を撮ったキノコは、ハラタケ科のオオシロカラカサタケ(Chlorophyllum molybdites Mass)だと思う。毒キノコである。だけどそう珍しいキノコではなく庭だとか公園だとか身近な所にも生えるキノコである。

ハラタケ科のオオシロカラカサタケは毒キノコだけど、ハラタケ科には食べられるものもあるのでややこしい。でもキノコは種類がとても多く、見分けるのも非常に難しく、間違えば生死に関わることもあるので、栽培して販売されている物以外は食べないほうが無難である。
ハラタケ(原茸、学名:Agaricus campestris)
ハラタケ科ハラタケ属に属する菌類。英語圏ではField mushroomとして知られ、アメリカ合衆国ではMeadow mushroomとして知られる。食用にされているきのこで、同属のツクリタケ(マッシュルーム)と近縁である。薬品として使用されるアガリクスなどとの関係からアガリクス・カンペストリスの名前でも知られる。

混水摸魚(2)_e0126350_19061584.jpg
左がマッシュルーム(Common mushroom)で、右がハラタケ(Field mushroom)


上昇気流とキノコ雲


英語圏と日本では言葉にしろ習慣にしろ様々違いがあるわけだが、では「キノコ雲」という呼び方は誰が始めたものなんだろうということが気になった。

キノコ雲(キノコぐも)とは、水蒸気を含んだ大気中へ、膨大な熱エネルギーが局所的かつ急激に解放されたことによって生じた非常に強力な上昇気流によって発生する、対流雲の1種である。
キノコ雲を作るほどの急激な上昇気流を起こす熱源としては核爆弾や大量の爆薬の爆発、大量の燃料の急激な燃焼(爆燃)、火山の噴火などがある。キノコ雲の生成される要件は、あくまで何らかの原因によって熱気の塊が水蒸気を含んだ大気中に急速に出現することであり、爆発や燃焼は必ずしも必要ではない。


台風もまた上昇気流によって発生するものである。

海面水温が高い熱帯の海上では上昇気流が発生しやすく、この気流によって次々と発生した積乱雲(日本では夏に多く見られ、入道雲とも言います)が多数まとまって渦を形成するようになり、渦の中心付近の気圧が下がり、さらに発達して熱帯低気圧となり、風速が17m/sを超えたものを台風と呼びます。
台風の発達のエネルギーは暖かい海面から供給される水蒸気。


Although the term appears to have been coined at the start of the 1950s, mushroom clouds generated by explosions were being described centuries before the atomic era. A contemporary aquatint by an unknown artist of the 1782 Franco-Spanish attack on Gibraltar shows one of the attacking force's floating batteries exploding with a mushroom cloud, after the British defenders set it ablaze by firing heated shot. The 1917 Halifax Explosion produced one. The Times published a report on 1 October 1937 of a Japanese attack on Shanghai in China which generated "a great mushroom of smoke".

The atomic bomb cloud over Nagasaki, Japan was described in The Times of London of 13 August 1945 as a "huge mushroom of smoke and dust". On 9 September 1945, The New York Times published an eyewitness account of the Nagasaki bombing, written by William L. Laurence, the official newspaper correspondent of the Manhattan Project, who accompanied one of the three aircraft that made the bombing run. He wrote of the bomb producing a "pillar of purple fire", out of the top of which came "a giant mushroom that increased the height of the pillar to a total of 45,000 feet".



ダムは巨大な武器にもなる

キノコ雲の生成に爆発や燃焼は必ずしも必要ではない。
爆弾は比較的広範囲の建物や人間(生き物)に被害を与えるわけだが、被害を与えるには必ずしも爆弾は必要はない。
もっと言うならダムを乗っ取れば、甚大な被害を与えることが可能である。
そんなこと今更私が言うまでもなく、すでに小説・映画がありましたよね。
『ホワイトアウト』、作者は真保裕一。新潟県にある日本最大のダムがテロリストに占拠されるという設定。

2000年に映画化。主演は織田裕二。
監督は本作が劇場映画デビュー作である若松節朗。奥遠和ダムのモデルは奥只見ダムとされており、映画の中で使われる地図はダムの名称こそ違うものの奥只見ダム周辺の地形図である。しかし、映画では同ダムは使用されず、富山県の黒部ダムなどが使用された。これは監督が黒部ダムが自身のイメージするダムと重なったからだと言う。
テロリストたちが持ち込んだ武器は東側を代表するアサルトライフルである旧ソ連製のAK-47アサルトライフル、トカレフTT-33、ナガンM1895拳銃である。双方とも、北方領土付近で操業している漁船に乗り込み、警備にあたっているロシアの巡視船の乗組員と取引をおこない仕入れたものである。原作では、この時に使われた水中スクーターは物語の後半で重要な役割となっていたが、映画版では一切使用されていない。



便利なもの、危険なもの

キノコに限らず、毒を持つ植物は身近にも結構ある。死に至る可能性のある危険薬品は鍵かけて閉まっておいたりするが、毒性植物は野放しである。
そんな世界で私達は平気で他人が作った物を食べたり飲んだりしているのである。
考えれば恐ろしいと思いませんか?

事件とか事故とかあると、子供から目を離したとか内縁とか義父といった関係が批判されたりもするけれど、だったらよくそんなに可愛くて大事な子供を長時間赤の他人に預けられるなぁとも思う。

アメリカの銃はよく批判に晒されるけど、凶器になるものは銃だけでない。一家に一本は必ずある包丁だって殺傷能力がある。車だって電車だって飛行機だって、ひとつ間違うと人を殺傷させる凶器に変わる。
だけどほとんどの場合、殺傷能力があるからといって規制がかかることはない。
それは何故かと言えば、そのモノ自体が危険なわけではないからであろう。
モノがあっても使わなければ危険でもなんでもないし、目的に沿って真っ当に間違いなく使用すれば目的以外に対する殺傷能力は発揮できない。

正しく使えば便利だけど、誤って使えば危険。
正しさや誤りは法律やマニュアルによって定義されるものもあるが、定義されないものもあり独自の判断が必要なものもある。
定義されているものを鵜呑みにしてよいのかという問題もあるだろう。
そして実際のところ正しさとか誤りの判断には個人差がある。
だから本当に危険なのは、モノを利用する人間や人間の心ということになる。
ある側面においては人間の心がコントロールされることほど恐ろしいことはない。
とても当たり前なことなんだけど、やっぱりこれも盲点だと思う。






by yumimi61 | 2019-10-22 12:11