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2017年 10月 05日 ( 1 )


2016年8月3日 内閣改造(地方創生と規制改革の大臣の一体化)
2016年9月2日 「規制改革推進会議」設立閣議決定(国家戦略特区WGメンバー2名が委員に)
2016年9月9日 国家戦略特区諮問会議
2016年9月16日 国家戦略特区ワーキンググループ ヒアリング

2016年9月21日 今治市分科会(第1回)


ヒアリングという言いつつ、文科省の言い分には一切耳を貸さない感じのワーキンググループ。全国的見地からという文科省に対し「今治市での加計学園による獣医学部新設ありき」で話は進められていく。
20分の会議であったせいか規制改革推進会議委員でもあるWGメンバー原・八代の発言はみられない。
また事務局となっている藤原豊・内閣府地方創生推進事務局審議官は出来るだけ公平性を保とうとしている姿勢が認められる。
最初の挨拶の中でのお言葉、「学部、大学を問わず、これは去年の成長戦略の中でこの問題につきましては政府決定をしておりまして」。
成長戦略というのは2015年6月30日に閣議決定した、「日本再興戦略2015」のことだと思うが、この中には「獣医師系養成大学・学部の新設に関する検討」が盛り込まれていた。
しかし藤原審議官は「学部、大学を問わず」と言っており、必ずしも獣医師系養成大学=加計学園(岡山理科大)による獣医学部という認識ではないという言葉の選び方をしている。
終わりのほうでも「今治市だけではなくてこの要望は今、京都のほうからも出ていまして」との発言がある。
本心なのか議事録に残ることを意識しての言葉選びなのか・・・それは本人のみぞ知る!?
議事録に残ることを意識して言葉を選んだり発言をセーブしたならば、やはり周到に計画したのだろうし、何か良くないことをしているという認識があるのだろう。
本心ならば今治市と加計学園に突っ走ることには否定的だったはずだ。

上記の会議(9月16日WGヒアリング)で今治市分科会が予告されていたが、5日後に開催された。
2016年9月21日 今治市分科会(第1回)

【これまで国家戦略特区に選ばれた区域】
•東京圏(東京都・神奈川県の全域または一部、および千葉県成田市) - 国際ビジネス・イノベーションの拠点
•関西圏(京都府・大阪府・兵庫県の全域または一部) - 医療等イノベーション拠点、およびチャレンジ人材支援
•沖縄県 - 国際観光拠点
•新潟県新潟市 - 大規模農業の改革拠点
•兵庫県養父市 - 中山間地農業の改革拠点
•福岡県福岡市 - 創業のための雇用改革拠点
•秋田県仙北市 - 農林・医療ツーリズムの改革拠点
•宮城県仙台市 - 女性活躍・社会起業の改革拠点
•愛知県 - 産業の担い手のための教育・雇用・農業等の総合改革拠点
•東京圏において、東京都の区域を全域に拡大
•広島県・愛媛県今治市 - 観光・教育・創業などの国際交流・ビッグデータ活用特区
•東京圏に千葉市を、福岡県に北九州市を追加

•で示した区域ごとにそれぞれ区域会議が開催されているが、分科会が開かれているのは愛媛県今治市のみである。
今治市分科会は同じ戦略区域として選定された広島とも離れての今治市限定会議となる。完全に特別扱い。

会議の構成者
○基本的に、国(内閣府)、自治体(今治市)及び民間事業者の三者によるものとするが、議題により必要な者を加える。
○必要に応じ、オブザーバーを参画させることができることとする。

日本国憲法の秘密-579- (加計学園問題について)_e0126350_14183273.jpg


民間事業者に注目。文科省官僚出身で前愛媛県知事である加戸守行である。肩書が「今治市商工会議所 特別顧問」となっている。
事業者というのは選ばれた区域で事業を展開するものである。
獣医師系養成大学(獣医学部)ならばその提案主体である加計学園である。
これでは今治市に獣医学部を新設する事業者の代表が加戸守行ということになってしまう。
但し特区は1つの事業者が1つの事業を行うものではない。つまり他の事業や事業者もなければならない。(もっとも広島・今治区域で広島にもあるのだからそれでクリアしそうだが)
複数の事案であることを逆手にとった形で民間事業者に加計学園ではなくて今治市の商工会議所を出してきた。
これは加計学園隠しともとれる。(もっとも会議メンバーで今治市の提案主体が加計学園であることを知らない者はいないはずだから、これも公になることを意識して隠したか)
地域の商工会議所は通常その該当地域で事業を行っている者が加入者となるが、特別会員などで地域外からでも加入できたりするので、これから今治市で事業を行う事業者の代表として会議に顔を出したということだと思うけれども、分科会ならば尚のこと事業を行う事業者が自ら出席すべき。そうでなければ具体的な話が展開できない。
事業者が複数いるならその複数の事業者が出席すればよいし、今日の会議の議題は獣医学部についてのみということならば加計学園のみが出席すればよい。
どう考えたって商工会議所はオブザーバーが相応しい。
それとも財布の紐を握っているのが今治市商工会だから、民間事業者として会議に出席しているのだろうか。

今治市提出資料 
日本国憲法の秘密-579- (加計学園問題について)_e0126350_14443242.jpg


加戸守行提出資料(赤色下線は私によるものである) 
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「世界に冠たる先端ライフサイエンス研究」を行う国際教育拠点
・ 医学(創薬等)との連携強化(動物のみを対象をするのではなく、ヒトをゴールに)

国家戦略特区としての新設である以上、公務員不足では理由にならない。
だから「先端ライフサイエンス研究」が持ち出された。研究者がお金がないと嘆いても昨今研究や開発には非常に甘いという世界的な風潮がある。
但し世界のどこをみても大学は歴史ある大学が強い。権威もお金も持っているし学生が集まりやすい。
日本ならば東大・京大・旧帝大・慶應・早稲田、そうした明治の早くに創設された大学が名が知れていて特別扱いされ人気も高いし、一般入試での入学の難易度も高い。
結果を出すことを考えての戦略ならば、そうしたところに力を注いだほうが手っ取り早いはずなのだ。
今まで散々注力しても結果を出せなかったではないかと!国家戦略特区関係者は言うかもしれないが、では新しい大学がそこを飛び抜けて結果を出せるかと言えば、それはもっと難しいだろう。
何か特色や特典がなければ教員や学生や研究者は集まらないであろう。今治市は地方も地方である。例えば教員ならば高額給与が提示されるとか・・
そこで私は「ヒトをゴールに」「実験動物に霊長類等」に注目してみた。
「今治市に、この大学(学部)に来れば、霊長類で実験できます!」「ヒトで実験できます!!」こう謳ったらどうだろうか。日本だけでなく世界に。
大型動物で実験したい、人体実験したいという研究者は世界に結構いるのではないか。それを狙っているがゆえの「国際拠点」。そうでもしなければ国際拠点になんかならないであろう。
医学(創薬等)との連携については医学部の新設校である東北薬科大(仙台市)や同じく特区利用している 国際医療福祉大(栃木県、千葉県成田市)との連携が念頭にあるのではないだろうか。


どうして「従来のマウス」だけではダメなのか?
マウスはマウスだからだ。
私は以前「マウスに始まりマウスに終わる」と書いたことがある。
~に始まり~に終わるという表現がある。
例えば「礼に始まり礼に終わる」。これは何よりも礼儀を重んじるという意味だ。
私が書いた「マウスに始まりマウスに終わる」にもマウスが何より大事という意味がある。マウスの種類を把握せずして研究成果を云々いうことはできない。またマウスは非常に繁殖力が強いので実験マウスの取り扱いには細心の注意が必要であるという意味である。
しかしそうではない意味もある。
マウスに始まったものはマウスで完結するという意での「マウスに始まりマウスに終わる」。それ以上でも以下でもない、マウスはマウスでしかないという意味。
例えマウスで成功しても、それがそのまま人間に当てはまるなんてことはないということ。種が違うのだからイコールであるわけがない。
繊細な実験であればあるほど条件も厳しくなる。
だからこそ霊長類で実験をしたい人がいるのだ。

人間とマウスは同じではない。しかしどちらにも影響を与えうるものがある。それが細菌やウイルスなど。
細菌やウイルスを用いて両者を繋いでも、マウスが人間に変われるわけではないし、人間がマウスに変われるわけでもない。
だからそれはプラス(生)の研究ではなくマイナス(死)の研究となる。
しかしそれでもやはり種が違うものの結果をそのまま当てはめるわけにはいかない。







by yumimi61 | 2017-10-05 14:37