人気ブログランキング |

by and by yumimi61.exblog.jp

2019年 11月 03日 ( 1 )

混水摸魚(12)

e0126350_14542327.jpg
ルピナスとルパン

ルピナス属(学名: Lupinus、英: Lupin)
花の様子がフジに似ており、花が下から咲き上がるため、ノボリフジ(昇藤)とも呼ばれる。
マメ科の属の1つ。地中海沿岸地方と南北アメリカ、南アフリカなどに200種以上が分布している。
日本では、明治期に緑肥用作物として導入された。園芸植物としての栽培が始まったのは近世になってからで、1911年にジョージ・ラッセルが改良種を開発し、多様な園芸種が作られるようになった。現在は園芸植物としての栽培が一般的である。

ルピナスという名前はラテン語でオオカミを意味するループスという言葉に由来する。牧野富太郎は、どんな土地でも育つたくましさがオオカミを連想させた、塚本洋太郎は、ルピナスが大地を破壊すると畏怖されており、そこからオオカミが連想されてこの名が付いたと著書で言及している。これに対して中村浩は語源は狼ではなく、ギリシア語で悲哀を意味するルーペであると推定する。ルピナスの豆は苦く、噛んだ人が苦虫を噛み潰したような表情になることが、その根拠であるという。

フランス語では「アルセーヌ・ルパンシリーズ」の主人公ルパン(リュパン)と読みも綴りも同一になるので、原作小説の『虎の牙』の最後ではルパンが自分の姓になぞらえ、隠居した家の庭にルピナスを多数植えている描写がある。

『虎の牙』は、『813』のラストでティベリウスの断崖から身を投げたアルセーヌ・ルパンが、スペイン貴族にしてフランス外人部隊の英雄、ドン・ルイス・ペレンナとして復活し活躍する、「ドン・ルイス3部作」とも言える三作のうちの最後の一遍。
ドン・ルイスは大戦中外人部隊での英雄的な活躍により、戦友から「ダルタニャンのように勇敢で、ポルトスのように強く、モンテ・クリストのような謎の人物」と評される。が、この作中の展開において世間一般に、彼こそが死んだはずのかのアルセーヌ・ルパンだとばれることになる。
ルイス・ペレンナ(Luis=Perenna)は、アルセーヌ・ルパン(Arsene=Lupin)のアナグラム。


誰だにゃん!?
ダレダニャン物語

日本で有名な『ルパン3世』というアニメ。
ルパン3世はルパン1世の孫という設定となっている。
ルパン1世のモデルは他でもない上記のフランスの小説の主人公である。
原作漫画・・・『漫画アクション』1967年8月10日号(創刊号)から1969年5月22日号まで連載。
原作者・・・モンキー・パンチ(1937年5月26日 - 2019年4月11日)

『8・1・3』
モーリス・ルブランの「アルセーヌ・ルパン」シリーズの一篇で、1910年に発表された。
「8・1・3」と「APO ON」の謎をめぐり、怪盗紳士ルパン、国家警察部長ルノルマン、謎の殺人鬼L.M.が死闘を演じる。フランス・ドイツをまたにかけて展開し、果てはドイツ皇帝ウィルヘルム2世までもが登場する。
1917年に『ルパンの二重生活』(La Double Vie d'Arsène Lupin)と『ルパンの三つの犯罪』(813, les trois crimes d'Arsène Lupin)に分冊化した。「三つの犯罪」とは、「殺人をしない」をモットーとするルパンが、本作のラストで図らずも犯してしまう三つの殺人を指している。


「APO ON」・・・あぽーん?
頭に J を付ければ JAPON でもいけますね!なのにどうして J がないんだろう?(それはストーリーに関係ないからですよ?)

「J」
NHKをエヌエイチケイとカクカク読むNHKなら当然ジェイと読むかと思いきや、なんと!
日本放送協会(NHK)では、Jの発音・表記として「ジェー」を優先し、「ジェイ」を発音の幅として認められるとする。

二十進法において、十九(十進法の19)を一桁で表すのに用いる。ただし、アルファベットの I と数字の 1 が混同し易いために、アルファベットの I を用いない(この場合、J が十八を意味する)例もある。


ということは、「8・I・3」!?


813と終戦

以前私は夢で「終戦前夜」という言葉を見たことがある。
前夜には抽象的な意味合いもあるが、日にち的な前夜と考えると、日本では一般的に終戦記念日が8月15日なので、その前夜は8月14日になる。
しかしポツダム宣言受託は8月14日だった。

ポツダム宣言( Potsdam Declaration)
1945年(昭和20年)7月26日にイギリス首相、アメリカ合衆国大統領、中華民国主席の名において大日本帝国(日本)に対して発された、全13か条から成る宣言である。正式には日本への降伏要求の最終宣言(Proclamation Defining Terms for Japanese Surrender)。
他の枢軸国が降伏した後も交戦を続けていた日本は、1945年8月14日にこの宣言を受諾し、1945年9月2日に調印・即時発効(降伏文書)に至って第二次世界大戦(太平洋戦争)は終結した。


ポツダム宣言受託の前夜ならば8月13日である。


ルピナスの群生

上の写真は、昨年5月に実家で撮った写真。
実家にルピナスを最初に植えたのは私ではなく母で、随分前からある。
耐寒性があり冬に地上部が枯れても春にまた出芽して花を咲かせるし、それとは別にこぼれ種でどんどん増える。手入れは特に必要ない。
だから気候や環境さえ合えば群生させることが可能である。

日本では北海道などで群生が見られる。
あまり暑い地域よりも少し涼しい地域のほうが合っている。それからこれは多くの植物がそうであるが日向を好み日陰では育ちにくい。
その条件をクリアしさえすれば、森林火災跡地や溶岩石の割れ目などにも群生するほど強い植物である。

しかし昨今、強い動植物は在来種を駆逐してしまうということで毛嫌いされる。これも世界的な風潮であろう。
ルピナス畑が観光地になっているニュージーランドさえ、最近では駆除に精を出しているのだとか。


外来種

今年の初夏、テレビを観ていて、オオキンケイギクという黄色い花が特定外来生物(この’生物’には植物も含まれている)に指定されていると知った。

特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律
この法律では、生態系、人の生命・身体、農林水産業に被害を及ぼしたり及ぼすおそれのある外来生物(侵略的外来種)の中から、規制・防除の対象とするものを、「特定外来生物」として指定する。その指定は、学者などの意見を聞いた上で、主務大臣である環境大臣によって行われ、政令(特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律施行令)に定められる。
その飼養、栽培、保管、運搬、輸入等について規制を行うとともに、必要に応じて国や自治体が野外等の外来生物の防除を行うことを定める。
<罰則>
違反に対しては罰則が設けられている。特定外来生物について、販売・頒布目的での飼養、不正な飼養、許可のない輸入や販売、野外へ放つなどの行為に対しては、個人には3年以下の懲役や300万円以下の罰金、法人には1億円以下の罰金が科される。
また、特定外来生物について販売・頒布以外の目的での飼養、未判定外来生物について通知なしの輸入に対しては、個人には1年以下の懲役や100万円以下の罰金、法人には5000万円以下の罰金が科される。


オオキンケイギクも実家にあって咲いていた。
私なんか昨年までは切花にして仏壇にも飾ったことがあったくらいである。
地下茎でも広がっていくみたいだったし、こぼれ種でも苗ができたので、やはり繁殖力は強いと思う。
だけど実家ではまだ一面に広がっているというよりは一角に咲いていた。
何故かと言うと、通路などは定期的に除草剤を撒いてしまうから。(ちなみにルピナスは私があえて少し広げた)
特定外来生物だというので仕方なく通路ではなかったところのオオキンケイギクにも除草剤を撒いて枯らした。
その後も自然に生えた小さい苗を見つけるところがあるが、それにも除草剤を撒けばいずれ絶えると思う。

特定外来種には指定されていないが、繁殖力が強くて近年やはり警戒されているのがナガミヒナゲシ。
塀の隙間に生えて花まで咲いているナガミヒナゲシ
e0126350_21522162.jpg

オオキンケイギクもかつては自治体などが道路沿いとか河川敷などにあえて生やした時期があったと紹介されていたけれど、春先に河川敷などで菜の花の群生を目にすることがあると思う。
河川敷や道路に群生している菜の花はほとんどの場合、外来種である。セイヨウカラシナ、セイヨウアブラナ、ハルザキヤマガラシ など。

あと近年目にすることが減った気がするけれど(駆除したんだろうか?)、フランス菊やその交配種であるシャスターデージーもよく道路脇や河川敷などに群生していた。(マーガレットを逞しくしたような白い花です)
あれもこぼれ種でどんどん広がる。実はこれも実家で咲く。

日本では盆花として有名なミソハギという花があるが、その近縁でミソハギより大きくなるエゾミソハギは外国では侵略的外来種として扱われ、世界の侵略的外来種ワースト100にランクインしている。
北アメリカおよびニュージーランドに導入され、天敵不在の環境と多産性から瞬く間に増殖した。川や運河をせきとめ、在来の生態系を破壊することで問題視されている。日本では北海道に自生しているため、外来生物法に基づいた指定はない。
北海道に自生とあるが、日本全土に分布している。

ちなみにネコも世界の侵略的外来種ワースト100にランクインする。ブタもヤギも。



🌱まだ植物の話が続きますが、次回、明日になります。





by yumimi61 | 2019-11-03 15:56