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甍(いらか)百五十九

by yumimi61 | 2014-11-06 18:48

甍(いらか)百五十八

by yumimi61 | 2014-11-05 15:37

甍(いらか)百五十七

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桃始華(はなひらく)君のたよりにつきづきし せうそこやりて桃始笑(ももはじめてさく)


特技は庭球とソフトとBBQです。
by yumimi61 | 2014-11-04 14:43

甍(いらか)百五十六

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「最後はアメだね」



今年の初夏に石原環境相が汚染土などの中間貯蔵施設を巡って「最後は金目でしょ」と発言し問題になったことがありましたね。覚えていますか?

「最後は金目でしょ」の何が一番問題だったかと言うと、言葉が丁寧じゃなかったこと。
金(かね)という言葉がわりと露骨な上に、金目(かねめ)には「お」が付いてない、というか付けられない。「おかねめ」ではおかしいから。
京都にある神社なんか「おかね」ではあまりに露骨にマネーが想像できてしまうと思ったのか、御金で「みかね」と読ませている。
「死亡見舞金」では露骨だから「香典」である。

費用だとか予算だとか政治家らしい言葉ならば印象は違ったのではないだろうか。
また「かね」よりは「きん」のほうがオブラートに包まれる。
ただその場合には「金(きん)」だけは成立しない。何か言葉を引っ付ける必要がある。見舞金、謝罪金、義援金、義損金、募金、金一封など。
「金を与える」「金を援助する」「金で詫びる」、こうした言葉で考えてみれば分かるけれど、「かね」と「きん」では意味が変わってくる。

「金(かね)」という言葉には多分に田舎(地方)蔑視や弱者(貧困)蔑視の匂いがしてしまうのだ。
『家なき子』というドラマで不遇な子供の主人公に「同情するならカネをくれー!」と言わせて流行語にもなったくらいだったけれど、あれは「弱者」や「貧しさ」や「異端」を端的に表現したものだ。
だからこそ多くの人の共感を得た。「ふふ、分かる分かる」という意味での共感である。本人がそう認識していなくとも。
東京はもちろんのこと地方の都市などでも田舎を馬鹿にするような発言をする人はとても多い。
酒の肴ではないけれども冗談半分のこともあるが、地方出身者は意外に傷ついていたりもする(らしい)。
(いいですか皆さん、生まれてくる場所や親は自分では選べないんですよ!)
群馬県がアフリカだなんて言われると気分を害する人もいるというわけだ。
自分を都会人だと思っている人は多分本人は気付いていないと思うのだが、言葉の端端に地方蔑視主義が滲み出てしまっていることがある。

田舎(地方)蔑視や弱者(貧困)蔑視に反論しようとするならば、郷土愛、田舎(地方)の豊さ、心の豊さを押し出すだろう。
そうでなければ都市化や一攫千金で同じ土俵に乗るかである。

ともかく「金(かね)」や「飯(めし)」や「腹(はら)」なんてハシタナイ言葉は上品な人達は使わない。また女子供に使わせてはならない。
「奥様見てほら。育ちが分かりますわね。おほほほほ」
それが暗黙の社会ルールである。


腹を割って話そう
by yumimi61 | 2014-11-03 14:27