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2019年 11月 14日 ( 1 )

混水摸魚(18)

国土交通省、牧草ロールを作る!?

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グーグルマップでは千曲川の決壊場所付近に上のような作業場面が写りこんでいた。

すでに書いたように、最初に千曲川の決壊場所の地図(写真)を見た時に私は驚いた。それは河川敷が畑として利用されているみたいだったからである。
その時に見たのはエキサイトブログが提携しているヤフーマップだったのだが、畑なのか更地なのか確認しようと思って、グーグルマップのストリートビューも見てみたのである。
河川敷の部分は道路ではないので入っていけなかったが、決壊場所までは堤防天端の道路が一般道になっているので、幸いというか何というかそこから河川敷のほうを眺めることが出来た。
それで気になったのが河川敷の敷地における有機物の多さだった。
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堤防と分岐点

決壊地点は道路が重なっている場所ということを何度か書いたが、具体的には次のような道である。
堤防の上がったり下がったりする道は当然坂道ということになる。
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上の写真2枚は、上がヤフーマップで、下がグーグルマップ。
撮っている時期が違うので土地の感じは違う箇所があるが、決壊地点手前側の堤防の斜面の部分も違うように見える。
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そもそも、畑として使っているようにも見える河川敷の土地の所有者と管理者、実際の使用者は誰なんだろうか。
河川敷の中にも舗装されたように見える道が存在するが、この道の所有者と管理者も誰なのか。一般道ではないが所有・管理は国道にあたるのか県道なのか市道なのか、それとも私道なのか。


河川敷の風景

下の2枚は、決壊場所付近の堤防上の道路から千曲川の方を向いた時の景色。
平常時には堤防から川の姿が見えないような河川敷である。
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一番上から3番目の写真(リンゴの木々?と書き入れたもの)は、決壊地点よりもう少し上流の地点である。この上の2枚はそれより少し下流になるが、ここでもやはり草が刈り取って置かれている。
牧草でも生やして刈り取ったのか、それとも生い茂った雑草を刈ったのか。
黄色っぽい花が見られる。ストリートビューには2014年10月とあるので、秋に河川敷に咲いている黄色い花と言えば、おそらくセイタカアワダチソウだろうと思う。
ただ雑草を刈ったのだとすれば、セイタカアワダチソウが残っているのが不思議である。
黄色い花の部分はあえて残して刈っているような感じがする。

=セイタカアワダチソウ=
北アメリカ原産で、日本では切り花用の観賞植物として導入された帰化植物(外来種)であり、ススキなどの在来種と競合する。
日本国内への移入は、明治時代末期に園芸目的で持ち込まれ、「昭和の初めには既に帰化が知られている」との記述が牧野日本植物図鑑にある。
その存在が目立つようになったのは第二次世界大戦後で、アメリカ軍の輸入物資に付いていた種子によるもの等が拡大起因とされており、昭和40年代以降には全国、北海道では比較的少ないが関東以西から九州にて特に大繁殖するようになった。沖縄県へも侵入しているが、沖縄本島や久米島などの一部地域で小規模な繁茂に留まっている。かつては環境適用性が高いことから養蜂家に注目され、養蜂家の自家栽培などによって増殖や配布が行われた。

外来生物法により要注意外来生物に指定されているほか、日本生態学会によって日本の侵略的外来種ワースト100にも選ばれている。

昭和40年代に日本でセイタカアワダチソウが社会問題となった理由として、戦後の減反政策によって休耕田となった土地に今まで見たことのない外来種の大きい草が突然いっぱい生えてきたという他に、当時は気管支喘息や花粉症の元凶だと誤解されていたことも一因であったが、セイタカアワダチソウは虫媒花で風媒花ではないので、花粉の生成量は少ない上に比較的重く形状も風で飛ぶのには不適であるため、無関係と考えられている。

昭和40年代の繁殖状況は、アレロパシー効果でススキ等その土地に繁殖していた植物を駆逐し、モグラやネズミが長年生息している領域で肥料となる成分(主として糞尿や死体由来の成分)が多量蓄積していた地下約50センチメートルの深さまで根を伸ばす生態であったので、そこにある養分を多量に取り込んだ結果背が高くなり、平屋の民家が押しつぶされそうに見えるほどの勢いがあった。

しかし、平成に入る頃には、その領域に生息していたモグラやネズミが駆除されてきたことによって希少化し土壌に肥料成分が蓄えられなくなり、また蓄積されていた肥料成分を大方使ってしまったこと、自らのアレロパシー効果により種子の発芽率が抑えられる等の理由により、派手な繁殖が少なくなりつつあり、それほど背の高くないものが多くなっている。また、天敵のグンバイやガ、ウドンコ病が時を同じくして北米から日本に侵入し、それらへの抵抗性が低下していた日本個体群は大打撃を受けてしまった(現在は抵抗性が再び上昇傾向)。








by yumimi61 | 2019-11-14 15:30