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陰陽

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表だけでなく 裏だけでもない

勝ちだけでなく 負けだけでもない

そしたらきっと

世界は 私は 続いていくのだろう







昨日の冬至をひきずって、今日も太陽つながりです(笑)。


12月15日のエントリ「手段」の中で私はとある曲を引いた。(弾いたではありません。わかってるってー)
そうこれ。「生まれ来る子供たちのために

その時にも書いたが、この曲はお店で流れていて偶然に出会ったもの。
原曲は知っていたが、どうもそれとは違う。
誰がアレンジし、歌っているのかが気になって家に帰ってから調べ
それが「AIDSチャリティProject」のSpiritual Song として作られた曲だと知った。

それを調べていたときに、これまた偶然に、YouTubeにあったこのPVに辿り着いたのだ。
そして、それを見ていると、部屋にいた息子達も興味深げに覗き込んできた。

見終わると、上の子が言った。
「あの男の人ってエイズだったってこと?」
「うん、そうだろうね」
「じゃあ、どうして死ななかったの?」
子供の質問はときどき残酷なほどストレートだ。

下の子は下の子で「エイズってなに?」と。
子供にわかりやすく説明することはとても難しい。
「うん、病気」
「その病気は生まれた時になってるかもしれないもの?」
「ううん、予防できる病気だよ」
「ふーん」
「でも死んじゃうかもしれない病気?」
「うん、そうだね、死んじゃうかもしれない病気だね」

そしてもう一度その曲を見聞きしていたときだ。
医者と思われる人が「陽性」と書かれた紙を差し出すシーンで・・
下の子が言った。
「どうして死んじゃうかもしれない病気だってわかったのに、陽性なの?
陽性っていいことでしょ。だって太陽の‘陽’じゃない。どうして病気なのに‘陽性’なの?」


私はそれを聞いたとき、あとの言葉が続かなかった。
彼の言葉に胸を激しく打たれていた。
そして、次の瞬間いろいろなものが見えたのだ。
ストロボの光が次々とフラッシュするように。


なぜラップを入れたあのアレンジでなくてはいけなかったのか。

PVの中の二人が
後戻りさせるシーンをなぜ入れたのか。
なぜ水溜りの中で泣いたのか。
なぜ手が印象的に使われているのか。
なぜピンクと黄緑の服でなければいけなかったのか。
なぜ最後に白い服の女性達が抱いている赤ちゃんがあの色の布に包まれていたのか。

あの曲を、あのPVを作ったアーティスト達の思いに包まれ、ひどく感動していた。


知っているだろうか?
日本の国旗「日の丸」の起源を。
日の丸の色は、白と赤ではなく、白と紅であるということを。

知っているだろうか。
白は虹の色だということを。

知っているだろうか。
「母なる大地」「空なる父」という言葉を。

緑に白を混ぜたら何色になるだろう。

赤に白を混ぜたら何色になるだろう。

木は、太陽は・・。



私はこの「生まれ来る子供たちのために」のPVといくつかのブログを見て、
少し前に自分で撮っていた新聞とチラシの写真を思い出し、
そのあと「応用言語」という記事を書いた。
元々あの広告を私が撮ったのは、あの広告がひどく不自然なものに思えたからだ。
けれど、その不自然さの意味、なぜ5分の「5」でなければいけなかったのか、
そのことも、彼が投げかけた素朴な疑問の一言で分かった気がした。嬉しかった。


創造する人が、想像する人が、知っている人が、いるかぎり
世界は続いていくだろう、そう思えたのだ。




最後に余談ですが・・

下の子の名前は「渡り わたり」や「冬至 とうじ」と同じように
私が惹かれてきた「黎明 れいめい」という言葉を起源としています。

さて。
今日はこれから、子供たちのいない間に、ソリを作る材料の買出しに行ってきます。



by yumimi61 | 2007-12-23 12:53 | photo