人気ブログランキング |

by and by yumimi61.exblog.jp

カレンダー

実生

e0126350_22305542.jpg


ひとつとして

ひとつだから






e0126350_23273564.jpg

                       (右側がもともと植えてあったクリスマスローズ)

写真はクリスマスローズ(レンテンローズ)。 ←ローズといってもバラではありません。
もうすぐ小さな花を咲かせるチョウジザクラの根元に植えてあります。
クリスマスローズの苗を植えたのはもう何年も前なのですが、毎年3月になると欠かさず花を咲かせてくれます。
夏には木陰を作り、冬には日差しを届けながら北風や霜から守ってくれる落葉樹の下はクリスマスローズが育ちやすい場所。
そして、このクリスマスローズも成長すると他の草花と同じように種を落とし、時期がくると可愛らしい芽を発芽させます。

写真はその落ちた種から育ち、花を咲かせたものです。
実生のクリスマスローズが花を咲かせるまでにはある程度時間がかかり、少なくても2,3年、長いものだと5年ぐらいかかるそうです。
うちでは発芽に気付いてから2年目が去年だったので、花が咲くのをとても楽しみにしていたのですが、去年は結局花芽をつけることはありませんでした。
ところが、今年、一気に咲きました!白とピンクと紅色の3色。

e0126350_23371356.jpg


e0126350_23352627.jpg



実生で咲くクリスマスローズにはひとつとして同じ花はないと言われています。
つまり100の種が落ちて花を咲かせるとすれば、100の色形の違う花になるというのです。
なんだかとってもすごいなぁと思って、その100の花を想像するだけでワクワクしてしまうのですが
よーく考えると人も同じ?
この花は自然交配の歴史が長く、その不安定さが全く同じ花を生まないらしいのですが
コピーすることや人工的に品種改良を加えることがあたりまえの昨今では
自然本来の姿のほうを珍しく思ってしまうのかもしれませんね。

それから自然に落ちた種のいいところがもうひとつ。
それは、植えようと思ったら絶対に植えられない場所でも育ってくれること。
枝分かれした木の根元の内側のほう、表面にはほとんど土も見えないような場所でも、ちゃんと育って花を咲かせてくれます。
そういうのってほんとうにうれしいのです。

e0126350_23284956.jpg

by yumimi61 | 2008-03-04 23:55 | photo