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シダーローズ

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シダーローズはヒマラヤスギの実(球果)から出来る。
バラの花に似ているからシダーローズ。

ヒマラヤスギが球果を付けるようになるのは樹齢30年を超えてからだそう。
秋に雄花と雌花を咲かせ、受粉が成立すると球果になるのだけれど、球果が出来るのは受粉の翌年。ほぼ1年がかり。

下の写真は7月2日に撮ったもの。卵型のものが乗っているけれど、それが若い球果。
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この若い球果がその年の秋に茶色くなって落ちるのではない。
茶色くなって落ちてくるにはもう1年かかる。
上のシダーローズは同じ場所で11月に入ってから見つけて撮った写真だけど、同じ木ではない。

シダーローズは球果全体ではなくて一部分。
ヘタの部分のようにも見えるが、こう見えて先端部分なのである。
乾燥するとバラのように開いてきて、雨などにあたって水分を含むとまたきゅうっと閉じてしまう。






by yumimi61 | 2019-11-28 23:41
沈んでいく街!?

日経電子版 耳寄りな話題 2014年1月10日
アメリカ人を太らせたあの政策 外国人の不思議(1)
より
こんなエピソードをご存じだろうか。ディズニーランドの本家、米国カリフォルニア・ディズニーランドは2009年、老舗の人気アトラクション「イッツ・ア・スモールワールド」を1年かけて大改装した。
表向きの理由は、設備の老朽化。だが真相は、肥満客のせいで客を乗せたボートが沈み、船底が引っ掛かってボートが立ち往生する事態が頻発したためと言われている。

大改装の狙いは、水路を深くし、かつボートの浮力を強化し、肥満客が大勢乗り込んでも滞りなくアトラクションを運営することにあったという。


ということは、水上バスを運行している日本の都市部の河川は今まで以上に浚渫工事と流量管理が大事になってきますね!


BMIとメタボ

一般に肥満度は、体重(kg)を身長(m)の2乗で割ったBMI(Body Mass Index)値で測る。世界保健機関(WHO)は、BMI値が30以上を「肥満(obese)」、25以上30未満を「太り気味(overweight)」と分類している。例えば、身長170センチの人なら、86.7キロ以上で肥満とみなされる。

経済協力開発機構(OECD)の最新データによれば、米国の成人の肥満率(全成人人口に占める肥満人口の割合)は、33.8%と世界一。「太り気味」も人口の約3割いるので、普通の体型の人は3人に1人しかいない。ちなみに日本人の肥満率は3.9%だ。


身長150cmで57Kg以上、身長160cmで64Kg以上、身長170cmで73Kg以上、身長180cmで81kg以上になると、WHOの「太り気味(前肥満)」、日本肥満学会の肥満<1度>に該当してくる。

BMIが22になる体重がその身長における標準体重とされ、最も病気に罹りにくい状態と言われている。
25を超えると脂質異常症や糖尿病、高血圧などの生活習慣病のリスクが2倍以上になる。
30を超えた場合には肥満として積極的な減量治療を要するとされている。

但しメタボリックシンドロームの診断基準にBMIは含まれない。
メタボリックシンドロームは、内臓肥満に、高血圧、脂質異常、高血糖などが合わさった状態。
同じ体重であっても筋肉と脂肪の比率が違うということはあり、内臓脂肪の蓄積は必ずしもBMIと相関しない。
しかしやはりメタボリックシンドローム予備軍である可能性も高く、予防的な意味合いで特定健診・特定保健指導の基準にはBMIが採用されている。

メタボリックシンドロームの診断には腹囲が該当することが必須となる。
   腹囲(腹部肥満) 男性85cm以上 女性90cm以上


肥満は貧困

米国人は昔から今のように激しく太っていたわけではない。米政府の統計などを分析すると、米国人が異常に太り出したのは1980年代。いったい何が起きたのか。

アメリカの肥満は貧困と同義語
第1に、ファストフードを中心とする外食産業の発展と競争激化で、安くて高カロリーの食べ物が世の中にあふれた。日本の外食業界で最近流行の「メガ盛り」や「ガッツリ飯」の源流となる「アメリカン・サイズ」が生まれたのも、この時期。米国人が日常食べる量は、この20~30年で明らかに増えているのだ。

第2に、政府による農家への補助金ばら撒き政策によって、甘味料の原料や家畜の飼料となるトウモロコシが大量生産されるようになった。その結果、高カロリーの炭酸飲料やジャンクフードの価格が一段と下落。カロリーの過剰摂取に拍車がかかった。

第3に、レーガン政権以降に進められた「小さな政府」を目指す経済政策によって、国民の間の貧富の差が拡大。低所得層は日々の食事を安価なジャンクフードに依存するようになった。

実際、米国では所得の低い層ほど肥満率が高いという現象が起きている。肥満はもはや贅沢病ではなく、貧困と同義語なのである。

しかし本当の問題はここからだ。今、この米国発の肥満が、経済のグローバル化の流れに乗って、世界中に感染しつつある。例えば、中国では1980年に1%未満だった成人の糖尿病有病率が今や11%を超えた。クウェートでは肥満治療手術を受ける人が過去10年で10倍に増えたという。
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貧困の定義と肥満

肥満などは贅沢病と言われた時代もあるが、昨今は貧困に関係が深いと言われるようになっている。
しかしながらBMIとメタボリックシンドロームが必ずしも相関しないのと同じで、貧困=肥満と言い切るのは乱暴だと思う。当然そこには栄養失調の痩せ、贅沢や飽食の肥満も存在する。

紛らわしいのは、貧困の定義や考え方には様々あるから。
公的な統計には定義が設けられているが、一般的に「貧困」を話題にする場合には、その定義はとても曖昧で、主観など個々の感情も多分に入ってくるため難しい。
主観は当事者にとっては一大事であっても、感情だけでは比較には耐えられない。
生活保護など公的な援助には一定のライン(決まり)というものがある。

いつだったかNHKの貧困特集に当事者として出ていた女子高校生が「あんなの貧困じゃない」と非難されたことがあった。同時に非難した側を批判した人や報道機関も少なくなかった。

「貧困」には、絶対的貧困と相対的貧困という種類というか定義が存在する。

「絶対的貧困」とは、人間として最低限の生存を維持することが困難な状態。
私達が貧困と聞いて真っ先に思い出す発展途上国の飢餓に苦しむ人々や先進国では当たり前な医療も受けることが出来ない状態が絶対的貧困である。これは世界共通の数値で比較する。
この数値とは生活するのに必要な1日あたりの金額であり、生活するのに必要な費用というのはやや曖昧で、生活環境などによっても違うだろうし、統計を取る時などは申告や主観によっても差が出てしまいがちであり、単純比較は難しいところがある。

一方の「相対的貧困」は、その国独自の文化水準や生活水準と比べて困窮した状態を言う。
数値的には、世帯の所得がその国の等価可処分所得の中央値の半分に満たない状態のことを指す。
経済協力開発機構による日本の相対的貧困は122万円以下、4人世帯で約250万円以下(2015年時点)となっている。

●可処分所得
家計収入(家族全ての収入)から税金や社会保険料などの非消費支出を差し引いたもの。
   可処分所得=家計収入-非消費支出 
●等価可処分所得
上記の可処分所得は家計であるので、世帯員1人あたり生活水準を表すよう調整したもの。
家計の可処分所得を世帯員数の平方根で割る。

(例)可処分所得 600万円の場合の等価可処分所得
  ・1人世帯  600 / √1 = 600万円
  ・2人世帯  600 / √2 = 424万円
  ・3人世帯  600 / √3 = 346万円
  ・4人世帯  600 / √4 = 300万円

   可処分所得 360万円の場合の等価可処分所得
  ・1人世帯  360 / √1 = 360万円
  ・2人世帯  360 / √2 = 255万円
  ・3人世帯  360 / √3 = 208万円
  ・4人世帯  360 / √4 = 180万円
日本の平均年収は420万円ほどで、中央値は360万円ほどである。
中央値は該当者の年収を並べて真ん中に来る値。
平均は極端に高い年収や極端に低い年収の影響を大きく受けてしまいがちだが、中央値は文字通り中間の年収ということになる。
1人の収入だけで3人なり4人以上の家族が生活していくことは、多くの場合、非常に厳しいということになる。

6人に1人が「相対的貧困」状態にある日本。
主要先進7ヶ国の中ではアメリカに次いで高い。
先進34ヶ国中10番目に高い。
子供の貧困率で言えば、7人に1人が貧困に該当し、片親の子供だとその割合は50%にもなる。

つまり相対的貧困は絶対的貧困に比べれば俄然多くなる。
とはいえ、主観や同情だけで貧困を訴えても、なかなか理解されない部分もあるだろうと思う。誰だってそれぞれみな事情を抱えていたり、我慢していることがあるのだろうから。
スマホを持っているから貧困ではないと言うのはおかしいだろう!という批判は、ある意味、貧困に肥満者が多いという状況を作り出してしまうことになる。
何故かと言うと、食費を削り、その他にお金をかけてしまっているからである。
またそのお金をかけるものがスマホなど通信費をはじめ体を動かなさいことを助長するものであったりする。
もはやエンゲル係数が高い家庭が貧困、貧しいから野山で遊んでいるとも言い切れないということである。
贅沢なものを食べているから肥満になるのではなく、安くてお手軽で満腹感を得やすいインスタント食品やファーストフードなど高カロリー・高脂肪・高炭水化物な物に偏りがちになるからである。


家族と生活水準

日本で大卒のサラリーマンの初任給の平均がおよそ20万円程度。
初任給ではそこから所得税と雇用保険が引かれ、翌月以降はそれに加えて厚生年金と健康保険料が引かれ、翌年からは住民税も引かれる。よって手取りが16~17万円程度となる。
16万円×16ヶ月(給与12ヶ月+賞与4ヶ月として)=手取り年収256万円

サラリーマン単身世帯の場合、この手取り額が概ね可処分所得であり、等価可処分所得も同じである。
手取り家計収入が500万円で4人家族の家庭の等価可処分所得が250万円であり、新入社員の手取りの倍の収入があっても、生活水準は新入社員と同程度ということになる。
育ち盛りの子供がいる4人家族が若い単身者と同じような食生活になっても不思議はないということである。
手取り256万円の単身者ならば貧困には該当しないが、手取り500万円の4人家族のほうは貧困ラインにいる。


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by yumimi61 | 2019-11-26 17:00

肥満

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 遅くにこんばんは。

ローマ教皇が来日した日のニュースを見ていたら、飛行機のタラップから降りる際に強風によって教皇のお腹周りが強調されることになり、そのお腹周りに軽く衝撃を受け、前記事のサンタクロースの煙突突入の話を思い出した次第です。

近年肥満の広がりは世界的に問題になっているわけだけれど、「国際社会」はこれをどう捉えているんだろうと軽くリサーチしてみたら、面白い?記事を見つけました。

AFP(フランス通信社、世界最古で、世界第3位の規模の報道機関)の記事です。
「AFPBB Newsに掲載している写真・見出し・記事の無断使用を禁じます。」という注意書きが下の方に書いてあるのを見てしまったので、転載はしません。


2017年5月25日の記事で、バチカンを訪れたトランプ大統領とローマ教皇が前日に会談した際に、ローマ教皇が外交問題にも発展しかねない冗談(?)皮肉(?)を言ったという内容です。

外交問題にも発展しかねない発言とは、トランプ大統領の体型についての発言。しかもメラニア夫人批判、夫人の母国(スロベニア)批判とも受け取られかねないものだったそう。

教皇はメラニア夫人に対して「普段、彼(トランプ氏)には何を食べさせているのですか? ポティツァですか?」と尋ねたというのです。
先日日本でも某国会議員の皇室の方への質問(話しかけ?)が非難されている報道がなされていましたが、それに匹敵するような質問ですね!?
”ポティツァ(Potica)”とはメラニア夫人の母国スロベニアの伝統料理(ケーキ)で、誕生日やクリスマスはもちろんのこと、お葬式の時にも食べられ、なんとアメリカのケネディ元大統領のお葬式でもデザートとして出されたこともあるんだとか。
このポティツァがカロリーが高いということなのですが、美味しいケーキで低カロリーなんてものはほとんどなく、みなカロリーが高いですよね。

美味しそう~♡
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その場に居合わせた報道陣には、教皇の質問に対するメラニア夫人の返答が「ピザです!」に聞こえたようなのですが、AFPが後でメラニア夫人の側近から聞いた話によれば、教皇が自分のためににわざわざ冗談を考えてくださったことに感謝していたとのこと。あらあらまぁ。

トランプ大統領の体型は2016年インタビューの自己申告で、身長188cm、体重108Kgだったそうで、一般的な指標に照らして過体重ではあるが肥満ではないと書かれていました。
但しこの自己申告数値については疑問視する声も多く、実際の体重は肥満に分類されるとみられているともAFPは書いています。

余談ですが、このAFPの日本語訳版記事、ローマ教皇は日本特有の訳だった「法王」を使っていて(今回の来日ニュースで報道機関は教皇に変更しましたね。今までもカトリック教会から変えてほしいという要請があったみたいですけど)、記事の最初の「ローマ・カトリック教会のフランシスコ(Francis)法王が24日、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領とバチカンで会談した際」以外は、記事の最後まで「法王」と書いているが、トランプ大統領は「大統領」でも「米大統領」でもなく「トランプ氏」です。

ではここで、お二人の写真を見てましょう。
トランプ大統領の実際の体重は肥満に分類されるとAFPは書いているけれど、ローマ教皇と並ぶと、そのトランプ大統領が細く見える・・・・
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トランプ大統領のほうがローマ教皇よりもが高いので、同じくらいの体型だとしても、体重だけを比べたらトランプ大統領のほうが多いのは当然なわけです。
よって身長と体重を知らない場合には見た目で判断するしかないですよね?
う~ん、どうでしょう。見た目、私はトランプ大統領以上な感じに思えるのですが、皆さんそうでもないのでしょうか。
白は膨張色だからその分差し引いてさしあげなさい?
それとも教皇のお洋服のデザインのせいですか?

ともかくローマ教皇とトランプ大統領の体型には大きな差はなく、皮肉では合点がいかなかったため、アメリカサイドとしては「これは何かの冗談だったのではないか」と言う結論に至ったのではないでしょうか。
つまり「お仲間ですね、私はいつもティラミスを食べてますよ(笑)」みたいな感じに受け取ったということではないかと思います。
ん?ティラミスじゃないかも。ひょっとしてミルフィーユだったりして?




by yumimi61 | 2019-11-26 00:26

食物月

食物月_e0126350_00390901.jpgもうこんな時間かぁ(18時を回る)。今日の晩御飯はバスタにする予定。小松菜が沢山あるので、小松菜とベーコンとしめじのパスタです。


食物月_e0126350_00401384.jpg昔は家庭で食べるパスタと言えば、ナポリタンかミートソースと決まっていましたよね。
お店でもパスタ専門というのはあまりなくて、食べられたのは洋風レストランで、種類はやっぱりナポリタンとミートソースにボンゴレ加えたくらいでしたよね。

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晩御飯終了
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食物月_e0126350_00485181.jpgお料理に入れたトウガラシ(鷹の爪)を出し忘れ、うっかり噛んでしまったという経験をお持ちではありませんか?私はあります。
あれは本当に口から火を噴くほどに辛い!
慌てて水で口を漱いでも全く治らない!!
そういう時には油を少し口に含んでクチュクチュした後に吐き出してみてください。治ります。
牛乳やアイスなど乳脂肪でも多少効果はあります。


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   パスタと言えば高崎ですか!?




旅ぐるたび
  https://gurutabi.gnavi.co.jp/a/a_2678/ 
冬でも日照時間が長く、水はけのよい土壌に恵まれていることから豊富な農作物の生産に適した群馬県。日本有数の小麦の産地としても知られ、小麦の生産量で全国4位(農林水産省「平成29年産4麦の収穫量」調査)を誇っています。
同時に“粉もの文化”も定着し、「水沢うどん」や「太田焼きそば」といった全国的にも有名な粉ものグルメも誕生しています。その中のひとつが「高崎パスタ」。市内に40~50店舗のイタリアンレストランがあることから、高崎市は“パスタのまち”ともいわれています。


じゃらん https://www.jalan.net/news/article/382358/ 
毎年11月頃には、パスタを提供するお店がパスタの味と魅力を競う「キングオブパスタ」というイベントが開催されています。
老舗のチェーン店や本格イタリアンのお店が腕を振るい、地元産の食材を使った自慢のパスタを提供し来場者の投票で「キング」を決定するとういうガチンコバトル!
地元の人から愛されるソウルフードであり、なくてはならないグルメとして根付いているという「高崎パスタ」。


「水沢うどん」はともかくとして、「パスタの街」も「焼きそばの街」もそんなに古い話ではありませんね。
ということで、私がよく行ったお店となるとやっぱり老舗店になりますね。
シャンゴとかボンジョルノとか。

■シャンゴ
1968年(昭和43年)に創業したイタリアンレストラン。キングオブパスタ第2回、第4回の優勝店。群馬県民なら誰もが知るパスタの名店として、いまや高崎市、前橋市、伊勢崎市に8店舗を構える人気店で、2018年で創業50年を迎えました。

■ボンジョルノ
キングオブパスタ第1回、第9回優勝した、創業30年になる高崎パスタの名店「ボンジョルノ」。提供されるパスタのボリュームに驚く声も多く、リーズナブルな価格でコスパが良いと非常に評判のお店。


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息子がしていたお気に入りのマフラーを忘れてきたと思われるのが、シャンゴ東部バイパス店です。15年くらい前の話ですけれども。
お気に入りのマフラーは私の手編みで、お気に入りだったのは私です(笑)。
それだけに、無いことに気が付いた時のショックときたら!
その日の最後に立ち寄ったのがシャンゴ東部バイパス店だったので、そこで忘れたか落としてきたのだと思うのですが、確信もなかったので問い合わせもせず、泣く泣く諦めました。


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私が大好きだったパスタは高崎駅ビルのレストラン街にあったお店のスープタイプのペスカトーレ。
今はパスタ専門店「はらっぱ」というお店がありますが、当時はパスタ専門店ではなく洋風レストランみたいな感じだったと思う。レストラン街の中でも大きなお店で開放的で窓際ならば見晴らしが良かったような。
コックさんがお料理している姿が客席からも見える造りになっていました。
高崎駅で食事をする時はだいたいそこでペスカトーレとバナナジュースを注文していました。

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大盛りパスタと言えば、関越自動車道沿い、群馬高専近くのパンプキン(前橋市元総社町)。1983年創業なので、今年で創業36年かな。
ここは昔から大盛りで有名で、ご飯時には行列が出来ていた。


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 クッククッククッククック~青い鳥~~~~♫ 
 白い鳥(スワン)?
 イタリア食堂チネマは病院内のイタリアンレストラン。Byスワン


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  母さんが夜なべをして~~~♪

もしかして皆さん・・「夜なべ」って・・
今日は母さんが寒いからって夜ご飯鍋にしてさ~ みたいな感じで思ってますか?
  「今日は土手鍋よ~」


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私は若い時に、「今だから言うけど、最初よく食べる人だなぁと思った」と2,3人の男性から言われたことがある。
私も若い時には学食とか社食で若い女の子たちがよく残しているを見て、「みんな小食なんだなぁ」と思っていた。
そんな私も今はそんなに食べません。(ホントです)


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サンタクロースはちょっと太目な感じが雰囲気が出るかもしれないけれど、煙突から入ることを考えれば、細身でなければならないと思うのです。

それとは別に、貧しい人や病める人に施しを行う宗教の指導者がメタボだといまひとつ説得力がないと思う。
施しを受けて施しを与えるのに、自分がぽっちゃりメタボでは私腹を肥やしてしまっているみたいで・・・
でも欧米では肥満は貧困や自己管理能力の無さの象徴とも言うから、施しを受けるにはむしろその方が良いのかなぁとも思ったり。


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私は以前、喫茶店みたいな所で’ミートソース’と’かきミックス’を勧められる夢を見たことがある。



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夢と言えば、「この木なんの木気になる木」は2本あるという夢も見たことがある。「この木なんの木気になる木」とは日立のCMの「日立の樹」のことだと思うのだけれど。

=「日立の樹」CM=
この曲は1972年にグループCMが制作される際に小林亜星に作曲を委嘱し、作詞は小林の紹介により伊藤アキラに委嘱して制作されたものだが、伊藤にCMに用いる木のイラストを見せて、楽曲のイメージを伝えた際、伊藤が「この木は、なんという木ですか?」「どんな木なのですか?」「どこにあるのですか?」と質問したのに対し、スタッフが「わかりません」「知りません」としか答えられなかったために、「この木なんの木」で始まる特徴的な歌詞が生まれたという。


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今話題の(?)小山市にかつてあった「小山ゆうえんち」。
栃木県小山市喜沢にあった遊園地。1960年5月に創業地に開園し、2005年2月6日に閉園した。
一頃は「おやまゆうえんち~♪」という音楽が流れるCMをやっていましたよね。
その歌の作詞者も伊藤アキラさんである。

有名なテレビコマーシャルの曲『おやま!あれま!』(通称「小山ゆうえんちの唄」)は、伊藤アキラ作詞、キダ・タロー作曲による。
時代や季節により歌詞や編曲が異なる数バージョンが存在するが、2004年現在、最新の2003年バージョン(小山温泉 思川バージョン)は小山ゆうえんちオフィシャルサイト内でも公開されておらず、歌詞の詳細は不明である。
この曲は、かつてテレビコマーシャルに出演していた桜金造の持ちギャグの1つになっているという説もあるが、詳細は不明である(テレビコマーシャルに桜が起用されたのは、ギャグが受けてゆうえんち側が「宣伝になる」と依頼したからである)。
同曲は2005年の閉鎖まで園内の一部でBGMとしてラジカセで流されていた。施設が閉鎖された2005年以降は全く日の目を見なかったが、CDアルバム「伊藤アキラCMソング傑作選」(2009年発売)、「キダ・タローのほんまにすべて」(2010年発売)の中に収録され、曲の一部が聴けるようになった。テレビ東京 などで朝に放映されたアニメ番組の提供クレジットには小山ゆうえんちではなく「小山遊園地」と表記されていた。


伊藤アキラ(本名:伊藤 皓〈いとう あきら〉、1940年8月12日 -
千葉県出身の作詞家。
東京教育大学文学部卒業。大学在学中から三木鶏郎の事務所に出入りしていた。「オー・モーレツ!(丸善石油(現・コスモ石油))」をはじめ、歌謡曲やアニメソング、コミックソング、CMソングなどの作詞を幅広く手がけ、その作品数は1,000曲を超える。秋元康いわく「筋金入りの作詞家」。「作詞家 伊藤アキラ」を知らなくとも、聴けば判る曲という例が多い。

主なものとして「この木なんの木(日立の樹)」「パッ!とさいでりあ(新興産業)」「幸せの青い雲(青雲のうた 日本香堂)」「やめられない とまらない(カルビー かっぱえびせん)」「ただいまのあとは(イソジン)」「嵯峨野さやさや(愛染蔵)」「小山ゆうえんち」「きのこの山(明治製菓(現・明治))」「しあわせって なんだっけ(補作詞。キッコーマン ぽん酢しょうゆ)」など多数。「はたらくくるま」など『ひらけ!ポンキッキ』の後期の歌を作詞することも多かった。




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小山ゆうえんちには、小山タワーなるものがありましたね。
1968年 4月 - 小山タワー(地上高120メートル、スイス ウィリービューラー社製、ストローク80メートル、建設費5億円)をオープン、タワービル完成、ウェディングプールが完成
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by yumimi61 | 2019-11-24 18:07

混水摸魚(23)

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今日はいい夫婦の日か(照)。←照れるところではありませんよ?
では今日も一句。
 急いては事を仕損じる (それはことわざ?)
気を取り直して。
 僕ときみ続く日々こそ大事なり177.png (なかなかいい?)
 
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群馬の木質バイオマス発電所訴訟で住民側が敗訴
2019年11月3日 オルタナ
配信:ヤフー
前橋地方裁判所は10月31日、バイオマス発電所に補助金を交付した群馬県を相手取った住民訴訟で、住民側の請求を棄却する判決を言い渡した。このバイオマス発電所は環境破壊の可能性が高く、住民らは控訴を含めて今後の対応を検討している。(オルタナ編集委員・栗岡理子)

この訴訟は、福島第一原発事故による放射能で汚染された森林を伐採・焼却することに不安を感じた住民らが「赤城山の自然と環境を守る会」(代表:横川忠重)を結成し、提訴したもの(詳細は「緊急連載・バイオマス発電の限界と可能性」)。

放射能汚染を懸念する木質バイオマス発電所に対する地元住民による訴訟は、2019年9月に福島県田村市で建設中の発電所に対しても起こされている。木質バイオマス発電所の増加に伴い、今後このような訴訟は増える可能性がある。

訴状によると、群馬県が前橋バイオマス発電所に公布した補助金4億8000万円について、住民らが県に対し返還履行請求を行った。住民が特に問題視するのは、県が環境影響評価を行わずに補助金を支給したことだ。

群馬県は、新規の工場建設にあたり、総排ガス量が毎時4万Nm3を超える場合は環境影響評価を実施することと条例を定めていた。しかし、木質バイオマスを燃料とする場合には含水率を考慮してよいと規定を改定し、当該発電所を評価の対象外とした経緯がある。

同発電所は、東京電力子会社である関電工と、トーセン(栃木県)による出資で建設。住民らは、環境影響評価を行うことで建設の遅れを心配する関電工の圧力に屈した県が、同社に便宜を図るため条例を改定したと主張している。

これに対し県は、関電工の計画を知る以前から木質バイオマス発電の活用を推進しており、同規定を再検討していたとして、同社からの不当な働きかけにより改訂したものではないと反論していた。

住民らは、発電所の近隣住民への建設に関する周知が不十分であったことや、補助金の使途、稼働後の夜間騒音、さらに県産材のみを利用するはずが、県外トラックによる原料チップの搬入が目撃されていることなども問題にしている。

しかし、今回の判決では、住民らの主張はすべて退けられた。これ受け、原告団の小川賢・市民オンブズマン群馬代表は「すべて県側の主張が採用されてしまった。まるで独裁国家だ。来週にはみんなで相談し、控訴するかどうか検討したい」とのことである。


ヤフーで11月3日の11時13分に配信されており、この記事に対するコメント(一部コメントに対する返信あり)を下に転載。
文書最後に※と日付を書き入れた以外は全て11月3日の入力。
===============================================

●私たち赤城山の自然と環境を守る会は、再生可能エネルギーは是認する立場です。問題にしているのは、環境基準である条例を群馬県は、大企業との協議で、緩和してしまったと言うことです。また、業者は放射能管理の基準を設けたが、それを持ち込まれない為に、トラックスケールで測定するとしていますが、メーカーに聞いても管理基準は測定出来ないと言っています。私たちが一貫して主張してきたのは、条例にしたがい環境アセスメントを行ったり、放射線管理を理論的に納得がいくものにして欲しいと言うことです。  ※11月18日
(そう思う)0 (そう思わない)0

●福島の間伐材に危険かどうかは裁判所がきめる、嫌なら上告するばいい。
ただ、木質バイオマス発電について、理解していないコメントも多く見られるので書かせてもらいます。
木質バイオマス発電のメリットは山間部に雇用を作ることです。林業ででる間伐材を利用して発電ができ雇用も産まれます。
ただ、現実は発電所が建ちすぎて、燃やす木が足りなくなり、間伐材ではなく皆伐(一面全て切る)したり、足りないので外国から輸入して発電しています。
九州大学の佐藤宣子教授も「山の特性を考えず、伐採量だけにこだわる大規模な皆伐がどんどん進めば、持続可能な林業は望めないと言っています。
法改正を経て国有林もバイオマス発電に利用できることになりました。
このままだと、日本の山ははげ山になります。
嘘だと思うなら、「自伐型林業推進協会」で調べてみてください。
バイオマス発電の光と闇についてまとめてくれています。 ※11月4日
(そう思う)30 (そう思わない)7
↑返信
青ポチ押している方の地域で数億トンのCO2圧入が始まることを祈るよ。
(そう思う)2 (そう思わない)5
CCSのアメリカでの実験では想定以上の地震が起き中止になりました。
まさか地震噴火大国日本でやってるとはとても恐ろしい。
国民の事などどうでもいい自民党政府です。

(そう思う)6 (そう思わない)5
CCSの怖さを理解している方がいるのは心強い。
ヨーロッパなどの大陸でも、ごく限られた地盤を選ぶCCS技術
CO2削減という大義名分のもと国民を無視し続けている。
韓国の無視は歓迎するがCCSや水圧破砕法は地震の多い地域には不向きであると思う。
たくさんの企業がCO2で脅されて参加しているがワシャ賛成いたしかねる。

(そう思う)0 (そう思わない)6

●政策ありきで環境を考慮されないバラまき。
再生可能エネルギーであれば何でも許されてしまう政策に強い不満を感じます。
「やったもの勝ち」「事後承諾」が多く、危険性を軽視する姿勢は良くない。
ワシャ苫小牧CCSが無くなればいいとおもっているのじゃが、国民はCO2削減の切り札として期待しているようだ。
苫小牧CCSは30~40万トン程度じゃが2020年からの実用化では将来的に20億トンとも30億トンともいわれるCO2の圧入が続く。
ケタが違い過ぎる、地震が多い日本でこんなに圧入してCO2漏れが怖くないの? と問いたい。
バイオマス同様、国民の意識を変えるなら今しかない。
CCS技術云々よりも石炭を使った火力発電所の停止が一番だろう。
国際的にも問題視されているのだから。
(そう思う)11 (そう思わない)34

●十分議論はされたと思う。結果は受け入れるべき。  ※11月9日
(そう思う)2 (そう思わない)3

●反対するのは勝手だけど、貴方は普段は電気は使わないでしょうね。
これだけ地球温暖化対策が叫ばれていますけど、猛暑の中でもエアコン、扇風機なしで乗り切ったのでしょうか。
(そう思う)45 (そう思わない)13

●バイオマス発電は、環境に優しい再生可能エネルギーに分類されていたような。原発だめ、バイオマス発電だめでは、エネルギーは何で賄えばよいのだろうか。
(そう思う)18 (そう思わない)5

●各地で、風力発電のプロペラや、メガソーラーやバイオマス発電所ができてるが、一向に電気代が下がる気配もなく、原発も再稼働。どこにどう消えてるのやら。
(そう思う)13 (そう思わない)4
↑返信
◎その風力発電やメガソーラー、バイオマス発電所からの電気への補助金が膨れているからですよ。  ※11月6日
(そう思う)10 (そう思わない)1

●木質バイオマスがCO2削減なんて本当だと思っている人なんかいるのか?
毎日大量に木材を燃やす。燃やす木材はエネルギーを使って細かくする。
細かくする木材は本来間伐材、山に放置している木材を使用するはずが実際はそこそこの丸太を保持金をもらって買っている。
補助金をもらってバイオマス用に買った丸太を柱に加工して売っているのが現状。
(そう思う)26 (そう思わない)33
↑返信
◎それを群馬県に作る意味は?
海外から輸入するならどうかんがえても港の至近が良いのでは?
なぜわざわざコストかけて群馬県に作ったの?
(そう思う)2 (そう思わない)9
◎この会社は栃木県と群馬県の補助金を毎年大量に使っているから大規模な事業の時も補助金が、おりやすいからては?  ※11月5日
(そう思う)8 (そう思わない)1

●俺は民主党やあさひNHKにが震災後のドサクサに太陽光パネル利権ムラを、作り太陽光パネルを乱立して自然破壊したコトに不安を通り越して恐怖を感じるわ
(そう思う)106 (そう思わない)61

●>バイオマス発電所は環境破壊の可能性が高く、住民らは控訴を含めて今後の対応を検討している。(オルタナ編集委員・栗岡理子)
この訴訟は、放射能で汚染された森林を伐採・焼却することに不安を感じた住民らが「赤城山の自然と環境を守る会」(代表:横川忠重)を結成し、提訴したもの

不安を感じただけで、科学的根拠は無いのですか?

>群馬県が公布した補助金4億8000万円について、住民らが県に対し返還履行請求を行った。住民が問題視するのは、県が環境影響評価を行わずに補助金を支給したこと。

改定されているから違反じゃないですね。それと、放射能汚染の話じゃないの?

>住民らは、発電所の近隣住民への建設に関する周知が不十分であったこと

ん?環境破壊するから問題にしたんじゃないの?
提訴した人、これを書いた人、校閲した人、全員大丈夫ですか?
表題、要旨、内容がどれもおかしくないですか?
(そう思う)54 (そう思わない)7

●勝てば民意
負ければ独裁政治って
自分たちのことしか考えてない証左
(そう思う)47 (そう思わない)3

●こいつらうちの職場にも来た。ほんと迷惑。
(そう思う)15 (そう思わない)5

●放射能の意味を知らない奴が多すぎ
(そう思う)7 (そう思わない)1

●早く杉の木どもを処分して平和な日本にしてください。  ※11月9日
(そう思う)0 (そう思わない)0

●民主政治には時間とコストがかかる。
言いがかりに近くても、裁判は権利。
でも、敗訴したからって独裁国家と言ってしまっては権利の行使者の名が泣く。
論理的に反論をして、控訴したらいいけどな。
(そう思う)12 (そう思わない)3

●科学的な根拠を持って控訴してくれよな。
(そう思う)14 (そう思わない)1


●>「福島第一原発事故による放射能で汚染された森林を伐採・焼却することに不安を感じた住民」

放射能で汚染された~検査結果、影響など示して立証しないと勝てない。
(そう思う)4 (そう思わない)3



先日ちょこっと書いたゴミ問題。
プラスチックごみなどはリサイクルしてまたプラスチックに生まれ変わっていると思っている人もいるみたいだけど、日本の場合、多くが燃料になっている。
プラスチックは元が石油だから燃えやすい。
よって細かく砕いて焼却して、その熱エネルギーを回収するという方法を採る。(サーマルリサイクル)
燃やすとかCO2が果たして本当に問題なのかということはひとまず置いておけば、プラスチックをリサイクルすることも、間伐した木材をチップにして利用することも、「燃やす」ということから脱却しているわけではない。
バイオマスというのは動植物など生物資源のことであり、発酵熱を利用する方法などもあるので、みなそういうものだと考えがちだが、生物資源を燃やして熱エネルギーを得て発電することをバイオマス発電と言っている。
世界は燃やすことを環境の敵としてきたわけだけれど、そうであるならば、バイオマス発電をクリーンエネルギーとするのは疑問である。

また上記の記事の事例は、原発事故によって放射性物質汚染されている木材を燃料にすることへの懸念と、群馬県も森林を抱えているので県産材を使うはずだったのに県外から持ち込まれていることなどを問題にしていて、それに対する県の対応に不信感があるというものであり、バイオマス発電そのものをどうこう言っているものではない。

ダム問題も広葉樹・針葉樹問題も、もっと言えば全てがイデオロギーの対立ではないかということを先に書いたが、この記事のコメントに対する「そう思う思わない」の投票数が一番多いコメントもやっぱりそれを表しているような気がする。

(再掲)
●俺は民主党やあさひNHKにが震災後のドサクサに太陽光パネル利権ムラを、作り太陽光パネルを乱立して自然破壊したコトに不安を通り越して恐怖を感じるわ
(そう思う)106 (そう思わない)61

私も太陽光パネルの乱立を怖いと思った1人である。あの時の社会の異様な空気と突如あちこちに出現した太陽光パネルの殺伐とした風景は恐怖と表現しても良いかもしれない。
太陽光パネルはスギの人工林と同じで、土壌に光が届かず土地を痩せさせてしまう。
どう見ても自然に優しいようには見えなかった。
原発事故の対応も良くなかった。
こういうことがそのまま、自民党vs野党という構図になっていってしまうのだろう。
日本ではほとんどの時代、自民党が政権政党なのに、東日本大震災という未曽有の大災害の時に民主党政権だったということが、今の日本の土台を作った気すらする。
もしあの時に自民党政権だったらどうだったのか。
どんな風に立ち回ったんだろう。人々が高揚する嵐が過ぎ去り、何もかも幻のごとく忘れるまで待つ作戦に決まっているじゃないか?
その前に地震も事故も起きなかったんじゃないかとか?いやいや、それはありえないとか?






by yumimi61 | 2019-11-22 17:00

混水摸魚(22)

NHK『プロジェクトX〜挑戦者たち〜』(2000年3月28日 - 2005年12月28日放送)
テーマ曲 中島みゆき『地上の星』


デーモン小暮閣下『地上の星』with群馬交響楽団

2009年7月24日放送 NHKBS2『あなたの街で夢コンサート~群馬県藤岡市~』
会場ー藤岡市みかぼみらい館
司会ー渡辺徹、NHK首藤奈知子アナウンサー
指揮者ー岩村力
管弦楽ー群馬交響楽団

閣下「吾輩『デーモン小暮』という名前じゃない?地球上において『小暮家』という家に潜伏したんだけれども、小暮家はもともと群馬(出身)だよ」
渡辺「え、そうなんですか?」
閣下「そうだよ。新田義貞の家来だったんだって。だから赤城の方に行くと『小暮』っていうのあるよね?(客席を見ながら)集落が」
渡辺「ああそうなんですか(客席が無反応)こんなに微妙な反応も珍しい」(客席爆笑)
閣下「び、微妙なの?もっと喜んだらどう?(苦笑)いや?いやなの?(悲)」(客席から温かい拍手&笑い)
渡辺「まあわかりますよ。悪魔が自分の地元の出身って言われてもね(笑)」
首藤「ちょっと戸惑いますよね(笑)」(でもこの会話で客席が温まった様子。ナイストーク)


小暮、ありますよ~!私はよく知ってます!旧富士見村の小暮ですよね~(現在は前橋市富士見町小暮になっています)
前橋辺りだったら分かったんだと思いますが、藤岡はちょっと遠いので小暮の地名までは分からなかったんだと思います。


黒部ダム

日本で初めて排砂設備を設けた「出し平ダム」と「宇奈月ダム」は関西電力のダムということを前記事に書いたが、「黒部ダム」も関西電力の水力発電用ダムである。

<着工>1956年(昭和31年)
<完成>1963年(昭和38年)
<総工費>は建設当時の費用で513億円。これは当時の関西電力資本金の5倍という金額であった。
<殉職者>工事期間中の転落やトラック・トロッコなど労働災害による殉職者は171人にも及んだ。建設現場以外でも、宿舎(飯場)が雪崩の被害を受け87名死亡している。

富山県は北陸電力の事業地域であるが、黒部ダムは関西電力が建設し、発電された電気は関西電力の事業地域に送電されている。

黒部ダム建設の経緯は第二次世界大戦後の復興期にさかのぼる。当時、関西地方は深刻な電力不足により、復興の遅れと慢性的な計画停電が続き、深刻な社会問題となっていた。
決定的な打開策として、関西電力は、大正時代から過酷な自然に阻まれ何度も失敗を繰り返した黒部峡谷での水力発電以外に選択肢を見い出せず、当時、人が行くこと自体が困難で命がけだったその秘境の地でのダム建設案に、太田垣社長(当時)は「黒部しかない」「関西の消費電力を一気に賄える」「工期7年、遅れれば関西の電力は破綻する」と決断し、資本金の3倍(最終的に5倍)の総工費で臨んだ。
完成当時、大阪府の電力需要の50%(25万kW)を賄ったことでも知られ、東京に追いつくべく産業も重工業への転換がようやく可能になった。


NHK『プロジェクトX〜挑戦者たち〜』を観ていない私がそれに対して文句を付けるのもどうかと思うが、番組の趣旨からしてダム建設を批判しているものではないと思うので書くが、ダム建設にあたって250人以上の死者を出したことをどう考えているのだろうか。
2000年以降の放送ということは平成の時代であり、台風で数名の死者が出たって大ごとだろうに、それほどの死者を出したダム建設を英雄視するようなことがあってよいのだろうか。


水力発電ダムと観光娯楽

●観光
黒部ダムは、世界的に見ても大規模なダムであり、また周辺は中部山岳国立公園でもあることから、立山黒部アルペンルートのハイライトのひとつとして、多くの観光客が訪れる。なお、黒部ダムを紹介するときの映像でダムから放水されているシーンがあるが、これは常時ではなく、6月下旬〜10月中旬頃に限られ、「観光放水」と呼ばれる。
ダム観光施設の運営は関電アメニックスくろよん観光事業部が行っている。


●映像化
建設時におけるスケールの大きさから日本中の注目を集めていた黒部ダムは、高度成長期の映像・中継機器の発達に伴い、様々な形で映像化されてきた。

☆記録映画
まず、建設主体の関西電力が映像化に踏み切った。実際は関西電力の委託で日本映画新社による四部作として記録されたものである。

☆NHK総合テレビジョンの生中継
完成直後の1963年、NHK総合テレビジョンの技術者が放送用機材と中継用機器をダムまで持ち込み、ヘリコプターによる空中撮影も交え、鈴木健二アナウンサーの司会により生中継放送を行った。当時まだ貧弱な放送技術の限界に挑んだ中継は見事に成功し、視聴者に黒部ダムのスケールの大きさと、技術者の偉業を知らせる事に一役買った。

☆ドラマ版『黒部の太陽』
2度テレビドラマ化されている。1969年8月3日 - 10月12日(日曜 21:30 - 22:26)に日本テレビ系列で放送された、全11回の連続ドラマ。また、2009年3月21日・22日にはフジテレビ系列で、「フジテレビ開局50周年記念ドラマ特別企画」として放送されている。

☆『プロジェクトX〜挑戦者たち〜』
2001年、黒部ダム建設の模様がNHK総合テレビジョンのドキュメンタリー番組『プロジェクトX〜挑戦者たち〜』にて紹介された。
この影響は大きく、2002年末のNHK紅白歌合戦では、中島みゆきが同番組のテーマ曲『地上の星』を歌った。ただし、歌った場所は黒部ダム堤体内部ではなく関西電力黒部専用鉄道「黒部川第四発電所前駅」構内のトンネル内である。
関西電力黒部ルートの案内人の説明によると、中島には控室として黒部川第四発電所の小会議室を提供、さらに中島が放送終了後に宿泊を希望したためスタッフともども発電所に宿泊した。この会議室はその後、社内では「みゆき御殿」という通称で呼ばれるようになった。


☆白い巨塔
映像化されてはいないが、山崎豊子の小説『白い巨塔』でも、主人公・財前五郎が金沢市での学会の帰りに黒部ダムを訪れている。一般に公開されていない場所も、財前は関西電力(実名で登場)の案内で足を踏み入れている。

☆CM
2008年には、中島みゆきが歌う『地上の星』がサントリーの缶コーヒーブランドであるBOSSのCMで起用された。そのCMは、大杉漣がトンネル工事の現場監督役。作業員に扮したジョーンズと共にトンネルの掘削工事に挑むプロジェクトXで取り上げられた黒部ダムの大町トンネル建設を真似た映像になっている。

☆鉄人28号(2004年)
昭和30年代を時代背景とした『鉄人28号(2004年版)』の最終エピソード(21〜26話)では、「人間の手による黒部ダム建設が困難だった為、工事に人型巨大ロボットが導入された」という設定で物語が展開。
工事用ロボットの採用コンペティションを巡る陰謀や、導入された量産型ブラックオックスの暴走によるダム破壊の危機が描かれた。
最終的にダムは鉄人28号によって死守され日本に高度経済成長期を齎したものの、それと引き換えに鉄人は溶鉄を浴びて溶融。「その鉄の塊と化した残骸は平成と呼ばれる時代もなお湖底に眠っている」という形で幕引きとなった。


以前に書いた『ホワイトアウト』という映画のロケも黒部ダムが使われている。『ホワイトアウト』の製作にはフジテレビも関わっている。
モデルは奥只見ダムとされており、映画の中で使われる地図はダムの名称こそ違うものの奥只見ダム周辺の地形図である。しかし、映画では同ダムは使用されず、富山県の黒部ダムなどが使用された。これは監督が黒部ダムが自身のイメージするダムと重なったからだと言う。


なぜ黒部ダムなのか?

大規模ダムとして名高い黒部ダムの総貯水容量は約2億トン(東京ドーム160杯分)。
しかしこの総貯水容量は日本でもトップ10には入らない。
下表は日本のダムにおける有効貯水量トップ30。
 有効貯水量=総貯水容量ー(堆砂容量+死水)
堆砂容量は100年間に溜まる土砂を推計して予め確保している容量。
死水とは取水口(放出口)よりも下にある水。口よりも下にある水は実際のところ利水や発電目的には使用できないためこう呼ぶ。
混水摸魚(22)_e0126350_10173839.jpg
右端※下に書き入れた数字が総貯水容量の順位。(有効貯水量トップ30位に入っていないダムは総貯水量順位からも除いている)
赤線で囲ったのが黒部ダム。
利根川水系8ダムでランクインするのは八木沢ダムと下久保ダムだけ。
新しく話題の八ツ場ダムは総貯水容量が1億1000万トンで、有効貯水容量は9000万トン。
どちらもトップ30にはランクインしない。

前記事にダムも一気に寿命を迎えるのではないかと書いたが、オレンジ色のアンダーラインを引いたダムは同じような規模のダムを再度造った(あるいは造っている)ダムである。オレンジラインが引いてあって2000年以降の竣工年になっているのは2つ目のダムということ。引いてあるが古い年代のものは現在2つ目のダムを建設中、もしくは表が2009年のデータなので、それ以降に完成している。
2つめのダムではなく、2000年以降新規に建設されたダムもある。

黒部ダムが1位なのは堤高のようだ。
堤高とは堤体の高さのことである。
堤体は水を支えているコンクリートの部分で、もっともダムらしい部分と言えるかもしれない。そこに放出ゲート(吐き出し口)などがある。
 堤高: 日本の全ダム中1位
 堤頂長: 日本のアーチ式ダム中1位
 堤体積: 日本のアーチ式ダム中1位


アーチ式ダムというのは堤体が緩やかに弧を描いているダム。
アーチ式ダム中1位と書いてあるが、アーチ式ダムは限定的であり数は多くない。
また世界的に見ると、どこにも及ばない上がある。

アーチダムはコンクリートの使用量が少なく済み、重力式コンクリートダムに比べて工費圧縮が可能で経済性に優れる。
その反面、重力ダムのようにダム自体の重量を利用して貯水池の水圧によるダムを転倒させる力に対抗することが難しい。
このためダムに掛かる水圧をアーチで湾曲させることで両側山腹の岩盤に圧力を分散させて水圧に耐える構造となっている。従ってアーチダムを建設するには莫大な水圧に耐えられるだけの強固な両側基礎岩盤の存在が絶対条件であり、建設可能な地点は限定される。

フランスのマルパッセダム決壊事故では、基礎岩盤の強度が不十分であったことで試験的に貯水する試験湛水の最中にダムが水圧に耐えられず、岩盤もろともダム堤体が崩壊し大惨事を招いた。
マルパッセダム事故はアーチダム施工に大きな影響を与え、日本でも黒部ダムにおいてダムを補強するため両側にウイングを設けて水圧に耐えられるようにした。


大規模なアーチダムについては土木技術が未発達であったことで、多発する地震や集中豪雨・台風時の洪水処理に対する安全性の不安があって戦前は施工されなかった。

アーチダムの研究が活発化するに連れ盛んに建設されるようになり、1963年(昭和38年)に完成した黒部ダムは日本最大のダムとして、日本のダムの歴史に燦然と輝いている。ダムの形状としては美しい外観を有していることから、黒部ダムや温井ダム(滝山川)、豊平峡ダム(豊平川)などのように観光地化しているダムも多い。


物珍しさと女性らしい(?)曲線美でアーチ式の人気が高いということなんだろうか。中味より外見という風潮がダムにまで及んでいる?
そもそも自然を破壊して悲境秘境に造られたコンクリートの塊ダムに女性らしさやら美しさが求められる理由ってなに?



by yumimi61 | 2019-11-21 17:40

混水摸魚(21)

今日は11月19日ですね。
そこでまたまた一句。

 透明な悲しみを抱く坂を越え君に出会えり前途を生きむ

混水摸魚(21)_e0126350_17110522.jpg


ダムによる河床低下


ダムにも土砂が溜まるという話をしてきた。
大雨が降っている最中は混濁もするだろうけれども、土砂は底に溜まっていく。
利水放流の際には濁水は流さないように調整もする。
よってダム上流の土砂は下流には流れなくなる。
大雨が降って利水調整容量を超えて放流しなければならない時(洪水調節)には、水に混じって多少土砂も一緒に流れるだろう。
但しダムは深さもあり、洪水吐きは上部にあるので、底に溜まっている土砂がどんどん流れていくということは起こりにくい。
またダムに土砂が流れ込むのを防ぐために、貯水ダムの上に砂防ダム(砂防堰堤)を設けている場合もある。

こうしたことからダムからの放流で川底が削られる一方、石や砂が川に流されず溜まらないので川底が低下すること(河床低下)が問題視されてきた。


浸食

ダムがあってもなくても浸食は起こる。
下の図は流域による浸食の仕方を示したもの。

https://rdreview.jaea.go.jp/review_jp/2014/8_12f8_30.html
混水摸魚(21)_e0126350_21355502.jpg
ダムは多くの場合、上流に造られる。
上流の川は川幅が狭くて勾配があり流れが急である。
川岸には岸壁や大きな石があり、その後方には樹木などが生えた山がある。
山の岩石は雨や風や日光によって風化し、次第に小さく脆くなって石や土砂になり、その石や土砂が斜面を下って、川なりダムに入り込む。

http://www.thr.mlit.go.jp/akita/jimusyo/08-kids/natu_kenkyu/01.html
混水摸魚(21)_e0126350_21582262.jpg
混水摸魚(21)_e0126350_21593549.jpg
がダムで、これは私が書き入れたものです)


下の図は浸食によって堤防が崩れる過程を表したもの。(国土交通省)
混水摸魚(21)_e0126350_23011044.jpg
ダムが出来ると、ダム上流からの石や土砂を堰き止める結果となるので、ダムより下流に流れて行かず、石や土砂の堆積がない。
特に普通ならば堆積しやすい川岸に堆積しなくなり、従来からある物が運搬されるだけ、浸食されるだけという状況を作ってしまう。
川岸と合わせて川底も削られて、河床低下が起こる。
そうすると、川岸の浸食範囲が下に広がることになり、上を支えられなくなり、川岸が崩れて、土砂や木々が川に流される。
こうしたことが上流域で起こると、中流域から下流域は土砂や有機物が溜まりやすくなる。
混水摸魚(21)_e0126350_23013930.jpg


排砂設備

ダムの中には排砂設備を備えているダムがある。
日本で初めて排砂設備を設けたのは関西電力の「出し平ダム」。
出し平ダムは富山県黒部市の黒部奥山国有林にある。黒部奥山ではあるが、『プロジェクトX』と中島みゆきさんの紅白中継で有名な黒部ダムはもっと上流の山深い所にある。

■出し平ダム
発電を目的に1985年(昭和60年)に完成し、関西電力株式会社が手掛けた黒部川水系の発電用ダムの中では最も新しい。
このダムはダム湖の堆砂を排出する「排砂ゲート」を備えた日本最初のダムである。黒部川は日本でも有数の土砂排出量が多い河川のため、貯水池の容量を維持、および下流へ土砂を流すことで海岸線の後退を防ぐことを目的に、出し平ダムには排砂ゲートが装備された。

ダムは一般人が立入ることはできないが、黒部峡谷鉄道のトロッコ電車で姿を見ることができる。積雪期の冬は黒部峡谷鉄道が運行しないため、黒部川上流にあるダム群に勤務する関西電力などの職員には、「逓送さん」と呼ばれる人々が徒歩で生鮮野菜などを届ける。その中でも「出し平往復」は1日当たりの歩行距離が最も長いという。


出し平ダムからもう少し下流に行ったところにも関西電力の「宇奈月ダム」がある。

■宇奈月ダム
多目的ダムとしても、国土交通省直轄ダムとしても黒部川水系で初めての、そして唯一のダムである。洪水調節・不特定利水・県東部地域への上水道供給の他、発電を目的として関西電力が受け持っている。
上流の出し平ダム(関西電力)との連携排砂を実施している。

1979年(昭和54年)にダム建設に着手し、完成したのは2001年(平成13年)。建設に22年間もかかっている。


この排砂設備は河川環境のことを考えて導入されたわけではない。
黒部川に造るダムは土砂の堆積が多いと推定されているが、地形的なこともあり、100年分の堆砂容量を確保してダムを設計建設することが出来なかったのである。
よって最初から短期間に堆砂容量100%に達してしまうことは目に見えていた。だからその対策として排砂ゲートを設けて、溜まったら排出する仕組みを導入した。

これは一旦貯めている水を洪水吐きから放流して空っぽにするのである。そして堆砂が剥き出したになったところに水を流す。
こうすることで大きな掃流力が得られて、砂を排出しやすい。
排出は堤体の下方にある排砂ゲートが開けられ、水と一緒に吐き出される。

出し平ダムが貯水を開始して6年目にあたる1991年(平成3年)12月、第1回の排砂放流が行われた。
本格的な排砂ゲートを装備したダムとしては出し平ダムが初めてであり、運用ノウハウが無かったために「生物の活動が少なくなる冬に排砂するのが良い」と考えたようである。しかし排砂放流を行ってみると、6年間湖底に積もった土砂は、中に含まれている落ち葉や木片などの有機物が湖底の嫌気性環境で腐敗・変質しており、ヘドロ様の土砂が排出されることになった。そして冬は渇水期のために薄める河川水も乏しい状態で、ヘドロが海まで流れて長時間滞留し、漁業被害を起こしたと見られる。
そのため関西電力株式会社と地元漁業協同組合との間で公害訴訟が起きた(なお、現在は富山地方裁判所から公害の原因の究明の嘱託を受けた公害等調整委員会において審理が進められている)。一審の富山地裁は、関西電力に対し原告に約2,700万円を支払うよう命じた。原告と関電の双方が控訴していたが、2011年4月5日に名古屋高裁で、原告・被告双方の間で和解が成立した。

この訴訟の影響で、下流域への影響を少なくする排砂方法が検討されることになった。検討の結果「増水時に乗じて排砂を行う事が下流への影響が少なくなる」と考えられた。2005年(平成7年)7月11日、豪雨で大量の土砂が流出した。3年間に3回、増水時に排砂放流を行ったが、これにより「増水時に排砂することが下流への影響が少ない方法である」という観測結果が得られた。
現在では、ダム湖に土砂が流れ込むのは90%以上が増水時であることが分かり、黒部川が増水する度に(その年の最初の増水に合わせて)宇奈月ダムとの連携排砂、以後は増水に合わせて連携通砂を行い、ダム湖に土砂を蓄積させずにこまめに流すように運用されている。ダムが無い自然の状態の土砂移動に近付けるように自然との共存を目指して運用改善の努力がなされているが、まだまだ改善するべき点が多いとも指摘されている。







by yumimi61 | 2019-11-19 16:39

混水摸魚(20)

前回(19)、ダムの堆砂問題について書き、2002年に朝日新聞が国交省の調査したデータをもとに、その問題を報じたということも紹介した。
それを見ると堆砂率が高いのは発電用のダムが多い。
発電用のダムは発電用であり、洪水調節機能を持たず、利水を目的にしているわけでもない。
この発電とは他でもない水力発電なので、水がないことに何も始まらない。よって必要な電気を作るという使命を持つ限り、水は絶対に欠かせないものとなる。その水は自然頼みのものである。
しかしながら、「雨がしばらく降っておらずダムが空に近いので発電はしばらくお休みさせていただきます」とはいかないものでもある。
ということで、電力ダムはただ降った雨をダムに貯めるだけでなく、取水を行っている。

河川やダムから継続的に取水を行えば、いずれ戻るとはいえ、やはりそこではそれだけ河川やダムの水が減ってしまう。
私は千曲川の堤防について書いてきたが、その中で「信濃川は発電ダムが出来たことによって涸れ川になっている」と聞いたことがあると書いた。
実は信濃川の発電ダムによる取水において不正が発覚したことがある。
不正を行ったのはJR東日本である。

JR東日本 信濃川発電所の不正取水問題
東日本旅客鉄道(JR東日本)が信濃川発電所において10年間に渡り違法な取水を行い、北陸地方整備局への虚偽報告をしていた事件である。

JR東日本ホームページより
信濃川発電所について
JR東日本信濃川発電所(千手発電所、小千谷発電所、小千谷第二発電所の3発電所の総称)は、新潟県十日町市・小千谷市にある、信濃川水系から取水した水を利用している水力発電所です。ここで発電した電気は、首都圏や上越線、新幹線の電車や鉄道施設などに送られており、当社の基幹事業である鉄道事業を支えるエネルギー源として重要な役割を担っています。また、水力発電は二酸化炭素(CO2)を排出しない環境に優しいクリーンなエネルギーです。
当社は、河川環境との調和や、地域の皆さまをはじめとする関係の皆さまとの共生を図ることに誠心誠意取り組み、信濃川発電所を運営してまいります。

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上の図だと、とても近くに並んでいるようだが、実際は下の地図に書き入れただけの距離がある。
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紫のマークが宮中取水ダム。赤マークが千手発電所(+貯水池)、赤丸1というマークが小千谷発電所と第二小千谷発電所の場所である。
宮中取水ダムは河川から取水して一旦貯めておくダム。
宮中取水ダムから下の2つの発電所の調整池に送り、調整池から水を落として発電させている。さらにその水をもう1箇所の発電所で再利用している。合計の3か所の発電所で発電しているということになる。
その区間の川の水は取水を行っているのだから減ってしまう。
しかも千曲川・信濃川で発電ダムを所有しているのはJR東日本だけではない。
余談だが、小千谷発電所と第二小千谷発電所の少し下流に、2004年10月23日に発生した新潟県中越地震で被災した新潟三洋電子(現:オン・セミコンダクター新潟)がある。新潟三洋電子は三洋電機の半導体製造に関わる子会社であった。半導体工場は多くの水を使用し排水もする。


宮中取水ダム
新潟県十日町市(旧中魚沼郡中里村)、一級河川・信濃川本流中流部に建設された重力式コンクリートダムである。
東日本旅客鉄道エネルギー管理センターが管理する企業私有ダム。高さ16.4mの重力式コンクリートダムで、河川法で規定されるダムとしては信濃川本流に建設された唯一の存在である。
水力発電を目的としており、下流の千手・小千谷・新小千谷の三発電所において合計約45万kWの発電を行い、首都圏の大動脈である山手線・中央線などの運転に必要な電力の約23%を生み出している。
2008年9月に発覚した不正取水問題によって国土交通省から行政処分が科され、水利権が剥奪処分され2010年まで利用不能となった。

大正時代、首都圏 に敷設した鉄道網への安定した電力供給を図るべく、水量の豊富な信濃川水系に水力発電所を計画し、電力需要を確保してさらなる路線整備を目指した。

1920年(大正9年)、宮中ダムは下流に建設した千手発電所の取水ダムとして日本一の大河・信濃川本川に建設を開始し、1938年(昭和13年)に18年の歳月を掛けて完成した。 これらダム及び西大滝ダムの完成により、上流の千曲川流域へのサケの遡上は、激減していく。

JR東日本は電車に使用する年間発電量の58%を自家発電でまかなっているが、その40%にあたる14.4億kWh/年はこの三発電所によるものである。 信濃川で発電された電力は送電線・変電所を経由し、山手線・中央線・京浜東北線等の首都圏における枢要交通機関を支えている。


朝日新聞デジタル 2009年2月7日
JR東、信濃川から不正取水 電力を山手線に使用

長さ、水量とも日本一の信濃川が揺れている。新潟県内にあるJR東日本の水力発電所で、長年不法に大量の水を抜き取っていたうえ、データ改ざんが明らかになり、地元自治体や住民に取水の停止や制限を求める動きが起きている。取水を制限されるとどうなるのか? 200キロ離れた首都圏の住民にとってもひとごとではなくなる可能性がある。

 この発電所は、同県十日町市にある宮中ダムで信濃川をせき止め、年間14億キロワット時を発電している。

 主に山手線など首都圏の電車運行に使っており、JR東日本の使用電力量の23%にあたる。JR東が「ラッシュ時の山手線の2本に1本は信濃川の水で走っている」というほど重要な施設で、電気を送れないとなると、運賃値上げにもつながりかねない。

 不正取水が発覚したのは昨秋。十日町市が国土交通省に行った情報公開請求をきっかけに、JR東が98~07年の10年間で計約1億8千万トンを超過取水していたことが明らかになった。

 JR東には信濃川から毎秒最大317トンの取水が許可される一方、ダム下流に同最低7トンを流すよう義務づけられていた。ところが、JR東はダムの取水口などにある観測装置に改ざんプログラムを組み込み、実際には317トン以上の水を取り入れても、記録上は317トンしか取っていないように見せかけていた。

 また、下流への水量も、実際は7トンを下回っても、7トンを流したように改ざんし、10年間で記録より約38万トン少ない量しか流していなかった。

 水力発電所における不正取水やデータ改ざんは06年以降、全国の電力会社などで発覚。国交省は07年3月、JR東側にも確認したが、この時の回答は「適正に行っている」だった。

 虚偽回答したことや、不正取水がきっかけで07年に水利権が取り消された東京電力の塩原発電所(栃木県、13年間で不正取水量約8千万トン)の水量を大きく上回っていることもあり、国交省は河川法違反にあたるとして処分を検討中だ。流域住民で作る「信濃川をよみがえらせる会」は先月27日、JR東に取水の即刻停止を申し入れ、田口直人・十日町市長も同30日、東京・渋谷のJR東本社を訪れて抗議するなど地元の住民感情は悪化している。抗議を受け、JR東の沢本尚志・執行役員は「発電の方に目がいってしまい、水の管理はかなりルーズだった。大変申し訳ない」と謝罪している。

 そもそも、全長(367キロ)と総流量(年160億トン)で国内最大を誇る信濃川は、中流域にある東京電力・西大滝ダム(長野県飯山市)と宮中ダムでほとんどの水が発電用に抜き取られる。取り込まれた水が再び川に戻るまでの63・5キロの区間は大河が「小川」に姿を変えてしまう。夏には水温が30度を超え、魚類がすみにくい環境が生まれている。

 国や新潟・長野両県の周辺自治体は99年、協議会を設け、10年かけて大量取水による生態系などへの影響を調査。3月末にもJR東に、取水を大幅に制限するよう求める提言をまとめる予定だ。JR東は「協議会の結論は尊重したい」としているが、代わりの電気を電力会社から購入することになれば、「大幅な経費増につながる」(沢本役員)としており、首都圏内の運賃にも影響しかねない状況となっている。(三浦英之)



川の水を堰き止めたら水はスムーズに流れなくなる。山からの土砂を堰き止めたら土砂も流れない。
それは生態系や地形をも変えてしまう恐れがある。
そして洪水調節機能を持たないダムや貯水池の場合、貯水容量を超えれば溢れ出るしかない。
利便性追求のために自然を壊した歪みはやがて人間に戻ってくることになる。


少し違った角度から見て、長いスパンのスケールの大きな話をすれば、地球の活動はフラットに向かっていると言える。
水も土砂も上から下に流れる。言い換えると山から海に流れるということになる。
水は循環しているので、再び山に雨を降らせスタートに戻ることになる。
でも海に流れ着いた土砂は循環しない。
流れ出る一方ならば山はだんだん小さく低くなってくる。もちろん気の遠くなるほど長い話ではあるけれども、塵も積もれば山がなくなる。
ただ地球には地殻変動というものがある。地震や噴火などもそれに含まれる。
地道な川の運搬の変化よりも、もっとずっとダイナミックに変化させるのが地殻変動だろうと思う。
ということは、地球がフラットにならないためには、地殻変動は欠かせないということである。
地震も噴火も人間にとっては歓迎できるものではないが、現在のような地球の姿が理想だとするならば、地殻はフラットになるのを自ら阻止しなければならないのだ。
では、地球の理想はやっぱり現在のような姿なんだろうか?






by yumimi61 | 2019-11-18 16:05

小春日和

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今日は小春日和と言うには少し風が冷たかったでしょうか。



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私は夏にセミが鳴いているのを聞くといつも思い出すことがある。
それは山口百恵さんが引退する前に出版した『蒼い時』という自叙伝(1980年)。
うろ覚えで正確ではないけれど、こんなことが最後に書かれていたと思う。
”盛夏、セミの声、加湿器の霧、ギターの音、濃紺のワンピース、And I love her・・・その日私は女になった” 

最後と書いたけれど、実際のところ、この部分しか覚えていない。だから最初で最後みたいな感じになっているのかも!?(笑)
でも、なかなか衝撃的でしたよね。引退するとはいえ人気アイドルがそんなこと言っていいのか・・(あたふたあたふた、汗)。

暑い夏の日、肌に纏わりつく夏の空気。
それは軽いのだろうか重いのだろうか。
鬱陶しいと言うには愛おしすぎ、清らかと言うには焦がれすぎた。
光の中で鳴いているだろう蝉の声が、開け放たれた窓を通して、この部屋にまで届く。
煩いと思うにはシンパシーを感じすぎ、無邪気に受け入れるには・・・
私は大人になりすぎていた。

高温多湿な日本では盛夏に加湿器って少々不思議な感じを受けませんか?
エアコンを使い過ぎて乾燥していたとか?
でもそしたら窓を閉め切りで(下手したら防音仕様の部屋だったりするかも)、蝉の声とか聞こえなそうですよね?
さらに I love himでもI love youでもなくI love herってどうして?と思ったのですが、これはビートルズの楽曲で、部屋にはビートルズがBGMとして流れていたということなのかな?
最初は加湿器とかギターとかビートルズとか、恋人がミュージシャンみたいな描写だなぁと思ったんです。そこに濃紺のワンピースって・・ミュージシャンの恋人っぽくないなぁと。気のせいですか?気のせいですね。


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10日ほど前、かれこれ20年使っていた白い丸いストーブを市の粗大ごみと不燃物回収の日に出した。
指定の袋に入らない大きな物は指定料金のステッカーを購入して貼って出しておく。ストーブは200円だったので、ステッカーを貼って前日の夜に出しにいった。

・・・それから1時間くらいして指定袋の不燃物もあったので出しにいったら、私が出したストーブはもうそこにはなかった。私が出した時にすでに出ていた他の人の出した電子レンジもなかった。
これはよくあることなのだけれど、市の回収日の前日夜や当日朝に民間の廃品回収業者だとか個人の回収屋さんなどが回って、リサイクル可能なもの(直して使えそうな物や鉄くずとしてお金になる)などは持って行かれちゃうみたいなのです。
どうせ捨てた物には違いないけれど、知らない人に勝手に持って行かれてしまったのを目の当たりにするとちょっと微妙な気持ちになる。


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住んでいる自治体でゴミ収集大改革が行われたのは15年くらい前だったろうか。
粗大ごみや不燃ごみの収集が全て有料化し(不燃ごみの指定袋は10枚400円)、燃えるごみも指定袋に変わった。

可燃ごみの指定袋は当初、大袋10枚1000円という結構なお値段だったので、いかにしてごみを減らすかということは各家庭苦慮していたはずである。なんとかもう少し安い中袋とか小袋でいけないものかと。
その後、大袋10枚150円になったので、出し放題家計には優しくなった。
実は粗大ごみが有料化する前が凄かった。何が凄いって各収集所はどこも粗大ごみの山だったのです。
無料のうちに出せる物は出しちゃえみたいなことです。沢山出ていると自分も何か出さなければいけないような気すらしてきて。
「有料」って凄い威力なんだなぁと痛感しました。
今も災害ごみの問題をテレビなどで報じているのも見ると、あの有料化前の粗大ごみの山を思い出し、きっと便乗出しもあるんだろうなぁと思ってしまう自分がいます。


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可燃ごみが有料な自治体に長いこと住んでいると、無料だった時代なんてほぼ覚えていなくて、全国的にも有料は当たり前だと思い込んでしまうけれど、今でもが約4割の自治体は無料だそうで、人口の多い東京23区も無料。

たまに違う自治体のゴミ出しルールに触れて、その緩さに驚くことがある。
スーパーマーケットなどでもらう袋で出せる自治体とかありますものね。
無料だけどスーパーマーケットの袋がダメな場合は(そのスーパー袋もそのうち有料になるわけだけど)、結局のところゴミ袋を買うことになるわけだから、それだったら処理をするところに少しでも費用を還元したほうが良いように思うけれど、経済的なことを考えるとそうでもないのでしょうか。


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プラスチックごみ、白いトレー、紙パック、ペットボトルの資源ごみは、スーパーマーケットなどにも回収箱があるけれど、自治体が常設の回収箱をあちこちに設置もしていて、私はそこに出しに行く。
空き缶、空き瓶、電球や電池などの危険物は決まった日にゴミステーションで回収する。

食品の容器は当然洗って出すけれど、私は納豆のトレーだけは洗う気がせずに可燃ごみで捨ててしまう。
資源ごみの回収箱に納豆トレーが出ているのをたまに見かけて、洗っているなんて偉いなぁと思う。
でも納豆菌はかなり強力なので中途半端な洗いには要注意らしい!?
今流行(?)のクルリポイは、やっている現場に遭遇したことはないが、買った物を入れる台の下のゴミ箱にお肉のトレーとか野菜の不要な部分とか捨てられているのは何度も見たことがある。

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スーパーマーケットの野菜売り場のキャベツやレタス、夏のとうもろこしの売り場の前に段ボール箱とか何か容器が置いてあって、購入するお客さんがいらないと思う外葉を入れられるようにしてあることが結構ある。
そして結構入っている。

そこにたまに「お持ちいただくのはご遠慮ください」と書かれているのを目にすることがある。
昔はウサギの餌にするとかで欲しがる人がいると聞いたことがあるけれど、そうでない人もいるのかしら。

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ウサギで思い出したわけではないけれど、『そして父になる』という映画がありましたよね。

2013年制作の日本映画。是枝裕和監督。主演の福山雅治が初の父親役を演じた。
第66回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品され、2013年5月18日夜(日本時間5月19日未明)に公式上映された。上映後、約10分間のスタンディングオベーションが起こり、是枝監督や福山らは感極まって涙を流した。2013年5月25日(日本時間26日未明)、第66回カンヌ国際映画祭 審査員賞を受賞した。この受賞による日本国内の反響は大きく、公開日を2013年10月5日から同年9月28日に繰り上げ、公開に先駆けて9月24日から9月27日まで全国で先行上映を行った。


<あらすじ>
11月。再開発プロジェクトを進めるエリート建築家の野々宮良多と妻のみどり、6歳になる一人息子・慶多の家族は幸せな日々を過ごしていた。慶多は私立小学校を受験し、面接で「キャンプに行って凧揚げをした」と学習塾で教わった通りに答えて、合格する。

そんなある日、良多とみどりは、慶多が生まれた群馬県前橋市の病院から「重要なお知らせがある」と呼び出される。斎木という夫婦の息子が小学校進学に際して受けた血液検査で両親と血液型が一致しなかったことから調査した結果、出生時に看護師によって子どもの取り違えが起きていたことがわかり、良多たちの実の息子は慶多ではなく、斎木家の琉晴だという話だった。二人は同じ7月28日に生まれていた。管理面の心配から田舎の病院で産むことを反対していた良多は、「なんで分からなかったのか」と妻を責める。

取り違えられたもう一組の家族は、群馬で小さな電気店を営み、3人の子を持つ斎木雄大・ゆかり夫妻だった。二人と対面した良多とみどりは、「子どもの将来のために結論を急いだ方がいい」という病院の提案で斎木家と交流を始める。


この映画、上記のとおり群馬県前橋市が舞台となっており、群馬で映画のロケも行われた。
このストーリーは現実に沖縄で起きた事件を元にしている。

『ねじれた絆 -赤ちゃん取り違え事件の十七年-』
1971年に当時米国施政下の沖縄で実際に起きた赤ちゃん取り違え事件を、日本施政下に入れ替わった後の1977年の発覚から、当時週刊誌記者であった奥野修司が実に25年間取材し続けたノンフィクションのドキュメンタリー作品。
二度のテレビドラマ化のほか、第66回カンヌ国際映画祭審査員賞を受賞した映画『そして父になる』の参考文献でもある。

2004年のドラマ(TBS)は静岡県、2013年のドラマ(フジテレビ)は神奈川県でロケを行ったようだが、少なくともフジテレビの方は沖縄で取り違えが起こったということは変えずに制作している。

映画やドラマではどんな時代にどこで発生したとかいう社会的な事柄よりも、親子の内面を主題に置いているのだろうから、どこを舞台にしようが、どこで撮影しようが関係ないというか、撮りやすいところとか映像的に納得いくものが撮れればどこでも良いということになるのかもしれない。
だけど映画のあらすじの記述のように、ひとつ間違えば舞台になる場所はあまり良い印象を持たれなくなる恐れがある。
実際に起きた事件と聞けば、群馬県で起きたと思われかねないということである。
近年は地方都市などがこぞってロケ誘致していたりしているが、来てもらえば、ロケしてもらえば、よいというものではないだろうと思う。
私、小さな電気店を営んでいた知り合いがいるもので。


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取り違えをテーマにしたドラマの名作と言えば、赤いシリーズで山口百恵さんが主演した『赤い運命』がありますね。

赤いシリーズは全作リアルタイムで観たと思います。(早く寝なさい!?)
後に旦那様となる三浦友和さんと共演したのもこのシリーズでした。
『赤い運命』
本作はシリーズのフォーマットとしては珍しく、オープニングの前にオープニング・ナレーションが設定されており、伊勢湾台風の被害規模と、それにより吉野家が生き別れになった経緯が説明されている。伊勢湾台風のことを設定に取り入れたのは、百恵が生まれた年の大きな出来事として採用されたものである。





by yumimi61 | 2019-11-17 15:31

混水摸魚(19)

混水摸魚(19)_e0126350_16252116.png 今日は七五三か。
 ではここで一句。
   千歳あめ 私のせなに 羽リード

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ダムのことを書くと、ダムにしか問題がないと思われがちなので、もう一度言っておきます。

水が川に流入するのはダムの上流ばかりではなく、川が海に注ぐまでの至る所で流入している。
流入する水は降雨だったり排水(農業・工業・生活)だったりする。
土壌や環境に吸水性・保水性がなく、アスファルトやコンクリートで覆われた都会ほど流入量は多くなる。
(これは支流の合流の話をしているのではない。この他にも当然各地に支流が合流する地点がある)
そしてそれは水だけはなく、土砂や枝葉なども同じことであり、川岸や河川敷の状態などにもよるが、上流から下流どこでも川に落下・混入の恐れがある。都市部では生活ゴミが混入することも多々ある。

その上でまたダムの話に戻ります。

ダムの堆砂率について

ダムにも水だけでなく、土砂や枝葉が流入してくる。
土砂については最初から流入して堆積することを想定してダムを設計している。
ダムの種類や建設時期によっても多少違うかもしれないが、一般的にはダムの寿命は100年と設定されており、100年間で土砂が堆積する量を予想してダム設計されている。
下の図の堆砂容量というのが、設定した容量である。
当然にダムが初めて稼働した時はゼロということになる。それから少しずつ増えていき、100年後に堆積容量の所がいっぱい(100%)になるという計画である。
設定設計した堆砂容量が100%であり、「ダムの堆砂率」と言う時には堆砂容量に対する割合のことで、ダム全体に対する割合ではない。
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「ダムは100年経つと砂に埋もれて使えなくなる」という意見がある。2002年11月18日付の朝日新聞では『44ダムで堆砂50%以上』というセンセーショナルな記事が掲載された。やがて田中康夫元長野県知事による「脱ダム宣言」の有力論証となった。ここでは日本のダム堆砂の現状と対策について述べる。

ダムの堆砂を測るものとして堆砂率(たいしゃりつ)がある。堆砂率が、20パーセントを超えると堆砂が進行していることになる。
水系別ダム堆砂率で見てみると、中央構造線付近を流域に持つ天竜川・大井川・富士川において水系内全ダム堆砂率が30パーセントを超えている。堆砂率上位10ダムの大半はこの3水系で占められる。
他の河川ではどうかと言うと、全国109の一級水系においてダム堆砂が30パーセント以上進行している水系は前述3水系のほか、四万十川と那賀川の計5水系である。
日本の主要水系では木曽川水系が15パーセント、信濃川水系が8パーセントであり、石狩川・北上川・利根川・淀川・吉野川・筑後川では5パーセント程度しか堆砂が進行していない。
なお、排砂事業を実施している黒部川水系では16パーセント、川辺川ダムで問題と成る球磨川水系では7パーセントである。

ダム個別で堆砂進行状況を見ると、日本では千頭ダム(寸又川)の97パーセントが最高である。将来的な堆砂状況を試算した場合、堆砂問題が特に深刻な天竜川水系では佐久間ダム(天竜川)が無対策で放置した場合約200年で貯水池が砂で満杯となる試算が出ている。天竜川水系や大井川水系等、中央構造線付近にあるダムは地質的に土砂が流入しやすいため、多少にかかわらずこの傾向がある。だが、同様の試算で堆砂の影響が少ない河川の場合、矢木沢ダム(利根川)で約2,600年、岩洞ダム(丹藤川)では実に約70万年未対策で放置しないと貯水池が堆砂で満杯にはならないとされる。


上に記載されている朝日新聞の記事というのが2002年のことで、データは2000年のもののようだ。
下のランキングは朝日新聞の記事より↓

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堆砂率が堆砂量/総貯水容量(総貯水容量に対する堆砂量)と書いてあるが、一般的には私が上に書いたように堆砂容量に対する堆砂量を堆砂率と言うはずである。
総貯水容量に対して砂が100%堆積したら、ダムのほとんどが砂で埋まっているということである。
解釈を間違えたのか、問題を大きくするためにあえて総貯水容量に摩り替えたのか、それとも堆砂容量なんかとっくに超えているという事実があるということなんだろうか?

2000年からはすでに19年も経っている。およそ20年だから、記事の後にも想定した寿命100年の5分の1の年月と、その分の堆砂が追加されているはずである。

但し上のランキングに入っているダムの多くが発電用の重力式コンクリートダムのような感じである。
発電用なので洪水調節機能は持っていないし、利水を目的にしているわけでもない。
要するに台風などでダム貯水容量の限界を超えたら、上部の非常用洪水吐から自然に放流されるか越水するタイプのダムである。
発電用ダムの場合は水を下の発電所に落下させて発電させるので、水さえ常時確保できれば、ダムに堆砂していてもあまり関係はない。というかむしろ水の高さが維持できるとも言えてしまうくらいである。
取水という方法で河川や別の多目的ダムなどから常時落下(発電)させる水を確保出来れば、余計に水を貯めて置く必要はないということになる。


ダムの特殊性


上のランキングの16位の品木ダム(群馬、利根川水系、国交省)というのは、群馬県の北西部を流れる吾妻川に関係するダムである。
1965年完成だから2000年の段階では35年経過したところである。堆砂率は75.8%とある。
2000年の堆砂率上位50のダムの中では、11位で80.8%の雨畑ダム(山梨、富士川水系、日本軽金属)に次いで新しい。
雨畑ダムは日本軽金属がアルミニウム製造の電力確保のために建設した民間企業が所有しているダムである。

ランキングに入っているダムは発電用ダムが多いと書いたが、吾妻川の品木ダムはちょっと特殊なダムである。

●品木ダム
群馬県吾妻郡中之条町、一級河川・利根川水系湯川に建設されたダムである。
高さ43.5メートルの重力式コンクリートダム。
目的は他のダムと異なり日本屈指の酸性河川であった吾妻川の水質改善、河水の中性化を最大の目的としているダムであり、これに付随して水力発電も行う。
施工は群馬県が行ったが、完成後建設省に管理が移され現在は国土交通省関東地方整備局が直轄で管理を行っている。
ダムによって形成された人造湖は上州湯の湖(じょうしゅうゆのこ)と命名されている。


台風19号の後に八ツ場ダムに関連して、「一部ではヒ素についても取り沙汰されている」と書いたが、品木ダムは当然無関係ではない。

朝日新聞デジタル 2009年11月13日
八ツ場上流、ヒ素検出を公表せず 国交省

八ツ場(やんば)ダム(群馬県)の建設予定地の利根川水系の吾妻川とその支流で、国土交通省が少なくとも93年以降、環境基準を超えるヒ素を毎年検出しながら、調査結果を公表していなかったことが朝日新聞社の調べでわかった。下流で取水する飲用水の水質に影響する結果ではないが、ダム建設の是非に影響しかねないとみた国交省が、データの公表を避けて計画を進めていた。

 国交省は昨年12月から政権交代直前まで、非公表の第三者機関「八ツ場ダム環境検討委員会」を設け、ダム建設が水質や自然環境に与える影響を検討。朝日新聞社は「八ツ場ダム 環境保全への取り組み」と題した報告書を入手した。非公表とされてきた水質データが記されている。

 ヒ素は自然界に広く分布し、火山の岩盤や温泉水には高濃度で含まれる。環境基本法に基づく河川の水のヒ素の環境基準は1リットル当たり0.05ミリグラムだったが、世界保健機関がヒ素の発がん性を懸念して厳格化。日本でも93年から同0.01ミリグラムに強化された。

 報告書によると、草津温泉を流れる湯川や、酸性の水質を改善するために設置された品木ダムの放水口、八ツ場ダム建設予定地から約10キロ上流の貝瀬地点では86年度以降、ヒ素濃度が高く、基準が強化された93年度以降は基準を上回っていた。08年度の平均値は湯川で基準の約100倍、品木ダムの放水口で約10倍、貝瀬地点で5倍を記録した。

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 吾妻川の水質は、草津白根山系の硫黄鉱山からしみ出す水や草津温泉からの水が流入して酸性が強い。1952年に計画が浮上した八ツ場ダムも、コンクリートが溶けることを理由に一度は断念された。だが、63~65年に、強酸性を改善するための中和工場や品木ダムが造られ、湯川など上流の三つの川に石灰液を投入して中和化が進められ、八ツ場ダム計画が復活した。

 環境省によると、環境基準は政府としての目標値で、基準を超えても国や自治体に法的な改善義務は生じないが、環境基本法は改善に努力するよう義務づけている。しかし、国交省はこうした事態を公表せず、封印していた。

 吾妻川とその支流の水は飲み水には使用されておらず、国交省は「下流に流れるにつれて他の河川と合流するなどしてヒ素は薄まる。ダムでは沈殿するため、下流の利根川での取水で健康被害の心配はない」としている。報告書を作成した環境検討委も、八ツ場ダム完成後は「(下流部での)ヒ素濃度は下がる」と予測している。

 水質調査の結果を長年、非公表としてきた理由について、国交省は「ヒ素の数値が出ると、観光や農業、漁業など流域の幅広い産業に風評被害が起きる可能性があったため」と説明する。

 環境検討委は今年3月までに3回開催され、8月には報告書を公表する予定だったが、総選挙の時期とも重なり、基準を上回るヒ素の公表が、ダム建設の是非にどのような影響を与えるかを巡って検討委や省内の調整作業が難航。4回目の開催は9月に延びたが、結局、政権交代で八ツ場ダム自体が中止の方向となり、4回目の会合は開催されていない。

 国交省は報告書の存在を認めた上で、「まだ検討段階のもので、最終結論を得たわけではない。今後、公表するかどうかは未定」としている。
(津阪直樹、菅野雄介、歌野清一郎)


群馬県のホームページ 最終更新日2019年11月7日 より一部抜粋
吾妻川の水質(ヒ素)についてお答えします
 ヒ素は自然界に広く分布し、火山の岩盤や温泉水に多く含まれているものです。国土交通省では、草津白根火山周辺を起源とする吾妻川支川で水質観測を実施していますが、湯川や大沢川のヒ素濃度の観測結果は、他の河川と比べ高い値を示しています。これは、ヒ素が自然由来のものであることを示すものです。

 しかし、国土交通省及び群馬県が湯川や大沢川などが合流する吾妻川本川で実施している水質調査結果では、ヒ素濃度は環境基準を満たしています。理由については、品木ダムでヒ素が堆積物と一緒に沈殿していることや、吾妻川の水と合流し希釈されていることなどが考えられます。

 現在、利根川と合流する吾妻川の水は『安全できれいな水』と判断できますが、県民や下流都県の方が抱くヒ素に関する疑問について、以下で詳しくお答えします。

1.吾妻川を流れる水のヒ素濃度は環境基準を満たしているのでしょうか?
群馬県が監視している地点(吾妻川監視地点:新戸橋、吾妻橋)では、環境基準を満たしています。また、吾妻川と合流してから千代田町の利根大堰までの利根川の水質測定結果についても、すべての測定地点(9地点)でヒ素濃度は環境基準を満たしています。

7.品木ダムは、どのような目的でつくられたのでしょうか?
 湯川などの強酸性の河川を中和するために、品木ダムの上流で石灰が投入されています。品木ダムは、酸と石灰の化学反応を促進させること及び反応によって生じる中和生成物(硫酸カルシウムや塩化カルシウムなど)を沈殿・貯留させることを目的としたダムです。

8.品木ダムの堆積物には、ヒ素が含まれているということですが、その濃度はどの程度なのでしょうか?
 品木ダムの堆積物に含まれているヒ素は、天然の成分として河川水に元々含まれていたもので、酸を中和する過程で、河川水から中和生成物と一緒に除去され沈殿したものです。

9.品木ダムの堆積物は、浚渫(しゅんせつ)され、ダム近くの処分場に埋め立てられているということですが、処分場から浸出した水により、土壌が汚染される恐れはないのでしょうか?
 堆積物と浸出した水に含まれるヒ素濃度は、廃棄物処理法で定める基準値(埋立基準と排水基準)を下回っています。(※「埋立基準」は、堆積物に関する溶出試験結果に基づく基準値です。また、「排水基準」は、処分場から浸出する水に関する水質の基準値です。)

 浚渫(しゅんせつ)された堆積物の性状は、概ね、天然の土砂が6割、中和生成物が2割、未反応の石灰が2割となっています。中和のために投入される石灰は天然の鉱物であり、中和生成物についても元々の河川水に含まれていた成分と石灰が反応して生じた化合物で、天然にも存在する鉱物です。

 処分場は、ダム湖の集水域に立地していることから、処分場から浸出した水は再びダム湖に戻ります。また、ヒ素に着目すると、ダム湖に流入する湯川のヒ素濃度は、処分場からの浸出水のヒ素濃度を大幅に上回っています。以上のことから、処分場から浸出する水により土壌が汚染される心配はないと考えられます。




堆積と浚渫、塵も積もれば山となる


ダムには土砂が堆積する。それが分かっているから堆積容量が予め確保してある。
しかし予想を上回るペースで堆積していたり、出来るだけ多くの貯水量を確保したいと考えたり、最初に予定した寿命よりも長いことダムを使いたいということになれば、堆積している土砂を取り除く(浚渫工事を行う)必要がある。
但しそれには費用が相当かかる。さらに一度行ったからと言って根本的な解決にはならない。浚った土砂をどこに運んで廃棄するのか利用するのかという問題も生じる。
浚渫工事を行うくらいならば、ダムの容量をさらに大きく改造してしまえという考えもあり、実際にその方法を採る場合もある。
それくらい浚渫工事は割の合わない対策と言えるのかもしれない。
それを品木ダムは行っていると言う。
浚渫を行っているのに、記事に基づけば完成から35年で総貯水容量の75.8%もほども堆砂しているというのだ。
それともその記事後に浚渫を行うようになったということなんだろうか。
ともかく品木ダム無しでは再び死の川に戻るしかないというのに、品木ダムは満杯が見えてきたような状態だったわけである。

そして、「品木ダムの堆積物に含まれているヒ素は、天然の成分として河川水に元々含まれていたもの」と書かれているが、塵も積もれば山となるという言葉があるように、1単位的にはどんなに少量でもそれを集めれば(貯めれば)(溜まれば)少量ではなくなってくる。そのことを無視した書きっぷりである。
治療に使用する薬だって適量ならば問題ないが、その薬を貯めて飲んだら大問題になったり、他の薬との飲みあわせに適さなかったり、飲んではいけない人というものがある。
大丈夫だったはずものが大丈夫でなかったということは、幾らでも事例があるだろう。
自然の土や川にあるくらいは問題ないとしても、それを溜めたら間違いや予期せぬことが起こるということはあり得ることである。
ダムは薄めることの逆(ヒ素の濃縮)を行ってしまう結果となりうる。

上流に天然のヒ素化合物鉱床がある河川はヒ素で汚染されているため、高濃度の場合、流域の水を飲むことは服毒するに等しい自殺行為である。低濃度であっても蓄積するので、長期飲用は中毒を発症する。慢性砒素中毒は、例えば井戸の汚染などに続発して、単発的に発生することもある。

IARC発がん性リスク一覧で、ヒ素およびヒ素化合物は最もリスクが高い「グループ1」に分類されている。
2004年には英国食品規格庁がヒジキに無機ヒ素が多く含まれるため食用にしないよう英国民に勧告した。これに対し、日本の厚生労働省はヒジキに含まれるヒ素は極めて微量であるため、一般的な範囲では食用にしても問題はないという見解を出している。






by yumimi61 | 2019-11-15 16:41